ミントティータイム

さあ今日もお茶にしませんか?お茶菓子は、遠景の山並みが美しい鳩山町の小さな自然です。

北陸(富山・石川)へ

2014-05-14 19:39:38 | ちょっと遠出

GW前半に新潟へ日帰りで海を見に行った。途中、高い山々の頂にはまだ残雪が残っていて、山が連なる国の春の美しさを感じた。埼玉とはひと月くらいの気温差なのか桜の季節でもあった。雪国の新緑に向かう季節の中での風景なんだろう、頂きに残雪の残る山々の美しさにひどく魅せられた。


それならば、更に高い山々の姿と日本海を見に行きたいねと、週末の土日で北陸へ出かけた。

5/10午前5:30に関越道(東松山IC)出発。上信越道~北陸道と乗り継いで富山県の立派な川(黒部川)を渡っているときに、ここで降りようと高速の出口(黒部)を下りた。



時間は午前9時20分、4時間弱で富山県黒部市に到着だ。さてこの黒部から七尾に向かう。富山湾の海沿いの道を選んで、魚津、滑川、射水、新湊、雨晴、島尾、氷見へと。

まずは海を見ようとさっそく車を降りたのは、片貝川の河口付近。快晴の青い空を映した日本海は青く、大きく静かに息づいている。



海にそそぐ川の合流地点で、海に飛び込む鳥がいた。コアジサシだねと夫が言う。海水がきれいで魚が見えるんだねと、川辺の浅瀬を指差す。たくさんの稚魚が集まって帯状の魚影ができていた。







海が見える細い道を走り抜けながら氷見市に着き、富山湾の海に浮かぶ立山連峰を見た。こんなにも美しく雄大な風景だったのかと見入るほどだった。
3000m級の富山の立山連峰は、写真では残雪部分が雲のように見えている。被写体は素晴らしいのに、俄か撮影ではなかなか伝わらないね。













計画を立てないのが我が家流なので、車中であれやこれやと行き先を決める。今回は能登島と千里浜を巡り、巌門に行き遊覧船に乗った。






北陸地方の家は黒い。海沿いの家や内陸の家など共通して黒い色が多用されていた。一番印象に残ったのが黒く艶のある屋根瓦(能登瓦)、とても重厚で深みがあって美しい。どうも雪を屋根から落としやすくする釉薬の特徴らしいですね。そして味わいがある伝統的な木の家が多かった。山間の風景とのバランスがとても素敵で、走る車から何度もシャッターを押したけど、もっとじっくり撮りたかったな。






浜辺に咲いていたハマナス。…実は旅行前から風邪をひいてしまい、帰宅後二日ほど辛くて寝込みました。人生に慎重さと養生は大切ですね。