外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

近づく リオ五輪

2016-06-30 07:49:59 | 早稲田大学
リオ五輪が近づいています。

私が楽しみにしている種目の一つが競泳です。
普段は なかなか観戦することができないのが競泳。
しかし、当代一流のスイマーたちが個人競技として世界の頂点を競うだけでなく、リレーによる国別対抗戦もありますから、否応なしに興奮してしまいます。

早稲田の水泳部からは、現役4名、校友4名の大選手団がリオ五輪に乗り込みます。

稲門の選手たちが最高の舞台で最高の泳ぎができるよう、応援いたしましょう!

渡部香生子(2年、平泳ぎ)
渡辺一平(2年、平泳ぎ)
坂井聖人(3年、バタフライ)
瀬戸大也(4年、バタフライ、個人メドレー)
中村克(OB、リレー)
星 奈津美(OG、バタフライ)
古賀淳也(OB、リレー)
藤井拓郎(OB、メドレーリレー)
【水泳部】学生・校友8名が、リオ五輪代表決定! – 早稲田大学 競技スポーツセンター


=======

五輪が近づいてくると、「友情のメダル」が話題になることもあります。

News & Topics

1936年 ベルリン五輪の棒高跳びが舞台で、主役は西田修平さん(旧制和歌山中ー早大理工学部ー日立製作所)と大江季雄さん(すえお。旧制舞鶴中ー慶応義塾大学ー東洋編物。フィリピン・ルソン島で戦死)

二人は4m25の記録でと2・3位を分け合い、帰国後に銀と銅のメダルを半分ずつつなぎ合わせました。

1939年、大江選手は陸軍に召集され、1941年にルソン島でで戦死。
遺品からメダルが見つかり、これをきっかけとして二人がメダルを分け合った事が一般に広く知られるきっかけとなりました。
JOC - オリンピズム | フェアプレー 大江季雄、西田修平

このエピソードは美談として新聞で広く紹介されるとともに、小学校の国語の教科書でも「つぎ合わせたメダル」というタイトルで取り上げられました。

ただ、このエピソードの真相は とても人間くさいものだったようです。


五輪では、とかく勝敗だけに目が向けられがちですし、そこでのエピソードは誇張されがちです。

エピソードの主役たちの中には、西田さんのように「実は ちょっと違うんだよね……」と思っている選手も きっといるのでしょう。
(^^;

Comment (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 茂木選手が登録抹消 | TOP | 千葉ロッテ 関谷亮太投手 »
最新の画像もっと見る

1 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
友情のメダル (121003k)
2016-06-30 10:17:41
裏話があったのですね。美談は聞いたことがありましたが、こんなに詳しくは全く知りませんでした。
わたしは、女子バレーの選手がモントリオール五輪でとった金メダルを半分に切って、五輪直前のエントリーでベンチから外れた選手に、渡したという美談を聞いて育った世代です。
両方の話がごっちゃになっていました。また西田さん大江さんが早慶だったことや20年以上たってから美談が世に出たのも知りませんでした。ぜひ秩父宮博物館に見に行きたいものです。
返信する

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。