宮古島に滞在したのは、9月13日から16日の4日間。
そのうちの一日は曇り空だったので、宮古島総合博物館に出かけたが、その庭園に黒い蝶がたくさん飛び交っているのを見た。
飛んでいる姿が美しい。よく見ると、後ろ羽根の真ん中の翅が青く光っている。なんだか不思議な光景だった。
宮古新報という宮古島のネットニュースで「まるで黒い花畑、クロツバメが大発生」(9/25)というニュースになっていた。
この記事で、この蝶の名がクロツバメだと知ったわけです。
もしかしたら蛾かもしれないと思ってたけど、クロツバメはチョウ目、マダラガ科の蝶だった。
琉球列島,台湾,中国南部,東南アジアに広く分布しているとある。
海岸へ抜ける細い藪道で、タテハチョウ科の蝶を見かけたが、なかなか止まってくれない。
黒っぽい同種らしき蝶もそよそよと飛んでいるが追いかけると消えてしまう。消えたと思うとまた現れる。気まぐれだ。
スジグロカバマダラだ。
宮古島以南の南西諸島に分布。伊良部島の牧山展望台の森でも見かけた。普通にいる蝶らしい。
そして、来間島の竜宮城展望台で見たのは翅を痛めたシジミチョウ。