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またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

リサとガスパール&ペネロペ展 銀座松屋

2007-03-14 | お出かけ
先日ぽるたさんが教えてくださった
読売のページをプリントアウトし、
おっとり刀で銀座に駆けつけた。

会場に到着したのが10時半。

さきほどの割引券のページを持参すれば
先着500名にストラッププレゼントなのだが
どうやら間に合った。

いただいたのは、この陶器でできている根付け。

しっかりしたつくりで嬉しい。
リサとガスパールがあたるとカチカチと音がするので、
使っているうちに割れてしまわないか心配だけれど
大事に使うことにしよう。

会場はまずまずの混み具合。
油絵(?)で描かれた原画が展示されているのを
わくわくと眺める。お子さん連れのお母様も多かった。

ゲオルグが日本のおもちゃにイタズラで
彩色してつくったペネロペも展示されていたが、
そのおもちゃの原型が私も持っているこれだった。

これを青く塗って耳をつけてある。
太陽電池でゆらゆらと首を動かしていた。

*

会場内で買ったパンフレット。1980円くらいだったかな。


展示内容は絵本のストーリーに沿って
原画が説明つきで並んでいるもの。

夫妻のアトリエの再現やラフ画などもあった。

この一冊で今日の展覧会の様子を
振り返ることができてうれしい。


ひとりでふくをきる、のペネロペのこの顔がすきだ。


*

グッズ売り場は催事場にあるので、
展覧会のチケットを買わなくても
グッズの購入ができる。

絵本はもちろん飴、紅茶、食器、ぬいぐるみに
Tシャツ、エプロン、文房具にポスターと
ありとあらゆるものが並んでいた。

デザートブックも絵本コーナーに
並んでいたので手にとってみる。

この本だけはビニールカバーがついており、
レシピを見ると

「(このあとは)おとなのひとに○○○度の
 オーブンにいれてもらってね」
と必ず書いてあるのが楽しい。


さて私が買ったものは、
会場限定グッズのタオル(500円)。
裏にメモのできる紙製のコースター(50枚・1500円)。
ペネロペ付箋メモ(380円)。(画面右上)

ガスパール&リサのついたビニール袋(左)に入れてくれた。

原画を基にした版画(各50枚限定)が
2~4万円なのだが、
注文している人をちらほら見かけた。

1つ下のフロアでは原画そのものを販売しており、
こちらはだいたい50万円くらい。
めぼしい絵にはすでに売約済みの札が…。
マニアなのか投資なのかわからないが羨ましいぞ~。

イベント終了日までは売約済みの札を貼られたまま
展示されているので、誰でも見ることはできる。

このリサとガスパール&ペネロペ展は26日まで。
銀座松屋の次の展覧会は「星の王子様」だそうだ。



名古屋往復日帰りで

2007-03-02 | お出かけ
先月の28日に、
WIG WAMの名古屋公演に向かうため
往路にぷらっとこだまを利用した。

これはJTBの提供しているもので、
きっぷとは違うため、注意事項がいくつかあるけれど
制約どおりに利用するなら金額的にずいぶんお徳なのだ。

新横浜⇒名古屋
エコノミーで7700円(JRで買うと 9950円)
グリーン車で8700円(JRで買うと13440円)

よい機会なのでグリーン車に乗ってみる。
JRで買うのに比べて4740円もおトク。

前日にJTBの支店に赴き、プランを申し込んで
いざ出発!

*

ぷらっとこだまプランには、ドリンク券がついてくる。

ホームの売店か車内販売でその券をソフトドリンクか
350ml缶ビールと引き換えられるので、
私は缶ビールを選択した。

新横浜発12:45 こだま573号が
ホームに滑り込んできた。

グリーン車に乗るのはこれが初めて。
最後に新幹線に乗ったのは一昨年暮れなので、
エコノミーとの違いがどこまで私にわかるかな?

車内に足を踏み入れると、これがガラガラ。
乗りなれた様子のビジネスマンが数人いるが、
私の半径5mには誰もいない。

ゆったりしたシートに座ると、
まず足台が目に飛び込んできた。

これはもうひとつ手前まで開くことができるのだが
それでも私の足には少々遠かった。

つまりシートピッチが広いのだ。
後で出てくる「ながら」に比べると
パーソナルスペースは2倍近く違いそうだった。

操作パネル。


折りたたみ机も2段構造。


よくみると足元にも台があった。


ビールをあけ、iPodを聴きながらゴキゲン。
流れていく景色を眺めるのが楽しい。

そして今、この車両には自分しかいない!


