だから僕はひとりで旅に出る

人間は汚い。人間は醜い。人間が怖い。だから僕はいい人に会いたくて旅に出る。オープンウォータースイマーの練習と大会の記録

山口一人旅 2

2009年07月08日 17時27分23秒 | 西海国立公園九十九島オープンウォータース

098 旅行に行くといつも早く目覚める。6:00からお風呂へ。

朝食はやっぱりちょっと残念な内容だった。

食後はまたお風呂へ。

今日は高速道路を使わずに移動する。時間だけはたくさんあるのでゆっくり観光して帰ろう。

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110_2  まずは錦帯橋へ。

冷静にみると特に大したモノでは無いのだが、何だろう? とても雰囲気がいい。ちょっと変わった橋というだけなのに、なんか癒される・・・。不思議な場所だ。

124 途中広島市を通ったので広島大学に寄ってみた。医学部は街中にある。入学案内が欲しかったが、無かった。

それから尾道市へ、「尾道ラーメン」を食べに行く。近くラーメン屋をナビで探して適当に入ってみた。芸能人の写真が沢山飾ってある。どうやら有名な店らしい。旅行中にご当地ラーメンをよく食べるが、3番目に美味かった。しかし、日本人がラーメンに執着する理由はよく分からない。確かにウマイことはウマイが、さぬきうどんの方がいいなぁ。

国道2号線は高速道路のような区間がたくさんあり、予定より早く着きそうだ。

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明るいうちに瀬戸大橋を渡るのは珍しい。

7時に帰宅。疲れたなぁ。


山口一人旅

2009年07月07日 22時06分43秒 | 西海国立公園九十九島オープンウォータース

7/5  オープンウォーターの大会が終わり、やっと一人旅モードへ。今日の宿泊は「山口県湯田温泉」。長崎から3時間かかる。レースの後の3時間のドライブはしんどい。

079  7時に到着。今日の宿は、おかみ劇場で有名な「西の雅 常盤」。とりあえずビールを一杯。今回の宿泊プランにはビールが特典で付いていた。そして温泉へ。湯に浸かっていると、今日の2.5kmレースの事ばかり考えてしまう・・・。俺はまだまだ弱い・・・。15年振りに水泳を始め、オープンウォーターをやりだして2年。俺はまだ強くなれるのだろうか・・・。四万十川水泳マラソンまで1ヶ月を切った。

                                                       

夕食はタンパク質を補給するため「しゃぶしゃぶ」を選択した。口コミ通り食事はだめだ。しゃぶしゃぶ鍋が小さい・・・。そしてかなり時間がかかったにも関わらず鍋の温度が低いまま・・・。野菜はいつ切ったものかわからない。豆腐が凝固剤と消泡剤を使ったものだ・・・。でもかなり安いからいいか・・・。

080083 そしておかみ劇場へ。正直、それほど面白いものでは無かったが、ご高齢の皆さんには大ウケだった。ナニがそんなに面白いのかよく分からなかったが、俺は最近の芸人のおもしろさも理解できないので笑いのツボの違いだろうか・・・。

086 おばさんに殿様カツラと着物を着せられて、前に出されそうになりましたが、すみません・・・。無理です・・・。よう出れんかったです・・・。

 

                                                 

                                                             

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そして再び温泉へ。

とても空いていて、どこの湯船も貸し切り状態だった。ゆっくりしよう。

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表彰式とその後

2009年07月07日 17時56分48秒 | 西海国立公園九十九島オープンウォータース

    068                                      この大会は数年前に一度実施され今年復活したそうだ。オープンウォーターの大会は自治体主体とイベント会社主体のものがあるがこの大会のように自治体主体の方が圧倒的に優れている。採算を度外視できるというのもあるのだろうが、やはりボランティアの皆さんの協力が大きい。今回の大会はそれに加え自衛隊の方々の協力もあり、撤収もとんでもないスピードだった。

  001                                                      表彰は、年齢別2,5km・800m。総合表彰2.5km・800mの4回もして頂いた。大会中に知り合いになったトライアスリートの方に写真をとってもらった。今回は意外に多くの人と話をしたと思う。沖縄OWSで一緒にリレーに参加させていただいた小金井さんとも再会できた。ただ、小金井さんはわざわざ香港出張の途中にこの大会のために帰国したが、 残念ながら棄権した。足の不調が原因だが、スゴイ勇気だなぁ。俺なら「もったいないからとりあえず出るか」って感じになるだろうな・・・。

                           067                                                                                                                                大会終了後、鈴木君たちと佐世保バーガーを食べに行った。どうやらお二人は長崎空港からレンタカーで佐世保まで来たが、夜遅くレンタカーがパンクして大変だったそうだ。修理出来る所が見つからず、ホテルにチェックインしたのは夜の11時だったとは・・・。俺、その頃完全に熟睡中でした・・・。どうもすいません・・・。そんな状況でも総合4位って! スゴイな!

