収量調査の結果、培養土ではミニナガイモ、
ナミブ砂漠の砂ではジャガイモのような姿になることを発見したFLORA男子。
土によって形状がこんなにも変わるのかと驚いています。
しかし前回紹介した写真をご覧になればわかるように
中段にあったナガイモは2回りほど小さいのです。
土壌の名前はシラス。魚ではなく鹿児島の白い微粒子の火山灰です。
この地帯は桜島、霧島、開門岳など11もの活火山があり
広大なシラス台地を作っているのは有名。
しかし青森にいると見ることはありません。手に入れたシラスはサラサラ。
これならナガイモも伸びるだろうと期待していました。
するとどうでしょう。収穫しようと掘り返してみるとプリン状態。
保水性がないということでしたが、触るとぷよぷよです。
モンモリロナイトを含んでいるのかもしれません。
プリンに閉じ込められているような状態であれば
下はもちろん横にも思うように成長できません。
おそらくこんな理由で小さなジャガイモ状態になったのだと推測されます。
彼の実験は失敗?かもしれませんが、砂漠の砂は一般の砂とは全く違う触感。
来年はラッキョウでも挑戦してみましょうか。この冬、再考です。