外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

沖縄の話題

2015-07-25 12:28:31 | 大学野球
今年も数多くの台風が沖縄を襲っています。
台風 きょう午後 沖縄・奄美に近づく見込み NHKニュース


沖縄の台風は、関東地方にやってくる台風とは桁違いの勢力。
それに備えて、沖縄の住宅は殆どが頑丈なコンクリート造です。
少し無骨な印象を受けるときもありますが、実際にお住まいの方々とすれば、防災のために、なりふりかまっている場合ではないということでしょう。


早大野球部が沖縄で春季キャンプを行うようになったのは2003年のこと。
野村徹監督の時代で、沖縄尚学出身の比嘉寿光選手が主将の年度でした。
早大野球部が沖縄キャンプ - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース


浦添市民球場は、ヤクルトスワローズが2月一杯キャンプを行います。
スワローズがキャンプを打ち上げてオープン戦に入るのと入れ違いに、早稲田がキャンプに入ります。
プロ球団がキャンプする施設ですから、使い勝手は良好。
そして、使用済みの練習ボールなどを、そのまま球場に遺しておいてくれるのも早稲田としては大助かりです。

浦添市民球場にいると、低空で飛んでくる米軍機の迫力満点の爆音に たびたび驚かされます。
それもそのはず、浦添市民球場のある運動公園は、「世界一危険な基地」と言われる普天間飛行場への飛行機の進入経路の真下に位置するのです。


普天間飛行場の移設問題は、政府と沖縄県との深刻な対立が続いています。
沖縄普天間基地移設問題に関する賛成派・反対派の意見まとめ - ログミー


沖縄に関する報道やSNSのやり取りを眺めていて、ひとつ気になる点があります。
反対運動の参加者を「プロ市民」、すなわち職業的政治活動家と決めつけて切り捨てようとする人が少なくないことです。
原発や安保法制の問題においても、同様の傾向があります。

紛争の現場に様々な政治勢力が介入してくることは、ある意味 当然の成りゆきです。
しかし、「あれは特定のイデオロギーに染まったプロの活動家たちが騒いでいるだけ」と決めつけていては、問題の本質が見えなくなってしまいますね。

様々な価値観、利害、思惑、政治信条などの錯綜した状況を色眼鏡なしに噛み砕き、あくまでもリアリティーに基づいて問題の解決を図る。
簡単なことではありませんが、それに真正面から取り組むのが政治の役割だと思います。
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