だから僕はひとりで旅に出る

人間は汚い。人間は醜い。人間が怖い。だから僕はいい人に会いたくて旅に出る。オープンウォータースイマーの練習と大会の記録

家島OWS その後

2016年08月22日 07時07分14秒 | ひめじ家島オープンウォータースイム大会
最後に差されるという一番恐れていたタイプのレースになった。

しかしそれほどがっかりというわけでは無い。

レースとしてはずっと後につかれた相手に負けるという良くないレース展開だったが、多分今回四万十に続き納得の泳ぎだったと思う。
少しずつ泳ぎが戻っている様な気がする。いや!そうであってくれ!

masapon君がゴールしていた。座って話をしていると皆さん続々とゴール。波打ち際に座ってみんなでレースの話をする。この時間は良い。同じ時、同じ場所で同じ苦しみを味わった仲間だ。

まぁ、masapon君とは全く一緒に泳げていないけれど・・・。レベルが違いすぎる。レース中に同じ「エイを見た」というのが唯一の共感(笑)

この大会はゴール後のポカリがキンキンに冷えている。お弁当のお茶も冷えている。400人を越える大会で冷えた飲物を提供するのは大変だろう。心配りが素晴らしい。
駐車場が大変でも、朝の移動が大変でも、人気なのはここにあるのかもしれない。

どうやら以前のような年代別表彰は無く総合だけになったようだ。年代別の入賞者は本部まで賞状とメダルを取りにいく。

「40代3位です」と伝えると受付の方が

「表彰です!」と声をかけスタッフが集合して祝福して下さった。

全ての入賞者に対して行われている。こういう心配りも素晴らしい。

写真のほとんどは番長さんからいただきました。ありがとうございます。

せとうちOWSのリレーは私の代わりにヤマノさんが出場して下さるらしい。有り難い。よろしくお願いします。

帰りの船は完全満席だった。ヤマノさんお別れし、番長さんたちともお別れし、かなり遠い駐車場に到着。汗だくだ。

帰りはどこにも寄らず快適な2号線とブルーライン、瀬戸大橋と乗り継いで6:00に帰宅。

レース結果はともかく、泳ぎが戻ってきているのを感じることが出来たレースだった。





姫路家島オープンウォーター スタート

2016年08月21日 20時46分04秒 | ひめじ家島オープンウォータースイム大会

カウントダウンでスタート。

両端の選手と接触しながら進む。離せない!
スタートで引き離すほどの泳力は無い。ぶつかりながら進む。200mでもまだ併泳。

左に大集団がいる。300m程で空いてきたが左の集団は遙か前。30人近くいる。
左に合流して追い上げる。遅い・・・。この泳力の選手の後ろにいると言うことはスタートは明らかに失敗したらしい。

どんどん抜いていくが先頭集団はもう見えない。
800m前でようやく第二集団に追いついた。女子が2名もいる。現役の子がたくさんいたからなぁ。おっ?コガさんもいる。

前に出て行くと。ん? 前に一人だけ女子がいる?4m前だ。

この集団の男性2人。慣れていないのかぶつかりまくってくる。何なんだ?少しペースを上げて先頭に出る。
前の単独の女子とは差が大きくなっている。

後の5人はまだすぐ後にいるらしい。何度も足を触られるがそれ程ストレスでは無い。
クラゲがたくさん見えるが刺されることは無い。

ビクッ! 何だ? エイだ! 泳ぎながら見ると怖い。

集団の先頭で進む。遠いなぁ。ようやく2400m。 後ろの集団はそのままだ。

このまま最後まで就いてこられると最後に差される! 後の5人に抜かれると順位は大きく下がる・・・。
こ、怖い・・・。最後に並ばれたときついていく力が残っていなくて一人置いていかれるイメージがわいてきた。

こ、怖い。

レスリングの吉田沙保里さん。勝つ事が当たり前だった彼女も今回のオリンピックでポイントを取られた後の残り時間、自分が「負けるかもしれない」という恐怖を感じただろう。数えきれぬほど負けまくった俺でも、たとえ草レースでも負けるのは怖い。
あんな大舞台で、勝つ事が当たり前になっている彼女が敗北する事は自分が自分で無くなると感じるほどの、死に匹敵する程の凄まじい恐怖だっただろう。王者には王者の苦悩があるんだなぁ。

そんなことを考えながら泳いでいた。どうやらペースが落ちたらしく男性二人に並ばれた。その内の1人が前に出たので後について温存などと考えてしまった。
・・・、全力じゃ無い・・・・

後につくが余りにも遅い。こんな速さだったのか? 横に並んだらいきなり平泳ぎになり蹴られた。
右に並ぶと右に。一度引いて左に並ぶと左に寄ってくる。何なんだ?再び前に出る。

最後のブイが近づき再び後の二人が上がってきた。湾内に入るところでまた蹴られる。(笑)

ゴールゲートが見えてきた!

4人が並んだ! ラスト300m!

ここから全力! 100m程で平泳ぎキックの男性と2人だけになった。まだ少し負けている。
さらにペースを上げるが少しずつ置いていかれている。ちくしょう。サプリをちゃんと摂っていないことを激しく後悔した。

泳力は向こうが上らしい。全開でも追いつけない。そのまま体一つ分負けたままゴール。

男子総合9位。年代別3位と後で知りました・・・・

家島OWS 当日

2016年08月21日 13時54分58秒 | ひめじ家島オープンウォータースイム大会
5:00起床。入浴、ストレッチ
昨日購入しておいたおにぎり、お味噌汁、ヨーグルト、ゼリーで朝食。

6:15チェックアウト

6:35港到着。とここまでは全く問題なぃ
ところが今回も駐車場がない!!

