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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

日本語VS英語

2018年08月20日 | 研究
これは8月下旬に日本土壌肥料学会で発表するポスター。
意見発表に出場するメンバーが大会終了後、
1年生のJr.を連れて参加する予定です。
実は発表内容はストックホルムの国際大会のものと大差ありません。
乱暴な言い方をすると日本語で発表するか
英語で発表するかの違いだけです。
とはいっても日本代表の練習量が
圧倒的に多かったので発表のうまさや理解度は
当然、英語組に軍配が上がります。
しかし学会に出場する日本語組は
何といっても日本語なので理解しやすく
すぐ話せるので練習次第ですぐに追いつくはずです。
写真は説明する日本語組とそれを聞いて質問する英語組のメンバー。
1学期に集中的に研究して秋からは全国の発表会をはしごする。
10年間、自分を育てるために継続してきた
チームフローラならではのルーティーンです。
「戦う植物研究集団」とはこの姿勢を形容したチームの別名。
フローラ最後の秋が始まりました。

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紫色の野球帽

2018年08月19日 | その他
昔の荷物を整理していたらこんな野球帽を見つけました。
写真の関係で青く見えますが本当は紫色、
そしてちょっと斜体のKの文字。
もちろん今、甲子園で大活躍の金足農業高校の野球帽です。
今から10年以上も前、金足農業高校を訪ねる機会があり
その際、お土産にとこの応援団がかぶる野球帽をいただきました。
確か秋に訪問したと思うのですが
その年も甲子園に出場していました。
農業高校が甲子園で活躍している姿は残念ながら
そう見ることはありませんが、
この金足農業高校だけはちょくちょく目にします。
名農と同じ東北であり、さらに同じ農業高校。
応援したくなるのは当たり前。
どこまでいけるか楽しみです。
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農と工のドラマティックな出会い

2018年08月19日 | 環境システム科
施設園芸班の温室に見事なメロンが実っています。
それもなんと水耕栽培です。
メロンは作物の中でも栽培が難しいといわれます。
植物生理に基づいたきめ細やかな管理をしないと
立派なメロンが育たないからです。
さすがは施設園芸班。精密農業とも呼べる高い技術に脱帽です。
さて詳細なデータをとって科学的に生育を管理していく
営農戦略を「精密農業」(Precision Farming)といいます。
どこにいても水温や地温、湿度などの情報を得ることができるリモートセンシング。
カメラや宇宙船の画像を分析して生育状況を判断する画像解析、
最近、名農でも取り入れた話題のドローンなんかも
この精密農業を支える技術として有名です。
実は環境システム科ではメーカーと連携して
温室にまもなくこのような精密農業を可能にする
センサーなどを取り付ける計画が進んでいます。
まさにハイテクロボットのような温室になるかもしれません。
「農と工のドラマティックな出会い」
環境システム科の初代キャッチフレーズが再び輝きだしました。
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夢は終わらない !

2018年08月19日 | 環境システム科
チームが本拠地とさせていただいている馴化温室。
そこに同居しているのが環境システム科の施設園芸班。
水耕でいろいろな作物栽培に挑戦しています。
中でも昨年はショウガの水耕栽培に成功し
新聞に紹介されるなど大いに話題となりました。
驚くことに指導されたのは工業の先生。
おそらく工業ならではの理論に基づく
緻密な管理の賜物だと思われます。
さて今年、挑戦しているのは青森県特産のナガイモ。
根菜のナガイモを礫耕で育てようという試みです。
しかし水耕にせよ礫耕にせよ栽培するベッドは浅いもの。
1mにもなるナガイモなんて育つはずがないと
思うのは当たり前の感覚です。
ところがこの発想はその上をいっています。
なぜ1mもの長さにしかければならないのか?
スーパーマーケットで販売されているナガイモは
みんな短く切ってパックに入ってます。
持ち運びの便利さもありますが、
大家族でない限り一度にたくさん使わないからです。
切るとどうしても切断面が褐色になってしまいます。
だったら最初から10cmや20cmの
ナガイモの方がいいのではないか。
そんな発想から礫耕で長くない?ナガイモを
たくさん育てようとムカゴを植え付けました。
収穫はこの冬。簡単に手で収穫でき
わずか1年で出荷できるのがメリットと考えています。
実はこの研究はチームフローラがかつて
取り組みましたが、担当メンバーが卒業したため
中途半端になっていたものです。
解散するチームに代わって、水耕栽培のプロ集団である
施設園芸班がきっと夢を実現してくれるはずです。
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植物に学び、植物を活かす!

2018年08月18日 | 環境システム科
チームが実験しているトウモロコシの水耕栽培。
驚くことに屋外で実施しています。
金魚を飼育した人なら知っていると思いますが
栄養分のいっぱい入った水を光に当てると
すぐ緑の藻類が発生し、匂いも臭くなってきます。
これが富栄養化によって発生した水質汚染です。
ところがこのトウモロコシの入っている水をご覧ください。
緑になるどころか透明で、根までよく見えます。
これはトウモロコシによって中の栄養分が吸収されたので
藻類が発生しなかったのだと考えられます。
これこそチームが求めていた植物による水質浄化です。
何十回と同じような実験をしてきて感じるのは
水中根の伸長がいかに大切かということ。
当たり前ですが根が伸びたものほど浄化力が高いのです。
植物は何もいいませんが、
その姿でいろいろなことを教えてくれます。
植物に学び、植物を社会に活かす。
生命を扱う農業高校ならではのダイナミックな学びです。
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