5日ほど前の青森県南部地方の水田。
ご覧のようにすでにほとんどの穂が出ています。
このように穂が95%以上出た状態を「出穂終わり」といいます。
今年は青森県全体で例年より2日早かったそうです。
さて青森県では近年、「青天の霹靂」など特A品種が誕生していますが
育種を担当しているのは県産業技術センター、つまり試験場です。
昔は日本海側の津軽地方と太平洋側の南部地方では気候が異なるため
それぞれの地域に試験場がありましたが、平成31年3月31日をもって
南部地方を担当していた藤坂試験場が廃止され
今は津軽の試験場が一手に引き受けています。
現在の名農には水田がないので、稲作の試験場を見学する機会はありませんが
なんとTEAM FLORA PHOTONICSは廃止される直前の藤坂試験場を訪れています。
それも学校を通してではなく、夏休みに直接コンタクト。
それでも場長さんは親切に場内を案内してくださいました。
藤坂試験場は全国的に有名な耐冷性品種をたくさん生み出したところですが
冷害の発生もほとんどなくなり、ニーズも耐冷性や多収から良食味に変わったため
その役目を終えたということだと思います。
試験場でフローラが見たかったのは2つ。ひとつは冷害の記録。
皆無作となった年の気温や農家の悲惨な記録が残されているからです。
もうひとつは耐冷性品種の育成現場。試験田では冷たい湧き水をかけ流しては
耐冷性の高い品種を選抜していました。
フローラはその後、この学びから青森県の稲作を柱とする観光プランを考案。
足で稼いだプランは高く評価され、観光甲子園で観光庁長官賞受賞しています。
なお十和田市には今も藤坂試験場の建物が残っています。
ご覧のようにすでにほとんどの穂が出ています。
このように穂が95%以上出た状態を「出穂終わり」といいます。
今年は青森県全体で例年より2日早かったそうです。
さて青森県では近年、「青天の霹靂」など特A品種が誕生していますが
育種を担当しているのは県産業技術センター、つまり試験場です。
昔は日本海側の津軽地方と太平洋側の南部地方では気候が異なるため
それぞれの地域に試験場がありましたが、平成31年3月31日をもって
南部地方を担当していた藤坂試験場が廃止され
今は津軽の試験場が一手に引き受けています。
現在の名農には水田がないので、稲作の試験場を見学する機会はありませんが
なんとTEAM FLORA PHOTONICSは廃止される直前の藤坂試験場を訪れています。
それも学校を通してではなく、夏休みに直接コンタクト。
それでも場長さんは親切に場内を案内してくださいました。
藤坂試験場は全国的に有名な耐冷性品種をたくさん生み出したところですが
冷害の発生もほとんどなくなり、ニーズも耐冷性や多収から良食味に変わったため
その役目を終えたということだと思います。
試験場でフローラが見たかったのは2つ。ひとつは冷害の記録。
皆無作となった年の気温や農家の悲惨な記録が残されているからです。
もうひとつは耐冷性品種の育成現場。試験田では冷たい湧き水をかけ流しては
耐冷性の高い品種を選抜していました。
フローラはその後、この学びから青森県の稲作を柱とする観光プランを考案。
足で稼いだプランは高く評価され、観光甲子園で観光庁長官賞受賞しています。
なお十和田市には今も藤坂試験場の建物が残っています。
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