毛布を借りてきて寛ぐ。
ほろ酔いのプルコより「日本の車窓から」をお届けします。

富士山。ホームの柱が…。


これは逆側から見た富士山。(たぶん)


静かなオルゴールを流しながらやってくる
車内販売ワゴンから缶ビールを追加し、旅情にひたる。

海かと思ったら競艇場だったようだ。


ビールでいい気分になり、ライブを控えて
音楽を聴きながらノリノリのうちに名古屋到着、
15:18なり。

これだけ車内がガラガラだったのは
名古屋どまりの便を選んだこともありそうだ。

いや~、実に快適でした。3時間近い移動時間も
全く退屈せず、風景はもちろん駅にとまるごとに
窓越しにホームの売店を観察するのも楽しかった。

機会があれば、ぜひまた利用したい。

*

ライブ会場は栄のパルコで、まだ時間に余裕がある。

松坂屋のあつた蓬莱軒でひまつぶし…
いやひつまぶしを食べる。



食し方のアドバイスに従い、4等分して
それぞれの味わいを楽しむ。

うなぎはこんがりふんわり、タレの甘辛さも絶妙で
気も遠くなるような美味しさ。
いいなあ、名古屋の人は…。

最後はだし茶漬けにして食べたが、
だしが最後までアツアツでよかった。

*

ライブは21時半頃に終了。
名古屋駅でお土産に
地どりコーチンカステーラを買う。


あらかじめスライス済のカステラが5切れ入り。
美味しかったです。


*

さて復路は何を使ったかというと、
名古屋駅23:55発のムーンライトながら。

ながらは前回の復路でも使ったけれど、
到着は明け方になる。

ずいぶん前から席を押さえてはいたのだが、
喫煙席しか残っていなかった。

しかし、ながらは3月から全車禁煙になるので、
今回ある意味記念乗車と言えるかもしれない。

マスクをして乗り込む。
全席指定だが東京まで各駅停車で進むため、
短区間乗車の人も多くほぼ満席だ。

照明は煌々とついているので
アイマスクをしている人もいる。

うとうとしては目を覚まし、を繰り返すうちに
明け方4時をまわり、降車駅が近づいてきた。

始発に乗り込み、家についたのが6時前。
いや~、疲れたけど楽しかった。



将八のぶっかけ

2007-02-20 | お出かけ
冷たい雨の降るなか、渋谷で待ち合わせて
東急本店~VIRON(ヴィロン)~東急ハンズ~将八とまわる。

あの街の喧騒を越えていくのが億劫で、
いつも駅前のみで用事を済ませることが多いけれど
今日は雨だったせいか道も空いていた。

まず東急本店で家庭用品売り場を丹念に眺める。
当然だが駅前の東横店とは品揃えも大違い。

おひなさまはもちろん、
ひなまつり用の食器なども色々あり、楽しい。

桜の花びらが描かれた衝立の前で、
女雛が琴を弾き、男雛が横笛を吹いている
陶器のおひなさまがよかったなあ。
なにかホスピタリティを感じさせるものがあった。

十分に目の保養をしたあと、
通りを挟んで向かいのVIRONに入ってみる。

ガラスケースごしに見える素晴らしいパンやお菓子に
足が釘付けになる。まとめ買いをしていく人も多いのか、
順番待ちをしていると、読み上げられるお会計が
1万円前後の人が続いていてびっくり。

店内では何か刃物を研いでいるらしき音が聞こえてくる。
これから雨の中を歩き回るのでバゲットは次回にした。

渋谷のハンズは奥まったところにあるので、
ハンズに行きたいときは新宿店に行ってしまう私だが
今日は友人と一緒なので大丈夫。

ハンズから将八へ。
ずっと行きたかったので楽しみにしていた。

ここは地下にあるので階段を下ると
「さぬき大使館」の看板が掲げられていた。


ぶっかけ(中)を頼む。


表面がもちもちと柔らかく、
弾力があってコシがしっかりしている。

冷たく冷やしたタイプのうどんはプリップリに
エッジが立っているイメージがあったが、
こんな口あたりの麺は初めてでびっくり。
ものすごく美味しい。

ぶっかけのダシは麺通団とは違って
イリコというよりカツオが効いたような魚っぽさ。

中サイズというと2玉分なのだが、
あっという間にたいらげる。
ごちそうさまでした!

