
りんごの有袋栽培です。ピンポン玉ぐらいの大きさの時に
2重になった紙袋を被せます。すると病気や害虫からも
守られきれいな肌のりんごになります。さらに途中で袋を
剥ぐことで、白かった肌に光が当たりきれいな色がつくんです。
でもいきなり光に当てると焼けどを起こすので
外袋だけ剥がします。なんと内袋は真っ赤です。
赤い紙を通して徐々に光を当てて慣らすんですね。
そして3~5日たったらこの赤袋も剥がしてしまうんです。
気の遠くなるような作業量。色の良いりんごは
このように手間をかけて栽培しています!
2重になった紙袋を被せます。すると病気や害虫からも
守られきれいな肌のりんごになります。さらに途中で袋を
剥ぐことで、白かった肌に光が当たりきれいな色がつくんです。
でもいきなり光に当てると焼けどを起こすので
外袋だけ剥がします。なんと内袋は真っ赤です。
赤い紙を通して徐々に光を当てて慣らすんですね。
そして3~5日たったらこの赤袋も剥がしてしまうんです。
気の遠くなるような作業量。色の良いりんごは
このように手間をかけて栽培しています!
虫食いがあってはいけないとは思いません。
でもどれだけ手間をかけられたものか、を見て食べたいと思います。
野菜、観葉植物の消毒にはあの手にこの手と・・・
木酢液、竹酢液、唐辛子液等など(現代農業で勉強)いくらでも努力できるもの。
蝶が飛んだ数日後は老眼鏡をし、わりばしで青虫捕り。
バラの葉裏をジーッと見ていると、やはりいます小さい青虫、手でブチッ!
虫の立場になればなんとも残虐な人間ですが。
広大な農地で夏休みも手間をかける生徒の皆さんに拍手を送ります。
でも気がかりは低温、稲の出来はどうなる?
九州の方では高温でも実る稲の研究(もうあるのかな?)が必要だとか。
保存性も高まります。しかし手間がかかること、
赤いりんごにするために光を十分に果実に当てるため
日陰を作る周囲の葉を摘み取ってしまいます。
その反面、糖度が高くならず味は落ちます。
そのためこの栽培は減少してきました。
現在主流の無袋栽培は、色は光が十分当たるので
黒っぽい赤になり葉を摘まない栽培では肌に
色むらもでます。でも甘くて美味しいんです。
かつて東京でアンケートをとったところ
いくら美味しくてもきれいな赤じゃないと嫌だと
いう人がほとんどでした。どちらを選びますか?