外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

野球部 十大ニュース2016

2016-12-26 06:52:59 | 大学野球
野球部は年内の練習を終え、部員たちの多くは既に帰省して、郷里でクリスマスを楽しんでいます。

さて2016年も 色々ありました。
今年の十大ニュースを私なりに考えてみました。

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1位:春秋とも優勝を逃す
2016年のリーグ戦で、早稲田は春季は5位、秋季も3位にとどまり、優勝を逃しました。
なんといっても先発投手陣の不振が堪えましたし、主軸を期待された中澤くんをはじめとする打撃陣も元気がありませんでした。
新人戦でも、春も秋も決勝進出を逃しました。

春秋連覇した2015年が ほぼ固定メンバーであったことの影響もあったでしょう。
とにもかくにも2017年は、春秋連覇でレギュラーを務めた野手が1人もいない布陣となります。
フレッシュな顔ぶれの新生ワセダに大いに期待いたしましょう。

2位:佐藤晋甫主将体制スタート
秋季リーグ戦が終わって、すぐに野球部の新体制がスタートしました。
主将:佐藤 晋甫(瀬戸内)
主務:江原 直哉(早大本庄)
副将:吉見 健太郎(早実)
新人監督:佐藤 厚志(茨城)
投手コーチ:脇 健太朗(早稲田佐賀)

現時点でのスター選手はいませんが、地道に練習に取り組む頼もしい顔ぶれだと思います。
優勝パレードで胸を張る彼らの勇姿を 見たいです。

3位:ドラフト指名
ドラフト会議で、石井主将(作新学院)が日本ハム 、OBの高梨投手(川越東ー早大ーエネオス)が楽天から指名され、ともに入団が決まりました。
2人とも下級生時代から活躍してきたので、その実力は折り紙つきです。
ぜひ開幕一軍を果たして、プロ野球においてワセダの存在感を大いに示して欲しいですね。

4位:熊本オール早慶戦 中止
8月に予定されていた熊本でのオール早慶戦は、4月に発生した熊本地震のため中止となりました。
この結果、2016年はオール早慶戦が1試合もありませんでした。
4年生の山城捕手(済々黌)は故郷に錦を飾るチャンスを逃しましたが、神宮球場前で募金活動に声を枯らしました。
ちなみに山城くんは、JICA(国際協力機構)に就職します。
アフリカで野球指導したいと希望に燃えています。

5位:小島投手が最優秀防御率
春秋ともリーグ優勝を逃した早稲田は、春秋ともベストナインに選ばれる選手がいませんでした。
そんな中で、小島投手(2年、浦和学院)が秋季リーグ戦の最優秀防御率のタイトルを獲得、1人 気を吐きました。
小島くんは大学ジャパンにも選ばれ、今や大学野球を代表する左腕の1人となりました。
2017年も 故障なく 頑張って欲しいです。

6位:90周年記念奉納試合
11月、神宮外苑創建90周年を記念して、六大学とヤクルトスワローズが対戦する奉納試合が行われました。
早稲田からは、竹内(4年、松阪)、石井(4年、作新学院)、小島(2年、浦和学院)、小藤(1年、日大三高)が、ヤクルトからはOBの武内選手(智辯和歌山)が出場しました。

7位:復興支援野球教室
岡村監督時代に始まった東北地方復興支援の野球教室が、高橋監督となっても引き継がれて開催されています。
今年も福島県を訪れて、双葉高校、相馬農業を指導しました。
このような経験は、野球部員を 1人の社会人として成長させてくれます。

8位:オールスター戦
真夏の8月、東京六大学オールスター戦が新潟県新発田市で行われました。
早稲田からは、石井、竹内、吉野、木田、立花、江間、吉見、八木の8名が出場しました。
中でも ご当地選手の吉野くん(日本文理)は、先発で投げた後に一塁コーチに立ち、フル稼働しました。
その吉野くんは、名門 トヨタ自動車に進みます。
サブマリンという個性を、社会人野球で磨きあげて欲しいと思います。

9位:OBの活躍
2016年は、早稲田OBの選手たちの頑張りが目立ちました。
MLBでは青木宣親選手が死球禍を乗り越えて活躍
NPBでも、投手では和田、須田、大石、有原、野手でもルーキー茂木らがめざましい活躍をみせました。
社会人野球でも、トヨタで佐竹、細山田、河原ら、JR東日本の丸子らが存在感を示しました。
中でも、都市対抗野球での佐竹くんの快投は 文句なしに社会人ナンバーワン投手といえる素晴らしものでした。

10位:東京五輪騒動
2020東京五輪の競技会場問題が神宮球場にも波及しました。
組織委員会から示された当初案は、神宮球場を5ヶ月間の使用中止にするという内容で、学生野球もプロ野球も大困惑する事態となりました。
http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20160405-OHT1T50031.html

その後、 使用中止期間は短縮されて、騒動は一応収束しました。
http://mainichi.jp/koshien/articles/20160514/k00/00m/050/110000c

それでも、大会が近づいてくると、組織委員会から どんな非常識なことを要求されるか、油断は禁物です。

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いかがでしたでしょうか。
ともあれ、2017年には景気の良い話題が満載となることを期待いたします。

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