Jr.と共同研究している高糖度水耕トマトの研究。
夏を迎え続々と収穫が始まっています。先日行われたのがJr.の収穫。
先輩フローラを参考に上手に栽培しています。それ以上に面白いのが結果です。
3年生のフローラは根にミスト状態の水を1回15分間供給していますが
1日に5回供給よりは3回、3回よりは2回、2回よりは1回と
少なくなるほど10度以上の甘いトマトができることを明らかにしました。
水分が少ないほど甘くなるというトマトの特性を生かした栽培法です。
しかし残念ながら5回供給しても水不足は免れないようで
茎はどんどん細くなり葉も枯れ、実付きも悪くなってしまいました。
間違いなく甘くて美味しいトマトですが、これでは失敗です。
それを見ていたJr.は散布回数を8回、11回、16回と増やします。
すると葉が枯れることはなく、どんどん実をつけるようになりました。
そこで肝心の糖度を測定したところ、水分の供給が多くなったことから
8回、11回とも糖度は8〜9度程度。
高糖度トマトは糖度10度以上をいいますから、成功とはいえません。
ところがある工夫をした16回がなんと10度どころか12度にもなっています。
工夫は水を供給する時間帯。日中は1時間に1回、計12回と多めに与え
夜間は3時間に1回とぐっと抑えたのです。
糖分を合成する光合成は日中に行われますが、反応に水は不可欠です。
日中に水を供給されたトマトはきっとどんどん糖分を合成したと思われます。
また水不足になるとトマトは糖度を高める反応をします。
したがって光合成ができない夜間に水不足を感じて糖度をあげる反応を起こすので
呼吸で消費されても減りにくく、その結果、高糖度になったのではないかと考えています。
水耕栽培ながら高糖度。ポイントは水量と時間でした。やったねJr.。
夏を迎え続々と収穫が始まっています。先日行われたのがJr.の収穫。
先輩フローラを参考に上手に栽培しています。それ以上に面白いのが結果です。
3年生のフローラは根にミスト状態の水を1回15分間供給していますが
1日に5回供給よりは3回、3回よりは2回、2回よりは1回と
少なくなるほど10度以上の甘いトマトができることを明らかにしました。
水分が少ないほど甘くなるというトマトの特性を生かした栽培法です。
しかし残念ながら5回供給しても水不足は免れないようで
茎はどんどん細くなり葉も枯れ、実付きも悪くなってしまいました。
間違いなく甘くて美味しいトマトですが、これでは失敗です。
それを見ていたJr.は散布回数を8回、11回、16回と増やします。
すると葉が枯れることはなく、どんどん実をつけるようになりました。
そこで肝心の糖度を測定したところ、水分の供給が多くなったことから
8回、11回とも糖度は8〜9度程度。
高糖度トマトは糖度10度以上をいいますから、成功とはいえません。
ところがある工夫をした16回がなんと10度どころか12度にもなっています。
工夫は水を供給する時間帯。日中は1時間に1回、計12回と多めに与え
夜間は3時間に1回とぐっと抑えたのです。
糖分を合成する光合成は日中に行われますが、反応に水は不可欠です。
日中に水を供給されたトマトはきっとどんどん糖分を合成したと思われます。
また水不足になるとトマトは糖度を高める反応をします。
したがって光合成ができない夜間に水不足を感じて糖度をあげる反応を起こすので
呼吸で消費されても減りにくく、その結果、高糖度になったのではないかと考えています。
水耕栽培ながら高糖度。ポイントは水量と時間でした。やったねJr.。