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またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

高尾山のぼり

2007-06-06 | お出かけ
京王線高尾山口で降りる。
土産物や蕎麦店などの通りを抜けていくと
ケーブルカーとリフトの駅が見えてくる。

駅の手前にムササビの像が!


視線の先には着地済のムササビ。


けっこう写実的ですな…。



急遽決まったおでかけだったために
登山の用意などはしていない。

当然のようにリフトに乗る。
ケーブルカーはただいま工事中で、
選択肢はこれしかなかったのだった。


山上駅に着き、ここから山頂目指して2kmほど歩く。
道路は舗装されたゆるやかな坂なので、
私のような山素人でもラクチン。

途中でたこ杉発見。


曰く、この道路を作るにあたって、
高尾山の天狗たちが、この根っこが邪魔だと
話していたら、一夜にして根っこがくるくると
丸まって片付いていたという…。

本当ですか。

そこからさらに進むと寺がある。
あざやかな朱の垂木を撮ろうと必死になっていると、
地元の方らしい老婦人が「あっちの杉の上にセッコクがある」と
教えてくださったので、先にそれを撮ってみた。

わかりにくいが画面中央の白いモコモコしたところ。

セッコクとはラン科で杉などに寄生しているという。

たいへん珍しいものらしく、明らかに観光客丸出しの
私たちに親切に教えてくださったおばさまに感謝。


その後に垂木も撮ってみた。


大変立派なお寺で


高尾山ならではの天狗はもちろんのこと、
欄間におキツネ様も祀られている。


本堂の横に、なぜか沢庵の樽が…。

なんだろう?
うまく漬かるようにのお願いなら、
私も梅干やラッキョウなど持参したいもので。


さらに進み、ついに山頂についた!


とりあえずビール。

暑からず寒からず。
爽やかな風が吹き抜けていく。

味噌田楽。

すりごまとショウガと味噌と砂糖と酒…かな?
とても美味しかった。

トロロソバのつけ汁。

自然薯なので箸でつまめるくらい
もっちりとしたトロロが美味しい!

こちらはキノコ蕎麦。


店内の様子。


高尾の地酒、「高尾山」のカップ酒。

もみじと川の流れが意匠されている。
1つ450円って、冷静に見ると高いな。
燗をつけて出してくれるからこの値段なんだね。

ここで買わずに、下山した先のお土産物通りで買う
つもりでいたが、下では見当たらなかった。
あそこで買っておくべきでした。

ソバはスーパーによくある袋麺を湯通ししたものかと
期待していなかったところ、どうやら手打ちらしく
ほうとうのように平たく太い蕎麦が出てきて驚いた。

出てくる早さからいって茹でおきではあったが、
蕎麦の香りがして美味しかった。

しかしこの蕎麦の平たさといい、太さといい、
山梨県に近いだけに、蕎麦とほうとうの融合体として
地元の人たちに愛されている蕎麦なんだろうな。

*

【高尾山くだり】




高尾山くだり

2007-06-06 | お出かけ
さあ下っていこう!
下山ルートはいくつか選べるのだが、私たちは
第4経路というのを選択。ここは吊り橋を経由する。

舗装されていない山道をせっせと歩く。
この木の根がゴツゴツと浮き出ている様子が、
なんだかこども時代を思い出して懐かしい。


山はのぼりより、くだりがきついというが
私は足が短いので重心も低く、
このくらいなだらかな下り坂ならラクラクだ。

途中で何組も抜いていったら
つり橋が目の前に現れた。


本日、誘ってくれた友人は高所恐怖症なので
さきほどのリフトとこの吊橋でかなり青くなっていたが
これはあまり揺れないタイプなので大丈夫だったらしい。

とはいえ、橋の上から見下ろすとこんな感じ。


肩で息をしている友人を励ましつつ
さらに進むとケーブルカーの駅が見えてきた。
こちらでしばし休憩。

ちなみにこの友人の趣味のひとつは登山なのだ。
高所恐怖症なのになぜ…?


ここの売店では「天狗焼き」が有名らしい。

店頭に特注らしい天狗の金型があり、
それでコンガリと焼き上げてくれる。1つ120円なり。

見たところその金型は2つあり、
1つの金型で同時に焼ける天狗の数は6個。
焼きあがりまでに6分かかるとのこと。

注文して待っている間にまた写真を撮る。


私のDMC FZ-1の最大ズーム12倍で、
上の画像の中央部分を拡大する。

おお! ここはどこなんだろう?