073070  佐世保バーガーのお店は混んでいた。50分待ちって・・・。

とにかくデカイ!ウマイ!大会の後の体調が悪い時じゃなく元気な時にまた食べたい。

なんか若いお二人にヒゲ面のおっさんがくっついていってなんか悪い気がした。その後、お二人をレンタカーの修理工場まで送り、お別れとなった。次回はあなんオープンウォーターで再会となる。新しい友達ができたような気持ちだ。


西海国立公園九十九島オープンウォータースイム 800m 

2009年07月07日 09時29分41秒 | 西海国立公園九十九島オープンウォータース

 7/5   今回は2.5kmと800mの種目があるのでダブルエントリーした。ただ、2.5kmと800mの間が1時間しかない。前回の沖縄オープンウォーターでは回復しないままリレーに出場してヒドい目にあった。今回はしっかりリカバリーと栄養補給を行った。しかし、広背筋・三頭筋が痛いまま・・・。棄権も考えたが、2.5kmの負けが悔しくてヤケクソで出場した。

 スタートは第一ウェーブでスタートできた。ペースは少しゆっくり目だ。筋肉をほぐす感じで200mほど泳いだ。そこからトップになり350mの第一ブイでペースをあげた。意外に楽に泳げるなぁ。そのままスムーズにゴールした。

054 ゴールすると大勢の自衛隊の隊員の方々に引き上げられ驚いた。救助された感じだ。800mが一位になれたので、ヘコんだ気持ちが少し救われた。

800mには鈴木君の彼女さんも出場していた。レースとは思えない優雅な泳ぎだなぁ~。性格が泳ぎにででるな。


西海国立公園九十九島オープンウォータースイム 2.5km

2009年07月06日 22時57分40秒 | 西海国立公園九十九島オープンウォータース

  046         048_2                                              7/5 いよいよ当日の朝になった。今朝もすっきりと5時に起きる事が出来た。いつも通り入浴。ホテルの朝食は7時からという事なので自分で用意した。そしてストレッチ。最近ずっと調子が悪かったが今日は疲労感が少ない。                     

032026  今日は出来るだけウェットスーツを着るタイミングを遅らせる為、水着でアップすることにした。今までに経験した事がない程穏やかな海だ。

今回は実力者が多い。いつも通り参加者を調べてみたが俺と同じかそれ以上のレベルが7人いる。一位から8位までの可能性があるわけだ・・・。その中の一人、以前「せとうちオープンウォーター」で会った鈴木君と再会した。初めて会ったのは沖縄の今帰仁オープンウォーターだった。その時の大会でもあらかじめチェックして知っていた。彼女と2人で来ていたので普段の俺なら絶対に話しかける事は無いのだが、帰り道が同じだった事と、二人の雰囲気がとても良かったので普通に話しかける事が出来た。人見知りの俺にしてはとても珍しい事だ。

 2.5kmのスタートは3グループに分けてのスタートになるらしい。トライアスロンのウェーブスタートだ。ウェーブスタートは第一ウェーブが有利だ。沖縄オープンウォーターはこのおかげで河野さんに勝てたようなものだが、問題は今回40歳代の俺は第2ウェーブスタートということだ。駆け引きはできない。20歳30歳代の2分遅れでスタートとなる。

017_2   スタートは大したバトルはなくすぐに前に出る事ができた。350mの第1ブイですでに一人には追いついた。第2ブイは850m先だ。中間のブイは無いが波がないのでとてもよく見える。しかも第1ウェーブの人たちがいるのでコースがとてもわかりやすい! これは結構泳ぎやすいかも! どんどん抜いていく。調子は悪くないようだ。肉離れの足も問題ない。しかし、どんどん抜いていくと、集団や平泳ぎを抜いていくのがかなり大変だ。なによりペースが掴めない。今泳いでいるペースが速いのか遅いのか全く分からない。第2ブイを回った時に第3グループを捉えた。しかし。第2グループは100m近く離れている。ここから850mは完全に一人旅になった。第2グループとの差は50mぐらいだ。追いついてみるか。ラスト350mになってスパートした。背筋と三頭筋の疲労が大きいが泳ぎは悪くない。結局追い抜くことは出来ず、8着でゴールした。問題は一着の選手が俺よりも2分前にゴールしたかどうかだ・・・。

055   残念ながら結果は2位だった・・・。その差は1秒・・・。何の1秒だったんだろう。残念・・・。ゴールゲートのロスタイムか? ライフガードに「先頭集団はどこですか?」と聞いた時のロスか?第二ブイで集団を抜くとき大回りしすぎたか? 同時にスタートしていたら勝てたのか? そう簡単ではないだろう。1位の選手はぶっちぎりだったらしい。ぶっちぎりになっていると,もうレースではなく泳ぎを楽しんでしまうので、1位の選手はまだまだ余力があったのかもしれない。終わった今となっては判らないし考えても無駄だ。しかし、はっきり判っていることがある。それは7着の選手を抜いていれば、今回は間違いなく勝てたということだ。なぜラストスパートの時、一人でも多く抜くという事に執着できなかったのだろう・・・。今回は駆け引きが出来ない。1人でも多く抜き、1秒でも速く着くという事に執着していなかった・・・。               今回のレースは今までにない経験だった。四万十川水泳マラソンに向けて、勝負にこだわる執着心を学んだ。レースの前もレース中も、自分の出来る事を全身で、全開で、全力で、出来る限り速く、出来る限り強く。  四万十は絶対に勝つ。