花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

タンポポの知恵?

2017年12月13日 | 学校
いただいたシロバナタンポポ。
職員室でもちゃんと咲いてくれました。
さてタンポポは咲いたらどのような動きをするかご存知ですか。
答えはこの写真に写っています。
左端に咲き終わった花茎が横に倒れています。
別に水がなくなったのではありません。
開花後は種子を作る準備をしますが
この時、別に茎を高く伸ばしている必要がありません。
逆に伸びているとこれから咲く花の邪魔になります。
そのため茎を横にして種子を作っているのです。
種子ができたらどうなるでしょう。
今度はまた茎を立ち上げてきます。
なぜなら綿毛を風に乗せるには高い方がいいからです。
立ち上がって開花し、横に倒れて種子を作り
また立ち上がって種子を飛ばす。
なかなか優れたシステムだとは思いませんか。
またタンポポの花の茎はご存知の通り中空です。
おそらく前の花が受粉したら
素早く茎を伸ばせるよう髄(中の詰め物)を
省略したのではないかといわれています。
姿形には意味があるようです。

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