花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

これも商品になるんだ!

2015年05月30日 | 学校
先週、岩手県の山田町支援活動に参加した際
途中で止まった道の駅で発見した農産物。
なんと雑草のスギナではありませんか。
それも結構なお値段がついています。
いったいどのように利用するのか調べてみると
スギナをお茶にして飲むようです!
生活習慣病や花粉症に効果があるらしく
インターネットにはたくさん紹介ページがありました。
口に入れるものなので当然無農薬だと思うのですが、
いろいろなものが商品になるのだと
あらためて感心させられました。
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ホースの秘密

2015年05月30日 | 研究
チームが使っている順化温室にはメンバーによって
たくさんの植物が栽培されています。
この時期の日課は水やり。
忘れてしまうとすぐぐったりするからです。
3年生ともなるとよくわかっていて
よく放課後に乾燥具合をチェックしに来ています。
ところが約1週間前のこと、大騒ぎをしていました。
というのはどうやらホースが劣化し、途中に穴が開いたらしく
水やりしようと蛇口をひねったらそこから勢いよく
水が飛び出しずぶ濡れになったというのです。
これでは困るので新しいホースを購入しました。
このホーズの売りはしなやかだけど折れにくいこと。
今までホースはすぐに折れて水が止まり困っていたからです。
さて最近のホースは中にひもが交差するように編まれています。
これには理由があります。
水圧によってホースは膨らみますが、
円周方向と縦方向にかかる力は違います。
細長い風船を膨らませようとすると途中が先に膨らんでしまうように
円周方向にかかる力の方が大きいのです。
したがってホースにも同じようなことが起こってしまいます。
それを防ぐために右巻きと左巻きのひもで補強しているのですが
その交差角度はホースの縦軸に対して45度ではなく、54度44分。
この絶妙な角度で縦と円周方向にかかる力が同じくなるように
調整しているというから驚きです。
しかしこの角度のひもはミミズなどの円柱形の生物もすべてもっています。
なぜなら静水骨格といって体内に骨がなく液体でできてるため
ホースと同じような圧力がかかるからです!
途中で破裂したら生きていけませんからね。
それではミミズのひもは何だかわかりますか?
それがコラーゲンというお馴染みのタンパク質でできた繊維。
生物から学ぶことがたくさんあります。
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ドリップ式?

2015年05月30日 | 環境システム科
これは水耕栽培の装置ですが、
ちょっと変わっています。
土代わりのロックウールでシシトウを育てていますが
黒いチューブが見えます。
その先からは水が少しずつロックウールに落ちています。
ロックウールの下は養液タンクですが
これはじわじわと上からも養液をたらす方式のようです!
これをドリップ式といいます。
まるでコーヒーのようですね。
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