外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

NYC:7日目

2012-01-25 17:04:17 | 音楽
今夜は、アップタウン105丁目のジャズバー「Smoke」に行きました。

私の大好きなB3オルガンのサウンドを楽しむためです。
------------
B3を使ったジャズはファンキーなサウンドとなります。
例えば、こんな感じです。
携帯用リンク
パソコン用リンク

この画像から、奏者が足でベースラインを演奏していること、そして、鍵盤のタッチが重いために少しカタカタと操作音が生じていることが判りますね。
-----------


今日は、B3+ドラムス+ギターのトリオに、人気の高いテナー、エリック・アレクサンダーが加わるということで、店内は早々に満員御礼となりました。

エリック・アレクサンダーは、来日公演を見に行ったことがあります。
なかなか二枚目のサックス奏者ですが、厚みと艶のある音色が素晴らしく、ニューヨークでも引っ張りだこです。

ホットな演奏に惚れ込んだ私は、今夜の演奏を二回とも聴いてしまいました。

---------

ところで、私の座ったカウンター席の正面に、注文を受け付ける都度、入力する端末機がありました。


このディスプレイは、ニューヨークやボストンの飲食店で頻繁に見かけます。

演奏の合間にネットで調べたところ、'DINERWARE'という、レストラン&バー専用のPOSシステムだと判りました。
食器類を意味する「DINNERWARE」という単語から、Nを一つ削って商標にしたところがミソです。

アメリカではチップもカードで精算できますから、そのあたりの商慣行もきちんと織り込んでいるシステムなのでしょう。

システム開発にまつわるエピソード。
ハーバード大学を卒業し、マイクロソフトでプログラム・マネージャーであった人が、個人でレストランを開きました。
すると、既存のPOSシステムが、レストランでは使い勝手が悪いことに気がつきました。
そこで、自分自身でシステムを開発し、それを販売する事業に乗り出したのだとか。

起業家精神が旺盛な、いかにもアメリカっぽいエピソードですね。
Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« NYC:6日目( その2) | TOP | さらばニューヨーク »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。