売店のおばちゃんが、天狗焼きができたと
声をかけてくれた。

いいですねこれは!

外側がコンガリ香ばしく、
内側はもっちりした皮の中に
黒豆の粒餡が入っている。美味しい~。

おばちゃんが焼印を手にしていると思ったら
「天狗焼」の文字だったのね、あれは。

形も可愛いし、焼きたての味も格別。
本日一番のヒットがこれだわ~。

そこからやや歩いて、くだりのリフトに乗る。

これは私もちょっと怖かった。

乗車時間は約12分で、終点近くで
写真を撮っており、リフトを降りたあとに
その写真を1枚600円で販売している。

友人はかろうじてカメラに目線は向けたものの
笑顔を作る余裕はなかったようなので
写真は買わなかった。

でも今日はとても楽しかったよ。

*

【高尾山のぼり】



江ノ島岩屋近くの海

2007-05-23 | お出かけ
到着が遅かったこともあるが、
のんびり食事をしているうちに時が過ぎ、
寄ろうとしていた岩屋には間に合わなかった。

17時までだそうなので、今度はもっと早めにこよう。


そばの岩場まで降りてみることにする。


この橋を渡っていくのだ。


大声を出さないと風の音にかき消されて
会話ができない。


吹きつける風に混じってしぶきも飛んでくる。


とくに荒れている日でもなさそうだったが、
あの風と波には迫力があったなあ。

気持ちいい反面、ちょっと怖いなとも思ったけれど、
久しぶりに海らしい海を見て満足。

*

同行した友人が撮った1枚。
デジタル一眼レフカメラで1秒間に5回
シャッターを切ったもの。

私の撮った、ひとつ上にある写真と同じ場所なのだが
すごい迫力! 北斎か!



江乃島亭で生しらす丼を食べる

2007-05-23 | お出かけ
午後から友人と一緒に江ノ島に向かった。

小田急の片瀬江ノ島駅は竜宮城のデザインなのだ。


海上にかけられた長い橋を
渡って江ノ島をめざす。



お土産通りを抜け、立派な門をくぐり


階段をどんどんのぼっていく。


展望台を過ぎ、そこから少し下ったところにある
江乃島亭で食事をすることにした。

水曜の15時過ぎなので店内は空いている。
目の前に海が広がるテラス席に座った。


柵につかまり、見下ろすとこんな感じ。


暑すぎず寒すぎず、からりと晴れた空、
海のオゾンと爽やかな風、
視界いっぱいに広がる大海原が心地よい。


まずはビールだ!
江ノ島の地ビールがあったので、それにする。

右側の青い瓶は酵母が生きているタイプで
銀河高原ビールのヴァイツェンみたいな味。
気に入った。


地元の名産らしい、たたみいわし。

パキッと香ばしい。

メニューにあるとつい頼んでしまう、
あじのなめろう。お皿が可愛い。

鯵が新鮮なので、味噌や薬味は
そう強くなく、美味しく食べられた。

日本酒もたのんじゃえ。
こちらは地酒「湘南倶楽部」。

天麩羅もカラリと揚がって美味しかった。

いよいよ念願の生しらすが目の前に。

今日はシラスのあがりが少なかったのか、
「生シラス希望の人は、
生と釜揚げのハーフ丼にしてほしい」と
いうことだったのでそれにした。

さっそく箸をつける。
しらすは見た目よりも多く入っていて
磯の香りがぷんとたつ。

無心にかきこむ。うま~~い!