地上に出ると、向かいの通りにはなまるうどんが…。
将八もまあまあの客入りだったので、
ここでずっと頑張っていってほしい。

*

家に着く頃には雨もあがっていた。
VIRONで買ってきた焼き菓子でおやつにする。

いつもコーヒーなのだが今日は紅茶にしよう。


これはカヌレとマドレーヌ。
そう…これは大小コンビなのであった。


とくにミニマドレーヌが可愛い!
ほのかなレモンの香りと発酵バターの味が最高。

カヌレの「外はカリッ、中はもっちり」は
大小ともにきちんと発揮されていて楽しい。

今度はバゲット買ってこよう~~。


吉祥寺 よしむら

2007-02-15 | お出かけ
駅から少々歩いたところにその店はあった。
間口が狭くてうっかりすると見過ごしてしまいそうだが
蕎麦の美味しいことで知られるこの店には前々から
行きたくてたまらなかったのだ。

何度か来たことがあるという友人に連れていってもらい、
手動のドアを開けて暖簾をくぐる。

14時頃でお客は少ない。
まず揚げ蕎麦が出されたので、ハートランドビールを頼む。
するとお通しに柚子大根が出てきた。


上の二点でもじゅうぶんつまみになるけれど、
メニューを眺めてにんにくの醤油・蜂蜜漬けを注文。

直径3cm以上はあろうかという大きな生大蒜を
それぞれ醤油とハチミツに漬けたものを薄くスライスし、
花かつおをまぶして食べるというもの。

ビールのつまみとして美味しかったが、
蕎麦屋で出すにしては意外なメニューでもあった。
これは一度自分でも作ってみたい。



アナゴの白焼きいってみよう。

焼きあがった穴子にはほどよく炭火の香りがついており、
箸で一口大に取り分けようとすると、むちむちぷりんと
弾力のある身が箸をはじき返し、切ることができない。

穴子の白焼きは好きで
メニューにあるとたいがい頼むけれど
よしむらの穴子が今までで一番美味しかったな~。

穴子と一緒に出てきたレトロな醤油さし。可愛い。


人気店で、夜など混んでいて入れないこともあるそうだが、
理由のひとつはお酒が充実していることにもあるのだろう。

戸隠岳の「白い酒 にごり」を頼む。
ぽってりした酒器が愛らしい。


さて念願の蕎麦は地鶏のせいろにした。

美しい蕎麦にうっとり。

いつもは自宅で乾麺を茹でて食べているのだけれど、
やはり手打ちは香りも弾力も違いますな~。

もう1枚セイロを頼むか悩んだが、
このお店は15~17時が中休みであり、
そろそろ15時が近づいていたので切り上げることにする。

店内も細部までレトロにこだわりぬいており、
つまみも酒も、蕎麦もツユもとても美味しかった。

*

お店の場所や店内の様子などはこちらで見られる。

吉祥寺なんでも情報サイトホームタウン
【よしむら】



東京麺通団再び

2007-01-25 | お出かけ
伊勢丹で友人と待ち合わせて西口近辺へ。
こちら方面は久しぶりなので、麺通団に行くことにする。

以前に行ったのは昨年3月だったのか~。
ずいぶん間が空いてしまったな。

都庁近くのビルから麺通団に向かう途中で
巨大な釜から湯気が出ているのを発見!

あそこでうどんを茹でているのね!
…なわけはなくて、たぶんボイラーなのだろうけれど
ほわほわとあがる湯気が暖かそうでよい。

しばらくぶりだったので、店にたどり着くまでに
ちょっと迷ってしまったが、今日もぶっかけを頼んだ。

このところ自宅で冷凍さぬきうどんが続いていたせいか
ちょっと感激する美味しさ。

冷凍うどんも好きだけれど、生麺から茹で上げたものは
やっぱり味もコシも違うな~!

