
先月、8年ぶりに農業クラブ県大会に出場したFLORA。
何もかも懐かしいものでしたが、月日が流れたと感じることが多々ありました。
その中のひとつが会場で出会う先生方。
かつて名農や三農の生徒だった人たちのなんと多いことか。
皆さんもう頼もしいベテラン教師になっていました。
究極は壇上の来賓の方々。県を代表してご挨拶されていましたが
こちらもかつての名農生です。ここにあるのは、
かつて卒業前に名農のあるクラスで作った短歌集「サラバ記念日」。
もちろんタイトルは俵万智さんの「サラダ記念日」のパロディーですが
この最後の頁を飾っているのが壇上の人でした。発行は1988年3月。
サラダ記念日が一世風靡したのは1987年。
まさに世の中の話題だったので、彼らが短歌集を作ったのも納得です。
「目の前をあまりに速く矢が過ぎる いとしく思うこのひとときを」
この短歌集の最後に掲載されている彼の句ですが、
久しぶりの県大会はまさにそのとおり。月日の流れは早いものでした。
さて最後にこの短歌集を「サラバ記念日」と名付ける
きっかけとなった句を紹介します。同じクラスの男子です。
「制服の中に思い出詰め込んで 三月三日はサラバ記念日」
当時の卒業式は3月3日でした。
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