丼を頼むとプラス400円で鯵のたたきがつけられる。
生姜を薄くまぶされて出てきたそれは、
醤油をつけなくても生臭みを感じず、
ものすごく美味しかった。

とんび発見。

このあたりのトンビは観光客が手にしている
ハンバーガーやホットドッグなどを、上空から
急降下して頂戴していくことで有名なのだ。
屋根のないところでは要注意。


17時をまわり、日が少し傾いてきた。


こんな風光明媚なところに住んでみたいな。



多摩川河川敷

2007-05-21 | お出かけ
今日はカラリと晴れて気持ちのいい天気。
多摩川の河川敷でひなたぼっこをした。

水面がキラキラと輝き、
爽やかな風が吹き抜けていく。

和むわぁ~。

トリ発見。
12倍ズームをフルに使ったが、これが限界。


今日は人が少なかったけれど、
顔にタオルをかけて昼寝をしている人や、
ブルースハープとアコースティックギターを
抱えて練習している人などがいた。

太陽に熱せられた石に腰をおろし、
はたはたと風を受けていると、
遠くから見事なテノールが響いてきた。
思い思いの楽しみ方があっていいね。

二子玉川にはずいぶん久しぶりに来た。
東急ハンズも東急ストアもねこたまも今はない。
跡地には何ができるのだろう。

帰ってきてお風呂に入った。
ひやけどめを塗り忘れた腕が赤い。

*

たかえさんのところで紹介されていたブラシノキ。
ずいぶん前に自宅近くでも見たのだけれど、
これだよね、きっと。

そうか、フトモモ科なのか…。




シーバスで赤レンガ倉庫から横浜駅東口へ

2007-05-15 | お出かけ
赤レンガ倉庫の近くには海上保安庁の施設がある。


立派な木だなあ。


シーバスの待合室は丸窓だ。


船着場にシーバスがやってきた。


すいているので一番前に行こう。


操舵席を拝見。


このレバーで船着場から真横に水平移動していた。


この潜水夫のマスクみたいなものはなんだろう。



マドロスさん発見。


いざ出航!


まわりの船がカッコいい。





シーバスの後部はデッキになっている。


救命具もばっちり。


画面中央にパシフィコ横浜が見える。


この低い橋の下をくぐるのだ。


終点にあるベイ・クオーター。
そごう側から撮った。


シーバスはさきほどのような低い橋を
いくつかくぐるため、形状が平たい。

橋の手前で下りのシーバスとすれ違い、
そのまま橋の下をくぐる動画がこちら。

橋をくぐるシーバスの動画

海の上にいるという非日常がとても楽しかった。

あのゆらゆらと揺れる感覚は、
夜眠りにつく前にも甦ってきた。
バーチャルウォーターベッド?



馬車道~赤レンガ倉庫

2007-05-14 | お出かけ
みなとみらい線の馬車道駅で下車し、
お酒の信濃屋をチェック。

以前、関内で仕事をしていたときに
桜木町駅から関内までは歩いて通っており、
この信濃屋の前も何度もとおったが
中に入るのは初めてだ。

けっこうな品揃えで買いたくなるお酒が
たくさん見つかったが、
ここからまだ歩くので我慢。


みなとみらい地区の町並みって好きなのだ。
古い、立派な建物が見られるし、
基本的に土地を広くとっていて道路にしても
駅にしても、空間に余裕がある。

万国橋に向かう途中、生垣に
実が生っているのを発見。
熟すと紫になるのかな?


万国橋の上はシャッターポイントなのだが、

曇りの夕方ということもあってか
暗い写真になってしまった。


この木はなんだか海ぶどうを連想させた。


万国橋からワールドポーターズに向かい、
そこから赤レンガ倉庫に行く。

途中の遊歩道で振り返ると鳥。
…ハトかな?


待ってぇ~。


赤レンガ倉庫に到着。


BEER NEXT(ビアネクスト)で食事をすることにした。
私たちは窓際の席に通してもらった。

窓には鎧戸がついている。


高い天井にレンガの壁が美しい。


スプリングバレーの生を頼む。


フライドポテトにはクリームチーズと
スイートチリソースがついてきた。


本日の魚のカルパッチョ グレープフルーツ添え。
今日のサカナはカンパチだった。


このお店はビールの生樽サーバーをいくつも備えていて、
地ビールであるスプリングバレーのほかに恵比寿や
一番絞り、ギネスなどが飲める。

カルパッチョについてきたグレープフルーツを
ビールに絞ってみたりして。

窓際の席は背もたれが高く、
コンパートメントのような雰囲気があってよい。

ここの店員さんはさりげなく、しっかりと客席を
見てくれていて、食事の途中でメニューを手にすると
どこからともなく現れ、よいタイミングで声をかけてくれる。

若い店員さんもしっかりしていて頼もしいので、
感心しきりで帰ってきたが、ネットで見ると
ここを披露宴会場として使う人もいるらしく、
式場スタッフばりの気のつきかたに納得した。

