NHKの連続ドラマ「あさが来た」の視聴率が好調で、その主題歌の人気もウナギ登りなのだそうです。
この朝ドラが始まったばかりの頃、「大人数でワーワー歌う前作の『まれ』よりも、『あさが来た』の主題歌の方がずっと好きだ」とフェイスブックで書きました。
これを読んだオフ会仲間のお一人がご家族と話題にしたところ、お嬢様から「それは年輩者の感性」と一蹴されてしまったとのこと。
私は半信半疑だったのですが、この記事を読む限り、お嬢様の感性が正しかったようです。
(^_^;)
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この朝ドラには、銀行マンOBとしての興味も抱いています。
このドラマが、それまでの両替商から銀行という組織に移行していく時期を舞台としているからです。
両替商として経験を積んできた人々が、銀行という新しい事業形態にどのように取り組むべきか悩む姿は、きっと史実どおりでしょう。
また、ドラマの中で、落盤事故で大混乱に陥った九州の炭鉱に両替商の大番頭 雁助さんが大阪から単身 送り込まれ、そこで手腕を発揮するというストーリーも興味深いです。
現代の銀行でも、特別な使命を帯びて取引先企業や関連会社に銀行員が派遣されることがありますね。
名門両替商の大番頭といえば、現代ならば大銀行の副頭取か専務取締役にあたる要職です。
大手の両替商において大番頭まで登りつめるのは、飛び抜けて優秀な人材に限られたことであるのは間違いありません。
もっとも、大番頭さんの炭鉱派遣が史実かどうかは確認できませんけれど。
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都立青山高校で2年間クラスメイトであったFくん(高校ではラグビー部で関東大会出場。大学は早稲田の政経)も、銀行から取引先に派遣された1人です。
銀行は異なれど、Fくんも私も同時期に銀行の従業員組合で中央執行委員を務めたので、クラス会でも話が合いました。
また、早朝の東京 丸の内界隈を歩いていて、横断歩道や地下鉄出口で たびたびFくんと出くわして励ましあったりもしました。
メガバンクの執行役員にまで出世したFくんの派遣された先は、いわゆる「損失飛ばし」による粉飾決算で世間を騒がせた大手 光学機器メーカーでした。
連日メディアが殺到して大混乱に陥る会社に単身飛び込んで、経営の立て直しに腕を奮いました。
数年間の献身的な努力が報われ、所期の目的を見事に達成したFくんは、昨年度一杯で光学機器メーカーの取締役を辞し、今は大手流通の常勤監査役となりまして、ようやく平穏な日常を取り戻したようです。
ドラマの中で炭鉱に派遣される大番頭さんを見て、Fくんのことを思い浮かべる私でありました。
「あさが来た」主題歌 シニアに浸透…世代超えて飛ぶ「紙飛行機」 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能
この朝ドラが始まったばかりの頃、「大人数でワーワー歌う前作の『まれ』よりも、『あさが来た』の主題歌の方がずっと好きだ」とフェイスブックで書きました。
これを読んだオフ会仲間のお一人がご家族と話題にしたところ、お嬢様から「それは年輩者の感性」と一蹴されてしまったとのこと。
私は半信半疑だったのですが、この記事を読む限り、お嬢様の感性が正しかったようです。
(^_^;)
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この朝ドラには、銀行マンOBとしての興味も抱いています。
このドラマが、それまでの両替商から銀行という組織に移行していく時期を舞台としているからです。
両替商として経験を積んできた人々が、銀行という新しい事業形態にどのように取り組むべきか悩む姿は、きっと史実どおりでしょう。
日本初の民間銀行を設立:明治期|三井の歴史|三井広報委員会
また、ドラマの中で、落盤事故で大混乱に陥った九州の炭鉱に両替商の大番頭 雁助さんが大阪から単身 送り込まれ、そこで手腕を発揮するというストーリーも興味深いです。
現代の銀行でも、特別な使命を帯びて取引先企業や関連会社に銀行員が派遣されることがありますね。
名門両替商の大番頭といえば、現代ならば大銀行の副頭取か専務取締役にあたる要職です。
大手の両替商において大番頭まで登りつめるのは、飛び抜けて優秀な人材に限られたことであるのは間違いありません。
もっとも、大番頭さんの炭鉱派遣が史実かどうかは確認できませんけれど。
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都立青山高校で2年間クラスメイトであったFくん(高校ではラグビー部で関東大会出場。大学は早稲田の政経)も、銀行から取引先に派遣された1人です。
銀行は異なれど、Fくんも私も同時期に銀行の従業員組合で中央執行委員を務めたので、クラス会でも話が合いました。
また、早朝の東京 丸の内界隈を歩いていて、横断歩道や地下鉄出口で たびたびFくんと出くわして励ましあったりもしました。
メガバンクの執行役員にまで出世したFくんの派遣された先は、いわゆる「損失飛ばし」による粉飾決算で世間を騒がせた大手 光学機器メーカーでした。
連日メディアが殺到して大混乱に陥る会社に単身飛び込んで、経営の立て直しに腕を奮いました。
数年間の献身的な努力が報われ、所期の目的を見事に達成したFくんは、昨年度一杯で光学機器メーカーの取締役を辞し、今は大手流通の常勤監査役となりまして、ようやく平穏な日常を取り戻したようです。
ドラマの中で炭鉱に派遣される大番頭さんを見て、Fくんのことを思い浮かべる私でありました。