なんだか前回来たときよりも麺が美味しいような気もする。

午後3~4時という中途半端な時間ながら、
お客も途切れずにポツポツと入ってくる。

いつまでここで営業してくれるのかわからないけれど、
新宿に来たときにはまた寄りたい。

店員さんたちがお揃いで着ているTシャツの背中に
「腰 一徹」
と書いてあって笑った。

*

少し離れたところにキヤノンの修理点検受付ショップがあり、
友人がそこでカメラのオーバーホールをしている間に
展示品を眺めていたら、紙を切って作るダルマや招き猫を発見。




なぜここにペーパークラフトが…?と不思議だったのだが
これらは、キヤノンのカラープリンターで台紙を印刷し、
それを切り貼りして作ったものらしい。

カラープリンターにこんな使い方があったとは…。
今更かもしれないが、ちょっとびっくり。


ラゾーナ川崎

2006-11-29 | お出かけ
ラゾーナ川崎に行ってきた。
改札を出て左側に向かうのは初めてだ。

平日なので空いているかと思ったが、
そうでもなかったな。

広場の中にガラス張りの排水溝がある。


近づいてみると、中にぎっしりと何かが…。


フォークとスプーン?! これは芸術なのかしら?


久しぶりによく晴れたので、広場のベンチで
お弁当を食べている人がいる。
今日は日差しが温かいので気持ちよさそうだ。

ラゾーナとは要するにショッピングモールにシネコンや
レストランが併設された巨大な施設なのだが
テナントはけっこう充実していた。

客層も老若男女満遍なくおり、生鮮品の品揃えもよかった。
とくに鮮魚は東急フードショーよりいいかもしれない。

焼酎の専門店は全ての棚を黙読したいくらいだったが
そのあたりで疲れがきたので帰ることにする。
ご近所の方は便利な施設ができて羨ましい。

おたんじょうび おめでとう

2006-10-09 | お出かけ
先日3歳になった姪に、マザーグースメイルの
野苺システムキッチン【桃】を贈った。

母娘して喜んでくれたようで、
姪が私にお昼ごはんを作ってくれるという。

それではお言葉に甘えて…ということで
渋谷で手土産を仕入れたあと、
井の頭線から小田急線に乗り換えて百合ヶ丘に向かった。

小田急線は通学、通勤と20年近く利用してきたが、
越してからというもの、ご無沙汰だ。
久しぶりに乗ると車体の幅が広いことに驚く。
東横線よりも輸送量が多いのかな。

昔は各駅、準急、急行しかなかったのだけれど、
今は複雑になっているので必死に路線図を見る。

駅舎も続々と建て直されており、見慣れない風景に戸惑う。
下北沢で井の頭線から乗り換えるときの
段差の微妙な階段と昭和の香りがするホームは健在だった。

*

百合ヶ丘は名称に丘とつくだけに起伏があり、
姉宅へは傾斜の急な95段の階段を上らねばならない。
私は平地に住んでいるので、到着する頃には息が切れている。


半年ぶりに顔を合わせた姪はさらに背が伸び、
語彙が増えてコミュニケーション能力もあがっていた。

さっそくシステムキッチンを見せてもらう。
右に置いてある箱は、以前にプレゼントしたスウィートカフェ。


サイトの画像では大きく感じたけれど、
実際には姪が座って遊ぶのにちょうどいい大きさだ。
おなべもヤカンも直径12cmほど。

姪は木製のプリンをまな板でとんとんと刻む真似をし、
塩で炒めてお皿に載せてくれた。
レンジ下のオーブンでロールケーキを焼いてくれたりと
夢いっぱいのままごとセットで私も楽しかった。

*

驚くほど色々な言葉を話せるようになった姪だが
なにかというと、「プルコちゃんも一緒に!」と
(叔母さんだが姉夫婦は遠慮してか名前で呼ばせている)
誘ってくれたり、お箸を上手に使えるようになったり、
「おかあさんのうた」を唐突に歌いだしたりと
成長ぶりから保育園での生活がしのばれて興味深い。

