陶芸家の濱田庄司が開設した「濱田参考館」は、濱田庄司邸とその工房からなる美術館だという。先日益子に行った折、立ち寄ってみた。
町の中心部に車を駐車して、町の北側の端に位置する「濱田参考館」まで歩いた。陶芸店が立ち並ぶ通りを抜けると、なだらかな起伏のある里山の景色になる。英国の田舎の暮らしから多くを学んだという濱田庄司が選んだ益子の風景の中を行く。
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南斜面の先の長屋門を入ると、中庭を通る敷石の先に隣町から移築したという母屋が現れる。
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なんとも素敵な佇まいだ。ゆっくり近づいていくと、何だか赤くてにぎやかな雰囲気?
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「おひなさま」だ!
家の正面の戸板が解放されていて、驚くほどの数の雛祭りの祭壇が飾られていた。
ずらっと16か17くらいの数の七段飾りの雛壇で、それぞれにお内裏様やお雛様たち、お道具などが並んでいる。凄ーい!と圧倒されるが、でも夜は怖いだろうな、なんて思いつつね。
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併設の登り窯。益子のゆるやかな起伏のある土地は、登り窯に適しているというようなことを聞いたことがある。 でもこの窯、目があって口があって、なんだか大きな生き物に見えません?
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