本棚の片隅から見つけた古い一冊です。
この「高校生は反逆する」1969年12月に第一版を、私は1975年ごろ古本屋で買いました。
私が入学する前に青山高校で起きた事件を、少しでも知っておきたいと思ったからです。
とにかく大変な状況であったことがうかがわれます。
この本の巻末にある広告が、いかにも全共闘の時代を反映しています。
1960年代に大学生であった方々の多くは、このような書籍が身近な存在という学生生活だったのでしょうか。
この「高校生は反逆する」1969年12月に第一版を、私は1975年ごろ古本屋で買いました。
私が入学する前に青山高校で起きた事件を、少しでも知っておきたいと思ったからです。
とにかく大変な状況であったことがうかがわれます。
この本の巻末にある広告が、いかにも全共闘の時代を反映しています。
1960年代に大学生であった方々の多くは、このような書籍が身近な存在という学生生活だったのでしょうか。
小生は前職が書店の経営者でしたから、ちょっと左翼色の出版社で、「人間の条件」五味川純平著で有名な所で懐かしい名前。残念ながら今は破綻してしまった。
同期会の剰余金で青高に植樹をの話の中、江古田のライブでリードボーカルをされたH氏の幹事会での「名台詞」を紹介しておきます。
剰余金処分に頭を悩ましていた時、彼から「倍返しを!」の一言でまとまりました。同窓会から同期会開催に補助金を拝受していて、その倍程度を学校にという訳です。彼は早稲田から都市銀行に就職されたバンカー→グッドジョブ!
植樹の打ち合わせに数名の同期と青高の小山利一校長を訪ねました。さりげなく「高校紛争」を出しながら、最近の学生達の覇気の少なさをこぼしておられました。
校長は貴殿と同学年、このまま定年を迎えられる訳で、OBからの初めての植樹で彼の花道を飾れたらと思います。
利一と言えば、地学の尾又利一先生がおられましたが、授業をとられましたか?
授業時間の開始直後に、当日の課題を生徒に与えると、先生は奥の小部屋に姿を消し、あとは全て自習になってしまうという不思議な先生でした。
もっとも理科系科目に才能も興味もない私には最高の先生でして、出欠を終えると部室棟に移動して、ベースの練習をしたり、コーヒーを飲んで一服したりする憩いの時間でした。