昨年の1kmだけだと思っていたが今日もだ‼
4箇所の駐車場全て満車。これは棄権か・・・。

船の出航時間ギリギリに関係者駐車場が解放になり駐車出来た。
急いで乗り場へ。

7:10出航。番長さんたちと合流。

いつものようにキャスター付きのクーラーボックスに椅子とバックを乗せて運んでいると「バキッ!」
あっ、お、折れた・・・。

これは困った・・・。折れた部分を持ちながら汗だくで会場へ。


この大会は船の時間が早いがレースの時間はゆっくりだ。もう少し船の時間が遅いと有り難い。

椅子とパラソルを用意して1時間ほど待つ。ヤマノさんにお土産を頂いたが手ぶらだ。スミマセン。

ハラダさんや、ゴンさん、そして久しぶりにサンタさんにもお会いした。
サクライさんもやって来た。
masaponくんとお母様とお話し。腰の調子がやはり良くないそうだ。それでも私から見ると超人です。


9:10。早めに向島に渡ってアップをする。あっ!サプリメント置いてきた! 
スーパーバームもアミノバイタルもジョミも無い! ガーン・・・・。

しかもスタートは10:40! もっとゆっくりすりゃ良かった。

アップした。調子は良くないが明らかに赤穂の時よりは良い。
かなり泳げる若者たちが多い。かつて無い高レベルだ。というより番長さんもオダさんもヤマノさんもみんな速く見える。
たまにプールでお会いする結構泳げる人たち。その人たちよりこのメンバーは明らかに速いのだから当たり前か・・・。

凄い人数だ。スタート場所に困る。なるべく初心者っぽい人の隣でスタンバイしたかったがそんな余裕は全くない大混雑。
家島が遠く感じる・・・。

先日エビアレルギーが強めに出たので薬を飲んでおいた。レース中の副作用は心配だが実験しておく必要はある。








家島OWS その後

2015年08月23日 08時25分32秒 | ひめじ家島オープンウォータースイム大会
ゴールして波打ち際に座ってmasapon君とお話。さすがの強さです。
何度か同じレースはあったが近くで泳いだのは今回が初めて。一緒に泳ぐと友情のような奇妙な感情が生まれる。唯花よりかなり年下なのに(笑)

ダウンを200mほど泳いで、ウェットの処理。

同じペースの福永さんが当然50歳代1位。しまやんさんのお友達の竹田さんが40代2位。そしてしまやんさんが40代3位となり、たまたま同じテントの3人が40歳代1・2・3位となった。


表彰式は年代別も丁寧に表彰して下さる。



受賞者は椅子が準備されている。暑い!
マンサクさんの苦手なタイプのちゃんとした表彰式だ。(笑)
皆さん嬉しそうだ。大人になって普通に生活していると、表彰台で表彰されることなんて絶対ない。

この大会は中高生はともかく、大人の部は初心者のための大会なんだなぁ。出場してはいけない大会だったな・・・。masapon君が居てくれて本当に良かった。

表彰式後、臨時フェリーで姫路港に戻る。masapon君とお母様に手を振りお別れ。またお会いしましょう。



行く時はヘコんで乗っていただけの船だが帰りはデッキに出て景色を楽しんだ。
時計を見ると思ったより早い! 急げばマリンプールに間に合う!

急いで車に戻り、福永さんとしまやんさんとお別れして岡山へ。


オープンにして快適なブルーラインを走る。いつものように海鮮丼を食べマリンブールへ。


夜のマリンプールは初めてだ。月が出ている。ここは夜も気持ちが良い。

混んでいるなぁ。岡山は練習している人が多い。水泳が盛んなのだろうか。

UP  50m×8

S   100m×8

LSD 2000m

Down 50m×6       3300m 

瀬戸大橋を渡っている途中でナビが香川県に入ったことを告げた時、丸亀の花火が目に入った。橋の上から見る花火も綺麗だなぁ。唯花が小さい頃場所取りをして見に行ったことを思いだした。

人生は素晴らしい。

 





ひめじ家島オープンウォーター スタート

2015年08月23日 07時29分45秒 | ひめじ家島オープンウォータースイム大会
右側がキープできず前列左、masapon君の左側からスタート。


おぉっ! さすが1km! かなりのハイペース! 左の選手が速い! masapon君以外にも速い高校生がいたのか?
いや、違うな。この泳ぎは最初だけだろう。

右からmasapon君が来た。3人で120m程度の第一ブイを回る。ターンで先頭になったが、ん? masapon君が出る!? いつもは待ち専門なのになぜ? しかも速い! やはり先に行われた中学生たちを上回る為か? 後からわかったが「最初から飛ばせ」というお母様のアドバイスだそうだ。お母さん、ナイスアドバイス(笑)

ペースを上げて付いて行く。序盤からフォームがデタラメになるくらいハイペース。

第2ブイまでは潮の流れが逆向き。しかしなんとか付いていける。1周目の終わりの第3ブイでもまだついて行けている。後ろはいない。
気分が乗ってきた。やっぱりレースは良い。全力を出すのは素晴らしい。

しかし、か・体が・・・。1000mで必要なのはタイプ3の筋肉。俺に欠けている筋肉だ。タイプ2に疲労物質が溜りタイプ1の収縮の邪魔をしている。

少しずつ離されてきた。第1ブイでもう3m差になっている。第2ブイの直線でさらにmasapon君のペースが上がる! さすが1500m16分40秒! ぐくっ! ま、負ける・・・。

第2ブイを回って最後の直線! 差は10mに広がっている。しかし緩めることはできない。前レースのの中学生達に勝たねばならない。最後まで全力!

緑のマットに辿り着き手が着く深さになり立ち上がり走る。ゴール! 2位。10秒差だった。順当な結果。いや上出来だ。