明大ラグビー部が、大学選手権に向けて 練習を再開しました。
高校ラグビー界の逸材を集め、彼らの才能を大学でも 順調に成長させている明治。
田中監督をはじめとする指導陣の力量は 大したものだと思います。
大学では激励会も開催され、明大ラグビー部の勢いはとどまるところを知りません。
こんな立派なチームをライバルにできるなんて 実に光栄です。
早明戦で早稲田が完敗を喫した直後、早大OBの集うSNSでは、「早稲田は明治をなめていたのではないか」「指導陣は猛省しろ」云々の罵詈雑言が書き込まれました。
あの明治をなめているはずがありません。
敗戦のショックは分かりますが、SNSに好き勝手な批判を感情のおもむくままに書き込んで うっぷんを晴らされても、ラグビー部に対して何の応援にもなりませんし、迷惑行為としか言い様がありません。
勝っても負けても、選手たちと共にあるというスタンスで ここのブログは やっていきますよ。
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今朝、横浜で初雪が観測されました。
仕事を引退して、毎朝 出かけるという習慣がなくなると、季節の変化を肌で感じる機会も減ってしまいました。
幼少期に住んでいた富山県滑川市では、幼稚園にも小学校にも、国鉄北陸本線と富山地方鉄道の踏切を通って 毎日 登校しました。
秋が深くなり 冬の到来を予感する出来事の一つとして覚えているのは、除雪ブレードを装着した機関車の姿を見かけた時です。
このブレードは、スノープラウと呼ばれるのだそうですが、富山の冬では至極普通の光景でした。
もちろん富山地方鉄道(地鉄)も装着します。
雪が積もると、雪が様々な音を吸収しますから、列車の通過音も 締まったものとなります。
あの冬の踏切で毎日聞いた通過音が とても懐かしいです。
小学2年生の時、富山から東京 目黒区に転居して、東横線沿線に住むことになりました。
東横線では、真冬になっても除雪ブレードが装着されることはありませんから、引っ越ししたばかりの時は、物足りなく思いました。
東京の鉄道で冬を実感することとして思い浮かべるのは、貨物列車の屋根に積もった雪です。
山手線のホームで電車を待っている時、向こう側の線路に貨物列車がやってきて、その貨車の屋根に雪が積もっていることがあるのです。
その時ばかりは、季節感の薄い東京にいても、その貨物列車の走り抜けてきた雪国の風景を想像するのであります。
アーネストヘミングウェイの言葉です。
ひた向きに戦って敗れる早稲田のラグビー部は
時として、美しい敗者です。
戦いに敗れた平家の公達のような、悲哀を漂わせます。
でも、美しい勝者を期待します。
負けなし. - 松浦静山 -. ( 江戸時代中・後期の
肥前国平戸藩の藩主、剣術の達人 / 1760~1841)
不思議な負けでないことは、早稲田のフィフテーンは認識していました。
明治の勝ちも必然で,完勝でした。
負けを認識して、修正して正月決戦に臨んでくれることでしょう。