昨日は、早稲田スポーツ応援オフ会のオリジナル・メンバーの一人、M女史さんと久し振りにお会いしました。
一杯飲んだのが『風街ろまん』という新宿・荒木町(丸の内線四谷三丁目駅の近く)のお店。お客さんがギターやベースを弾きながら自分好みの70年代のフォークソングを勝手に歌うというスタイルの居酒屋です。
お店の名前を聞いてピンとくる方は、きっと私に近い世代でしょう。
早稲田スポーツの話題からちょっと脱線させていただき、高校時代の思い出話をひとつ。
私が高校に入学した1971年の秋、伝説のロックバンド『はっぴいえんど』が二枚目のアルバムを発表。そのアルバム・タイトルが『風街ろまん』でした。
『はっぴいえんど』は、細野晴臣、松本隆、大瀧詠一、鈴木茂という凄腕の四人で構成され、洗練されたウェストコースト・サウンドに都会っぽい日本語の歌詞をのせるというバンドでした。
英語でシャウトするボーカル、あるいは延々とギターが即興演奏するようなロックが主流だった当時、『はっぴいえんど』のサウンドと垢抜けた歌詞は、ジャズ派の私も思わず聴き込んでしまうような、画期的で新鮮なスタイルだったのです。
『風街ろまん』の収録曲の一つ『風をあつめて』(作詞:松本隆、作曲:細野晴臣)は、発表から37年過ぎた今でも、ビールのテレビCMで使われたりしていますね。
渋谷109の裏手に位置する百軒店(ひゃっけんだな)に、『BYG』という小さなロック喫茶が今もあります。
そこに『はっぴいえんど』が時折出演していました。遠藤賢司、小坂忠、はちみつぱい、乱魔堂といったところも当時の常連でした。
正確には記憶していないのですが、2ステージを聴くことのできる入場料は、ワン・ドリンク付で5百円ぐらいだったと思います。ラーメン一杯が150円前後という時代ですから、現在ならば1000円から1500円ぐらいの入場料という感覚でしょうか。高校生の私にとって、ちょっと痛い金額だったように憶えています。
また、『BYG』の周辺には、当時『ジニアス』『デュエット』などのジャズ喫茶が何軒も並んでいまして、ちなみに私はジニアス派でした。
連れ込み旅館街に隣接し、道頓堀劇場というヌード劇場もあった百軒店は、当時から現在に至るまで猥雑で少しヤバイ雰囲気の漂う地域。でも、かつてはジャズやロックの好きな高校生・大学生も集まってくる一種独特なエリアでした。私の高校は私服通学がOKだったので、学校帰りに寄り道して、道玄坂のヤマハでレコードを物色してから、道を渡って百軒店のジャズ喫茶やロック喫茶に移動するという仲間が多かったように思います。
今でも中華料理の『麗郷』で名物の腸詰めをかじりながら、「この辺りにジニアスがあったっけ」「良い音でスピ-カーを鳴らしていたなあ」などと、往時の思い出に浸っています。
一杯飲んだのが『風街ろまん』という新宿・荒木町(丸の内線四谷三丁目駅の近く)のお店。お客さんがギターやベースを弾きながら自分好みの70年代のフォークソングを勝手に歌うというスタイルの居酒屋です。
お店の名前を聞いてピンとくる方は、きっと私に近い世代でしょう。
早稲田スポーツの話題からちょっと脱線させていただき、高校時代の思い出話をひとつ。
私が高校に入学した1971年の秋、伝説のロックバンド『はっぴいえんど』が二枚目のアルバムを発表。そのアルバム・タイトルが『風街ろまん』でした。
『はっぴいえんど』は、細野晴臣、松本隆、大瀧詠一、鈴木茂という凄腕の四人で構成され、洗練されたウェストコースト・サウンドに都会っぽい日本語の歌詞をのせるというバンドでした。
英語でシャウトするボーカル、あるいは延々とギターが即興演奏するようなロックが主流だった当時、『はっぴいえんど』のサウンドと垢抜けた歌詞は、ジャズ派の私も思わず聴き込んでしまうような、画期的で新鮮なスタイルだったのです。
『風街ろまん』の収録曲の一つ『風をあつめて』(作詞:松本隆、作曲:細野晴臣)は、発表から37年過ぎた今でも、ビールのテレビCMで使われたりしていますね。
渋谷109の裏手に位置する百軒店(ひゃっけんだな)に、『BYG』という小さなロック喫茶が今もあります。
そこに『はっぴいえんど』が時折出演していました。遠藤賢司、小坂忠、はちみつぱい、乱魔堂といったところも当時の常連でした。
正確には記憶していないのですが、2ステージを聴くことのできる入場料は、ワン・ドリンク付で5百円ぐらいだったと思います。ラーメン一杯が150円前後という時代ですから、現在ならば1000円から1500円ぐらいの入場料という感覚でしょうか。高校生の私にとって、ちょっと痛い金額だったように憶えています。
また、『BYG』の周辺には、当時『ジニアス』『デュエット』などのジャズ喫茶が何軒も並んでいまして、ちなみに私はジニアス派でした。
連れ込み旅館街に隣接し、道頓堀劇場というヌード劇場もあった百軒店は、当時から現在に至るまで猥雑で少しヤバイ雰囲気の漂う地域。でも、かつてはジャズやロックの好きな高校生・大学生も集まってくる一種独特なエリアでした。私の高校は私服通学がOKだったので、学校帰りに寄り道して、道玄坂のヤマハでレコードを物色してから、道を渡って百軒店のジャズ喫茶やロック喫茶に移動するという仲間が多かったように思います。
今でも中華料理の『麗郷』で名物の腸詰めをかじりながら、「この辺りにジニアスがあったっけ」「良い音でスピ-カーを鳴らしていたなあ」などと、往時の思い出に浸っています。
『麗郷』は一時期、週イチペースで通っておりました。あの、カウンタにぶら下がっている腸詰はサイコーにおいしいですよね。
伝説の『はっぴいえんど』をリアルタイムでご覧になったとはうらやましいです。
終戦直後の渋谷に中国出身の方々のお店が一大勢力を形成していた時期があるとのことで、今も独特の雰囲気と味を持つ麗郷あるいは龍の髭といった中華料理店が渋谷にあるのは、その時代からの流れなんだそうです。
ちなみに、現在の国立競技場あたりに進駐軍のカマボコ兵舎が建ち並び、ウィークエンドになると渋谷・新宿・六本木に物凄い人数な米兵たちが繰り出していったのだとか。
麗郷はどのメニューも美味しいのですが、腸詰めはもちろん、シジミのニンニク炒めと冬瓜のスープも外せませんよ。
私は昨日から会社が終わったらタクシーで東京ドームに
行き大学選手権の4試合目をみています。
週末もすべて野球観戦にいく予定です。
日本語でロックしようと考えて実行した
『はっぴいえんど』は、やはり凄いですね。
個人的にはエンケンが好きで車の中で
聞いていると、家族から冷たい仕打ちを受け
ちゃいます。
しかし「カレーライス」にあれだけ入れ込むことが
できるのが、あの時代の音楽シーンだったの
かもしれませんね。TBさせていただきました!