
2種類のクリスマスローズが開花しています。
左はいつもご紹介するシューティングスター。
雑種だらけのクリスマスローズにしては珍しい品種です。
クリスマス時期に咲く通称クリスマスローズと呼ばれる原種と
今頃咲くオリエンタリス種の掛け合わせで誕生しました。
今は花の中央の雌しべが膨らんでいることから、開花も終わり結実時期のようです。
右はオリエンタリス。通称はレンテンローズ。
復活祭「イースター」頃に咲く種類で、青森はちょうど今が開花時期です。
2つを比べるとクリスマスローズの血が流れている左の方が
早い開花となっています。この2つの花の大きな違いは咲き姿。
右はみんなうなだれで咲いています。そのため愛好家は鉢に植えて
咲いたら少し高い台に飾って鑑賞します。すると花が見えるから。
玄人ならではの工夫です。さて2つの花の共通点はどこでしょう。
それは花が散らないところ。実は花弁ではなくガク片なので、最後まで散りません。
縁起を担ぐ受験生に一時人気になったのはこれが理由です。
昨日、八戸市でサクラが開花しました。
梅とクリスマスローズとサクラを同時に見ることができる贅沢。
北国の春は一気にやってきます。
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