花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

あとは任せた

2022年08月23日 | 研究
まもなくスウェーデンに渡航するフローラハンターズの2名。
帰国予定は9月第1日曜日。約10日間も学校を留守にすることになります。
実は帰国まもなく、環境系の学会で口頭発表することになっています。
なぜなら昨年の秋、この学会主催の大会でフローラの活動計画が最優秀を受賞しました。
今年はコロナのため残念ながら学会はオンライン大会になってしまいましたが、
そこで研究成果を発表しなければならないのです。
内容はざっくりいえば「三和土による除菌」と「塩害抑制技術の開発」という
2つの研究に取り組むというものでした。
しかし塩害抑制に取り組んだ彼女は直前まで国際大会に出場しているので練習できません。
困ったフローラは学会に事情を説明し、2つの研究のうち
「三和土による除菌」についての発表したいという相談をしたのです。
その結果はOK。そもそもわずかな規定時間内に
まったく違う研究を2つ発表すること自体難しかったので,このご配慮には助かりました。
発表を担当するのはフローラハンターズ3人目の女子メンバー。クラス一の才女です。
いつも一人で発表をこなしているので心配することはありません。
すべて任せても大丈夫やってくれるはずです。
予定では海外遠征中に、課題研究が3回、計6時間あります。
その時間を利用して発表や質疑対応の練習をしてもらおうと考えています。
とはいってもさすがに6時間は多すぎます。
またトマト栽培もすでに終了していて、実験するものもありません。
でも時間があまってしまうことはありません。
毎年夏休み明けに取り組むフローラ恒例の行事が待っているのです。
それはなんだと思いますか。
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You may say I'm a dreamer

2022年08月23日 | 研究
TEAM FLORA PHOTONICSは、高校ベンチャーを目指していたこともあり
研究で得た成果を活用して新しいビジネスを起こし
地域の課題解決を図るという夢のある妄想が大好きでした。
特に環境システム科に移籍し、園芸ビジネス類型の傘下に入ってからは
授業でもビジネスを扱うので、もはや妄想は得意分野となりました。
これはちょうど1年前の活動風景。男女2班に分かれて
ビジネスアイデアを考えていますが、消費者ニーズやターゲット、
原価や利益など環境研究には出てこない専門用語と格闘しています。
でも自分たちの研究が世の中のどのような人たちの役に立つのか、
これが軌道に乗るとどのようにして課題が解決されていくのかなど
社会との接点を具体的に考えることになるので、これはこれで楽しい頭の体操です。
科学研究コンクールと同様、ビジネスプランの募集も秋。
今盛んに募集が始まっています。いつもなら8月下旬から9月中旬は
ビジネスプランを立てる期間。しかし今年は水の国際大会に出場することもあり
全員集まって取り組む時間があまりとれそうもありません。
そこで代表が世界で戦っている間、日本に残る4名の三和土チームに
新たなプランを考えてもらうことにしました。
夏休みが終わったのに宿題とは妙な感じですが
昨年も経験しているので大丈夫。どんなアイデアを作ってくれるか
楽しみにしたいと思います。
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