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昨年私は、朝日新聞社から「スウェーデンに学ぶ持続可能な社会 安心と安全の国づくりとは何か」(朝日選書 2007年2月)を出しました。今年1月1日から、このブログを書き始めました。
そして、去る9月25日の日本経済新聞の「経済教室」で、前欧州連合代表部大使・朝海和夫さんが書かれた「低炭素社会構築の道筋 中 成長・福祉と同時対処を 欧州の姿勢参考に 対立克服へ指導力発揮」を読み、たいへん意を強くしました。
私がこの本で、そして、このブログで書いてきたことの趣旨が朝海さんのこの記事で見事にまとめられ、再現されていたからです。ぜひともこの記事の後半(赤枠部分)を読んで、考えてください。何のコメントも必要ないと思います。
実は、ここに書かれていることを10年前に行動に移したのが、私が理解するスウェーデンなのです。私が理解する日本の現状もここに書かれているとおりです。
上のスウェーデンの状況と直接比較・検討するのに役に立つ日本の状況を、千葉商科大学教授・の三橋規宏さんが、9月26日の日本経済新聞の「経済教室」の欄に掲載された「低炭素社会 構築の道筋 人口減の『追い風』生かせ」<下>(<中>は今日とりあげた前欧州連合代表部大使・朝海和夫さんの寄稿です)で紹介しています。ここでも、スウェーデンと日本は「あべこべの国」であることがはっきりとわかります。
そして、スウェーデンの政策の成果の一部を下の関連記事「進化してきた福祉国家⑪ スウェーデンについて、私たちが最近知ったこと(9/6)」でみることができます。
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