外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

同世代の名選手たち

2015-09-03 19:20:43 | 大学野球
90周年シリーズ「早稲田大学野球部」で、最も親しみを感じるページは、やはり同世代の選手たちが登場する部分です。

私と同じ学年の主将 中屋恵久男遊撃手(早実。元プリンスホテル監督)、1学年下の関口一行投手(龍ヶ崎一高。元 住金鹿島監督)と島貫省一外野手(福島商業。元読売巨人軍)の対談は、実に楽しい内容です。

中屋選手の売り物は、何といっても その強肩。
三遊間の最も深いところから投じる矢のような送球が 今も目に浮かびます。
遊撃手として、4季連続でベストナインを獲得。
1学年下の岡田彰布選手と組んだ鉄壁の三遊間は、あの時代の神宮の華でした。
また、3番:中屋、4番:岡田(北陽。元阪神)、5番:金森(PL学園。元西武)というクリーンアップを組んで、打撃でも魅せました。
まだ中屋選手が3年生の時に、当時ヤクルトスワローズ監督の広岡さんが彼の学年を勘違いして「あのショートをドラフトで指名しろ。」とスカウトに指示したという逸話が残っています。
(^_^;)
プリンスホテルで監督を務めた後に社業でも手腕を発揮して、プリンスホテルの執行役員にまで出世しました。

関口投手は、高校時代、5試合連続完封で甲子園出場を決めて、全国にその名を鳴り響かせました。
大学では向田投手(前橋工業。元 富士重工監督)と同期となり、新入生の時から注目されましたが、肩の故障で苦しんだのは残念でした。
OBとして、東伏見の高校生練習会で、実技評価担当を長らく務めました。
現在は、ビジネスパーソンとして活躍し、Jリーグで要職を務めています。

島貫選手は、高校時代に学業が優秀で、地元の国立 福島大学にも進学できるところを断って、早稲田にやって来た右打ちのスラッガー。
四年生の時、3番:島貫、4番:岡田(北陽)、5番:有賀(早実。日産自動車を経て元阪急)のクリーンアップは威力満点でした。
現在は運送会社の社長さんである島貫さんは、かつても現在も、スマートなハンサムボーイですね。
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朝日新聞夕刊に、早稲田の本部キャンパスの写真を見つけました。
政経学部の新校舎建築工事が完了したので、大隈講堂を望む眺めが元通り スッキリしましたね。
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