昨日は母の命日だったけど、お墓参りに行けなかったのは
親しくして戴いていた隣人の方の告別式があり、なにやかやと終日のお付き合いになったからです。
冬に逝かれる方が多いと云われるますが、この冬お二人目の冬の葬儀です。
落ち着いた佇まいの真言宗のお寺でした。
菊、ユリ、蘭、バラやカーネーションやトルコキキョウ、かすみ草など
たくさんの生花で、祭壇は洋風の設えです。
そして、すばらしく力のこもった声でお経を上げられた若いお坊さんは
声楽科を出られた二代目の住職さんとか。
個性的なお声に聞き入りました。
"天下の万物に
永遠の命は存在せず
死は必ず訪れるものにて
悲しむ必要はない”
ちょうどGyaOで見ていた『劉邦の大風歌』にあった
漢の文帝(紀元前157年に崩御)の遺言のコトバが通り過ぎます。
母のために買った花の中に蝋梅がありました。
そういえば、少し前に通った近くの遊歩道でも
蝋梅の蕾が黄色く膨らんでたっけ。
花瓶に活けた後に残った
蝋梅の小っちゃな切り落としも、生かします。
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