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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

フルーツの里

2009年12月19日 | 学校
リンゴの選果機です。重さ?大きさ?によって選別するようです。
さすが青森県、それも「フルーツの里」南部町にある学校です。
ところで名農のある南部町はリンゴがたくさんとれることで有名です。
リンゴの産地は青森県の他に、長野県や岩手県などたくさんあります。
またそれぞれの県にはたくさん栽培している市町村があります。
この南部町、全国でリンゴの収穫量が多い市町村ベスト10に入るんです!
青森県のリンゴの大産地は日本海側の津軽地方です。
それでは冷涼なヤマセが吹き込む太平洋側に位置するはずの南部町が
たくさんリンゴを栽培しているのはなぜでしょうか?
じつはこの南部町は、少し内陸にある山沿いの盆地のため
あまりヤマセが入り込めない奇跡的!に温暖な地なのです。
こんな地形や気候の偶然でサクランボは全国2位、洋なしは全国3位、
その他にウメ、ブドウ、モモなど南国の果物以外はすべて栽培できる
「フルーツの里」が生まれたのです。
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冬薔薇無残・・・

2009年12月19日 | 学校
交配用のバラが雪というよりは、
あまりの低温でしおれてしまいました。
気温は-5℃を下回っています。
北国のバラはいつもこんな感じで
シーズンを終えます・・・・。
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冬薔薇

2009年12月18日 | 学校
暖冬のため、育種に用いたバラが
先日までこのようにまだ咲いていました。
冷たい空気のなかでピンクの花を咲かせるバラは
初夏のバラに負けず美しいものです。
・・・と紹介したかったのですが、数日前からの寒波で
あっという間にしおれてしまいました!残念・・・

今日は3年生の研究発表会。まる1日かけて
作物や微生物、食品や園芸福祉など
さまざまな研究を先輩方が全校生徒の前で発表してくれました。
農業高校の科学研究の原点がここにあります。
外は雪で真っ白です!
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葉の不思議

2009年12月17日 | 研究
食用菊の葉です。右の葉は普通のものですが、
左の3列はちょっと違います。
まずよく見ると左端の葉は色が黒っぽいんです。
また真ん中の2列の葉は深く切れ込んでいます。
同じ品種なのに育つ光の質によってずいぶん違うんですね。
なぜなのか?みんなであ~でもない、こうでもないと考えて
いますが、これが楽しいんです。
現在、育て方によって食用菊の有効成分が大幅に増えることも
確認できました。大きな目標にはまだ届きませんが
研究の途中で得たこの面白い現象を、来年3月に
明治大学にて発表することになっています!
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白くならない名久井岳

2009年12月16日 | 学校
今朝の名久井岳です。
降雪はまだ数センチですが、
グラウンドはもう真っ白になりました。
なぜか名久井岳は八甲田のように白くなりません。
それもそのはず。名久井岳は低い山なので
山頂まで木が生えているんです。だから雪が降っても
木々の黒っぽい緑色にしかならないんですね!
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