この「おかあさんのうた」、私は知らなかったけれど
「おかあさんっていいにおい~」とかいう内容で
それを無心に歌う小さなこどもの顔を見てじんときてしまった。

姪がこれを歌うのを初めて聴いたとき、
きっと姉は泣いただろうと思ったけれど、
それを話題にするのは悪い気がして黙っていた。


3歳児と数時間、いつにないテンションで楽しく遊んで
帰ってきたが、私は普段はごく静かに暮らしているので
自宅に帰り着いてからばったりとのびていた。

「ウコンの力」を飲んで寝たが、今日はなぜか筋肉痛…。
世のおかあさんたちは大変だ。

A&Vフェスタ2006

2006-09-22 | お出かけ
オーディオマニアの友人に誘われて
A&Vフェスタ2006に行ってきた。

要するにオーディオ関係の展示会なのだが
私は全くの門外漢なので、一応カメラも持っていったものの
見所などもよくわからずにオロオロする。

しかしあまりに素人丸出しなのも恥ずかしい気がして
オーディオには興味がありますみたいな顔をして
担当の方の説明に頷いてみたりして…。
せっかくの知識も右から左に抜けていったけど。

トップ画像はレコードの針部分らしい。
カラフルで小さなものがずらっと並んでいて綺麗だった。

こちらはパイオニアのピュアモルトスピーカー。
サントリーとのコラボ製品で、ウイスキー醸造に使われた
オークの樽を再生したものだそう。



スピーカーの表面はなめらかで気持ちのよい手ざわり。
音のよしあしについて、私は聴きわける耳を持たないので
よくわからなかったが、これがリビングにあったら
さぞかしステキだろうと思わせるものだった。

オーディオ関連なので、カーオーディオのコーナーもある。
BMWやベンツに搭載された素晴らしきコンポや
DVDディスプレイなどを横目に通り過ぎると
奥のほうにひっそりとバイクのCB1300SBがあった。

この、ハンドルの間を横にのびた金属部分がスピーカーだ。

左側にアンプが固定されている。
もちろん防水で、速度に応じて音量が上下する。

エンジン音、マフラー音、風切り音にフルフェイスを
通してどれだけ聞こえるのかは疑問だったけれど
バイクにもまたがらせてもらって満足。
担当の方がバイク好きっぽいところもまた嬉しかった。

*

全く詳しくない私がぼんやり見て回って、
連れの反応から一番興味を感じたのがこちら。

新日本無線がコスト度外視で実験的に作ったそうで
この展示会で初めておもてに出したもの。
たしかに音は格段によかったような気がした。


まだメーカーからの引き合いはなく、
市販の見込みがたっていないため
商品化されたとして値段がどのくらいになるか不明だが、
持てる技術を結集して、限界までよい音に近づけたと語る
担当者の方の顔は自信と喜びに輝いていた。


私は誰かのこういう顔を見るのが好きだ。
この会社の今後が楽しみ。

この展示会は珍しく入場無料でイベントなども用意されている。
工作教室は事前に予約が必要で
先着数も決まっているそうだが楽しそうだった。


場内のブースによっては、かんたんな
アンケートに答えるとオマケをくれる。
携帯クリーナーとメジャーとボールペンをもらったよ。


久しぶりにずっと歩き回って体は疲れたけれど
初めての体験で楽しかった。


キリン横浜ビアビレッジ

2006-09-07 | お出かけ
キリン横浜ビアビレッジの見学に行ってきた。

京急・生麦駅を降りると、改札を出て左に地図がある。


R15を越え、しばし歩くと見学受付館に着く。

ロビーに大きなビールカーがあった。
その昔、後部にビールを積んで配送していたそうだが
本物は関東大震災で焼失したので、これはレプリカとのこと。


当時の自動車にサスペンションは
なかったのではと思うのだけれど、
運ばれたビールは振動でエライことに
なったりしなかったのかしら。

床から突き出たハンドルの棒。


おしゃれな革製の座席。


工場内は撮影禁止なので、カメラを仕舞って
案内の女性について中を進む。

館内はビールの製造工程で出る独特の香りがする。
焙煎した麦やホップの現物を見せてもらった。

工場のラインは一部メンテナンスで動いていなかったが
缶ビールを詰めるところは動いていたので
ガラスに張り付いてよく見た。

ビールを詰め、缶のフタをふちを巻き込むように
とめて完成した缶ビールが、
1分間に1500~2000本という勢いで流れていく。
これがいかにも工場らしくて壮観だった。

