本日行われた、早慶対校レガッタは、早稲田が勝利しました。
まず、女子舵手付きクオドルプルに快勝。
続く男子の第二エイトで惜敗したものの、最後の対校エイトで圧勝し、春の隅田川に、「早稲田の栄光」が誇らしく響き渡りました。
冒頭の写真は、勝利を決めた後に応援席前に凱旋した対校エイトの早稲田クルー。
応援席に向かって「応援、ありがとうございました~!」と彼らが大声で歓喜の挨拶をするや、応援席からは「おめでとう!」「よくやった!」の声がかかり、学生スポーツならではの至福のひとときを味わうことができました。
今日の東京は、昨日とは打って変わって、朝から好天に恵まれました。
そのポカポカ陽気に誘われて、応援席も、橋の上も、そして堤防沿いも、多くのファンで埋まりました。
例年どおり、多くの新入生たちがやってきて、うる憶えながらも校歌と応援歌を元気良く歌ってくれました。
例えば「紺碧の空」。
出だしの「紺碧の空、仰ぐ日輪」とサビの「覇者、覇者、早稲田」は合唱できても、その間の部分は「タララーン」「タララーン」と、新入生たちはスキャット。
^ロ^;
でも、今はそれで十分。
紺碧と校歌をおっかなびっくり何度も何度も歌っていくうちに、早稲田のDNAが体に組み込まれていくんですから。
ところで、今日は珍しいハプニングがありました。
大声援に送られて、両校の対校エイトの艇がスタート地点に向かって暫らくして、東京消防庁の船がサイレンを鳴らしながらハイスピードで通過していきました。
「何だろう?」と思いながらも応援合戦を楽しんでいたら、突然、場内アナウンスで「回送中に慶応艇でトラブルがあったため、スタート時間を変更します」と知らされました。
その後、半ば沈みかかった無人の慶応艇がモーターボートに曳航されてきてしまったのです。
飛び交う情報を総合すると、何らかの理由で慶応艇は浸水し、最後はクルー全員が役員艇や消防庁の船に救助されることになってしまったと。
このために、対校エイトのスタート時間が当初は14:50の予定でしたが、最終的には16:30と大幅に遅れてしまいました。
この1時間半を超えるスタート遅延という異例の事態の下で奮闘したのが応援部。
下級生部員による必死の演芸やチアリーダーたちのバフォーマンスで、懸命に時間をつなぎました。
その時間帯での傑作は、早慶両校の学生と応援部員による綱引きでした。
どこから調達したのか分かりませんが、綱が準備され、まず応援部の一年生同士で対戦して、早稲田が勝利。
次に二年生部員が加わった対戦では慶応が勝利。
最後は一般学生も加わった混成チーム同士の対決により雌雄を決することになりました。
そこで最初に元気に飛び出していったのは早稲田精神昂揚会のメンバーたち。
次いで女子学生や留学生たちも加わりました。
「慶応に負けるものか!」
「慶応に、早稲田精神を見せつけてやる!」
と気勢を上げて、圧倒的に早稲田有利かと見えました。
ところが、綱引き対決か始まるや、アルコールが入って今一つパワーが空回りする学生が早稲田には目立ち、加えて、早稲田精神昂揚会のトレードマークである高下駄を履いたまま綱引きしたのが大裏目に出て、慶応に敗れてしまいました。
「しょうがないなぁ」という結果でしたが、ある意味、いかにも早稲田らしい理由で負けたわけでして、こちらの敗北は甘んじて受け入れるしかありません。
(^^)v
今日の早慶レガッタの勝利の勢いを、そのまま来週の神宮に持ち込んで、難敵・明治を撃破しましょう。。
まず、女子舵手付きクオドルプルに快勝。
続く男子の第二エイトで惜敗したものの、最後の対校エイトで圧勝し、春の隅田川に、「早稲田の栄光」が誇らしく響き渡りました。
冒頭の写真は、勝利を決めた後に応援席前に凱旋した対校エイトの早稲田クルー。
応援席に向かって「応援、ありがとうございました~!」と彼らが大声で歓喜の挨拶をするや、応援席からは「おめでとう!」「よくやった!」の声がかかり、学生スポーツならではの至福のひとときを味わうことができました。
