これは10日ほど前の名久井農業高校の上空。
ハクチョウが空高くV字編隊を作り、鳴きながら北を目指しています。
その鳴き声は大きく、すぐぞばにいるかのようです。
V字の先が進行方向。先頭を飛ぶと空気抵抗を受けるので、
ときどき後続のハクチョウと位置を変わるといいます。
また先頭の後を飛ぶと逆に空気抵抗が少なく疲労しないともいいます。
これはスケートのパシュートや競輪と同じ。
生物の知恵がスポーツに活かされています。
さて気のせいでしょうか。いつもならハクチョウが旅立つのは
3年生の卒業を見送ってから。したがって3月です。
ところが今年は温暖化なのでしょうか。
2月中旬に飛び立っているのをよく目撃します。
最低気温はまだ氷点下になりますが、最高気温は15度を超える日もあるので、
まんざら気のせいではないかもしれません。
3年生が卒業する前に旅立つハクチョウ。
ついて来い。まるで社会に飛び立つ卒業生を先導しているかのようです。
Good Luck !