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11月1日: 宇宙から台風ハギビスを追う/お知らせ

2019年11月01日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ハギビス(令和元年台風19号)はこの数十年間で日本を襲った最大の台風であった。このような気象変化の結果の総合的なまた極端な出来事の増加に伴って、衛星は、巨大な嵐を観測し理解する上で、ますます重要な役割を演じている。異なる機器を運ぶ異なる衛星は、一つの出来事に対応するための豊かな補完的な情報を提供することができる。2019年10月12日に静岡県の伊豆半島に上陸した後に、ハギビスは、記録破りの雨量をもたらし、泥流を誘発し、猛烈な氾濫を引き起こした。嵐がまだ海上にある間に、ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクス・センチネル1号と SMOS ミッションは、嵐の内部とその下の海面の追跡に使われた。

<出典>: 「地球観測;ヨーロッパ宇宙機関(Observing the Earth (ESA))」

<ひとこと>: 多彩な解析です。上の記事は要点のみ。以下に主要なイメージのリンク先を載せておきますので参考にしてください。
  コペルニクス・センチネル3号によるハギビス(10月10日撮影:右上図)
  コペルニクス・センチネル1号合成開口レーダー(SAR)イメージ(GIF 動画)
  コペルニクス・センチネル1号海面風速
  コペルニクス・センチネル1号からの仙台付近の洪水(左図)
   SMOS からの海面風速

<お知らせ>: 明日11月2日午前2時から、国際宇宙ステーションでの「こうのとり」切離しが中継されます。中継放送時刻等はホームページの 「ウェブNASAテレビ放送予定」 から。なお、JAXAの切離し全般の解説放送が11月5日に予定されています。同じく「国内機関による中継とビデオ」 から。

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