今日の東京は、昨日とは打って変わって、朝から好天に恵まれました。
そのポカポカ陽気に誘われて、応援席も、橋の上も、そして堤防沿いも、多くのファンで埋まりました。
例年どおり、多くの新入生たちがやってきて、うる憶えながらも校歌と応援歌を元気良く歌ってくれました。
例えば「紺碧の空」。
出だしの「紺碧の空、仰ぐ日輪」とサビの「覇者、覇者、早稲田」は合唱できても、その間の部分は「タララーン」「タララーン」と、新入生たちはスキャット。
^ロ^;
でも、今はそれで十分。
紺碧と校歌をおっかなびっくり何度も何度も歌っていくうちに、早稲田のDNAが体に組み込まれていくんですから。
ところで、今日は珍しいハプニングがありました。
大声援に送られて、両校の対校エイトの艇がスタート地点に向かって暫らくして、東京消防庁の船がサイレンを鳴らしながらハイスピードで通過していきました。
「何だろう?」と思いながらも応援合戦を楽しんでいたら、突然、場内アナウンスで「回送中に慶応艇でトラブルがあったため、スタート時間を変更します」と知らされました。
その後、半ば沈みかかった無人の慶応艇がモーターボートに曳航されてきてしまったのです。
飛び交う情報を総合すると、何らかの理由で慶応艇は浸水し、最後はクルー全員が役員艇や消防庁の船に救助されることになってしまったと。
このために、対校エイトのスタート時間が当初は14:50の予定でしたが、最終的には16:30と大幅に遅れてしまいました。
この1時間半を超えるスタート遅延という異例の事態の下で奮闘したのが応援部。
下級生部員による必死の演芸やチアリーダーたちのバフォーマンスで、懸命に時間をつなぎました。
その時間帯での傑作は、早慶両校の学生と応援部員による綱引きでした。
どこから調達したのか分かりませんが、綱が準備され、まず応援部の一年生同士で対戦して、早稲田が勝利。
次に二年生部員が加わった対戦では慶応が勝利。
最後は一般学生も加わった混成チーム同士の対決により雌雄を決することになりました。
そこで最初に元気に飛び出していったのは早稲田精神昂揚会のメンバーたち。
次いで女子学生や留学生たちも加わりました。
「慶応に負けるものか!」
「慶応に、早稲田精神を見せつけてやる!」
と気勢を上げて、圧倒的に早稲田有利かと見えました。
ところが、綱引き対決か始まるや、アルコールが入って今一つパワーが空回りする学生が早稲田には目立ち、加えて、早稲田精神昂揚会のトレードマークである高下駄を履いたまま綱引きしたのが大裏目に出て、慶応に敗れてしまいました。
「しょうがないなぁ」という結果でしたが、ある意味、いかにも早稲田らしい理由で負けたわけでして、こちらの敗北は甘んじて受け入れるしかありません。
(^^)v
今日の早慶レガッタの勝利の勢いを、そのまま来週の神宮に持ち込んで、難敵・明治を撃破しましょう。。
今日は神宮でしたが、来年はレガッタに行ってみたくなりました。
トラブルにに遭いながら慶應はモチベーションを高めレースに臨んでくれました
さすが伝統の早慶レガッタです
慶應の健闘に拍手です
でも、これが伝統の一戦ならではの執着、拘りだと思うのです。
早稲田スポーツファンさんのおっしゃるように、慶応は、転覆の失意から、良く仕切り直してくれました。
不本意な不戦敗を早慶レガッタの長い歴史に刻まれてたまるか、という意地のなせる業でしょう。
かたや早稲田も、1時間半を待ち続け、ライバルが仕切り直すのを冷静に待ちました。
アクシデントを転じて新しい伝説を創った、両校のクルー、応援部、そして学生の皆さんの頑張りは、enjinさんのおっしゃるように、頼もしい限りです。
ところで、野球の早慶戦では「早慶讃歌」を両校で合唱しますが、早慶レガッタでは、名曲「花」を両校で合唱します。
昨日のように、いかにも春らしい陽気の中で隅田川を望みながら合唱すると感無量、胸が一杯になりますよ。
「春のうららの 隅田川 上り下りの舟人が 櫂の雫も花と散る 眺めを何に たとうべき」