見学コースの最後にビールの試飲がある。

おつまみも1袋もらえるのだが、
なんとビールはおかわりもできるのだ。

私は一番絞りとラガーをもらって美味しく頂いた。
ここまでの見学及び試飲は無料だ。
近所だったらきっと何度も通ってしまいそう…。

*

なにかスイッチの入った私たちは、
併設のレストラン、スプリングバレーで食事をした。

このレストランは中にミニブルワリーがあり、
そこで作った生ビールが飲める。

左からデュンケル、スプリングバレー。


海老のバリバリ揚げ春巻き ハバネロソース
季節の野菜とバーニャカウダ


フィッシュ&チップス
ハインツの酢の瓶が雰囲気があってよい。


料理はどれも満足のいくものだった。
久しぶりに飲んだビールがどれも美味しくて幸せ。
そういえばうちはアサヒばかり買っているけれど
これからはキリンも買うようにしよう。

*

試飲ゾーンにお土産物屋があり、
そこで見つけたもの。

ビール酵母を使ったソバ&うどん。
生地にビールを練りこんで焼き上げた
ビールラングドシャ&ホワイトチョコレート。


ラングドシャは焼いてあるので
アルコール分は含まれていない。

味は普通に美味しかったけれど、言われてみれば、
ややビールらしい苦味があったような…?
気のせいかも。

お土産にはグラス類やキリンの関連会社である
小岩井の乳製品が並んでおり、携帯ストラップなども
可愛くてよかったが、一番悩んだのがエプロン

リンク先の画像ではわかりにくいが
胸にどぉ~んとキリンのマーク。
これが店頭では2種類あってインパクト大であった。

次に行くことがあったら欲しいな…。

*

ビアビレッジを出てすぐのR15沿いに、
生麦事件の碑が建っている。

交通量の激しい道路脇ということもあってか
経年劣化が激しく、「線香はご遠慮下さい」との
注意書きがされている。

左上部分は欠けて崩れ落ちてしまったようだ。

そこから生麦駅まで戻る途中の住宅街に
自宅を改造した生麦事件資料館があった。
あいにく休館中だったのでそのまま通り過ぎたが、
こちらも一度は寄って見たい。

居酒屋 おれんち

2006-08-23 | お出かけ
武蔵小杉から法政通りを二ケ領用水に向かって
延々と歩いていくと左側に見えてくる。
居酒屋 おれんち

この店に行くのは初めてだが、
肴や酒がうまいという話なので楽しみにしていた。

日本酒で有名な八海山が作っているビール、八海山泉を飲む。
これの前に吟醸酒も飲んでいたが、白エビの唐揚や焼鶏には
これが合いますわ~。


こちらは友人が頼んだもの。
八海山泉の次に飲むと甘く感じるが肉料理によく合う。


本日のお目当ての刺身盛り合わせ。
盛り合わせ手前は鰯、次が赤ヤガラで、他には
金目鯛やしめ鯖2種、スズキ、ホウボウなど。


赤ヤガラはいつか食べたいと願っていたもので、
わくわくしながら口に運ぶ。

他の白身魚のようにコリコリした食感とは違い、
まるでオボロのように口の中でほぐれていく。

不思議な味だ。椀種に向いているそうだから
刺身ではなく、そちらを頼んでもよかったかも。

鰯も金目鯛も脂が乗ってトロリととろけ、
鯖も塩と酢の加減が絶妙でとても美味しかった。

こちらは水槽にいたアナゴ。どうも寝ていたもよう。
私たちがいる間、口をパクパク開け閉めするだけで
身動きはせずじまい。


日本酒、ビール、日本酒で仕込んだ梅酒と色々飲み、
つまみもたっぷり食べて1人あたり5000円なり。

私は1人8000円くらいいくのではないかと
内心思っていたので、安さにびっくりした。

駅からやや離れた間口の狭い小さな店だが
酒も肴も満足がいった。ぜひまた行きたい。

ほろ酔い気分で外に出ると、店の換気扇の下に
しつらえた棚で寝ているネコがいた。

人通りの少ない静かな道だが、
私たちが出てきても目を開けるでもなく、
ドターンと寝転がったまま身動きもしない。

そのふてぶてしさが、たいへん可愛らしかった。

*

おれんちで飲んだ日本酒の梅酒が美味しかったので、
自分で漬けた日本酒梅酒のお味見をしてみることにする。


こちらはあっさりしていて、かなり酸味がある。
美味しいけれど全体にまだ若いという印象。

どことなく梅の青臭さがあるというか。

飲み頃は12月末日。
お正月にはもっともっと美味しくなっていることだろう。