本日4月15日を、"Jackie Robinson Day"とMLBが定めています。
すなわち、1947年4月15日、ジャッキー・ロビンソン選手が1900年以降で初めての黒人選手として大リーグ出場したという記念日です。
そして、彼の背番号42は、大リーグ全球団の永久欠番となっています。
アメリカで黒人に参政権が与えられたのが1965年。
黒人と白人が一緒に野球することを禁止する条例も珍しくありませんでした。
それより18年も前の1947年に黒人選手を大リーグで起用しようとしたのですから、球界における拒絶反応は想像を絶するものだったそうです。
オーナー会議では、ロビンソンの所属するドジャース(当時はニューヨークのブルックリンが本拠地)を除く全球団が反対し、相手チームが対戦拒否を表明したり、黒人とのプレーを拒否してトレードを希望する選手が現れるなどの事態となりました。
それでも、MLBコミッショナー、ドジャースのオーナー、監督らの毅然とした態度、そして何よりもジャッキー・ロビンソン選手の立派な立ち振舞いにより、アメリカ社会に蔓延していた人種差別の一角が、遂に崩れたのでした。
映画「42 世界を変えた男」は、容赦ないバッシングに耐え抜いてMLBを変えた偉大な選手 ジャッキー・ロビンソンを描いた作品です。
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