外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

早稲田学報4月号

2015-03-18 22:58:38 | 大学野球
早稲田学報4月号が届きました。

4月号の特集は「早稲田から はばたく女性たち ー ワセジョ」
戦前ご卒業の大先輩から現役の学部生まで、各界で活躍するワセジョの皆さんが紹介されています。

ワセジョとは、学生数に占める男子の割合が圧倒的に大きいのが常だった早稲田にやって来た女子学生のこと。
ニュアンスとしては、男世界の中に飛び込んできた希少種という感じでしょうか。
(^^;
私が法学部に在学していた時も、50人の仏語クラスに女子は僅か3名でした。
早稲田の女子学生といえば、9割がた文学部か教育学部という時代だったですね。

もっとも、今は法学部でも女子が3割を超えると聞きましたから、ワセジョが希少種というのは完全に過去の話であります。

学報をめくっていたら、高山博子さん(2001年 政経学部卒業)が登場しました。

高山さんは、外資系メーカーと外資系金融機関の勤務を経て、現在は福岡の大宰府天満宮で神職を務めています。

早大在学中、高山さんは応援部チアリーダーとして活躍。
また、これまでフルマラソンを5回完走したというスポーツウーマンでもあります。

神職というと、彼女の経歴から かけ離れているように感じるかもしれません。
しかし、人々が神社を訪れる場面といえば、おめでたい時、悲しみにうちひしがれる時、困難に挑む時等々、人生の大きな節目に臨む場面ばかり。
そう考えると、高山さんは、衣装こそ大きく変わりましたが、今もチアリーダーとして人々を応援しているのだと言えそうです。

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さらに早稲田学報を読み進むと、戦前の早稲田が生んだ伝説の強打者 呉明捷さんの記事を見つけました。

呉明捷さんは、映画「KANO」でも取り上げられた台湾 嘉義農林のエース投手で4番打者。
早稲田では通算7本塁打を放ち、長嶋茂雄さんに破られるまで20年間 最多本塁打の記録を保持したという伝説のホームラン打者です。

野球といえば東京六大学という時代の花形選手ですから、たびたび野球雑誌の表紙を飾り、ブロマイドも売られたほどのスターでした。


戦後、呉さんは台湾球界の発展にも大きく貢献されました。
映画「KANO」を機会に、改めて呉さんの偉業に光があたることは素晴らしいことです。

ところで、この記事を早稲田学報に投稿されたのは、野球部OB 亀田健さん(新田高校出身。1960年 商学部卒業)です。
亀田さんは東京六大学野球連盟で永らく先輩理事をお務めになり、私も大変お世話になった方。
現在もネット裏から熱心に早稲田を応援されています。
嘉義農林の当時の監督さんが名門 松山商業の出身だったので、同郷の亀田さんが筆を執られたのですね。





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