と、お店のサイトから店長のブログ
リンクされていたので見てみた。
ノリがすごいな…。

こちらを先に見てから来店していたら、
また違うイメージで驚いていたかもしれない。



Belgian Brasserie Patrasche

2007-05-08 | お出かけ
今日は最高気温26度の夏日!
友人に連れられてラゾーナ川崎に行ってきた。

連休明けの火曜日だからか、人はそう多くない。

白く照りつける太陽と乾いた風が心地よい。


前から気になっていたお店、
ベルジアン ブラッセリー パトラッシュに入った。

トップ画像のヒューガルデン・ホワイト樽生は
他でも飲んだことがあるけれど、
それ以外のビールは初めてのものばかり。


ビールの種類ごとに専用のグラスに注いでくれる。
泡立ちのよさ、フルーティな香りにうっとり。

ベルギービールは驚くほど種類が多いけれど
どれも味わいがあって好きだな~。

アルコール分は7~8%と高めなので、
いつもよりいい気分になるのが早い。

ここではランチメニューを頼むと、
メインディッシュと一緒に「ビュッフェ」がついてくる。

ビュッフェとは、サラダ、5種類のパン、
ベルジアンフリッツ(フライドポテト)が
カウンターにあり、食べ放題なのだ。

ベルジアンフリッツとビールの相性は最高!

後から気づいたのだが、ランチタイムにビールを
注文する人は、ビュッフェ(500円)のみを頼むことも
できるそうな。 私も次はそうしようかな。


禁煙席は奥まったところにあり、
照明が薄暗くて雰囲気がある。


肉眼では上の写真くらいの明るさなのだが
カメラを調整すると、ランプの姿が明らかに。


よく見ると天井も…


ビールの瓶だ!

こういうの好き。

*

ラゾーナ川崎に隣接して、
ミューザ川崎という建物があるのだが、
そこにあったベンチ…というかオブジェ。

うさぎ


チョウ


これは…


黒猫か?


この足やよし!




新宿プロムナードギャラリー

2007-03-28 | お出かけ
先週だったか、一度出向いたのだが kashinさんが
提示してくださった地図をプリントしていくのを忘れ、
明治安田生命横の新宿西口プロムナードギャラリーで
きょろきょろしてしまった。

新宿には「プロムナードギャラリー」と名のつく場所が2つあり、
1つが明治安田生命横の(財)東京都歴史文化財団が
管理しているもの。⇒新宿駅西口プロムナードギャラリー

もう1つが新宿NSビル脇の都庁に抜ける地下道にある、
(財)東京都道路整備保全公社が管理しているもの。

kashinさんの作品は新宿NSビル近くの
道路整備保全公社が管理しているギャラリーにあった。

JRを西口で降りたら大江戸線や京王新線のほうに抜けて
延々と都庁に向かって歩く。駅を背にして2つ並んだ都庁の
左側の建物を目指していく地下道のつきあたりにあった。


平日のこの時間にジーンズでうろうろしている輩は私のみ。
ここは人通りもそう多くはない。
この通路を通るのは今日が初めてだな~。

けっこう新しい、というかきれいな通路だ。

ライトアップされた華やかな展示物を楽しく眺める。


カエルの音楽隊が気に入った。



一番奥にkashinさんの作品が!


この屏風を近くで見たかった。


柔らかな色合いで精緻に描かれている。
春らしい若草色にふっくらと愛らしい鳥、きれいな花。


絵心のない私はただただ息を呑むばかりだが
kashinさんが鳥や花へ寄せられている優しい気持ちが
伝わってきて、ほのぼのした。

絵を描けるっていいな。

*

ああ、よいものをみた!とつぶやきつつ
今日のごはんはケンタッキー。


新製品のガーリックチキンを試してみたかったのだ。


まあ、これもトリなわけですが…。
ガーリックチキン、適度な辛さで美味しかったけれど
やはりオリジナルが一番かなあ。

そんなことを言いながら新製品が出ると
そのたび試さずにはいられないのであった。



謳歌屋ごん蔵 立川店

2007-03-24 | お出かけ
日本酒が好きなら、今度の同期会はここでやろうよと
岩手出身の友人が予約をとってくれた。

私はずいぶん前に退社したけれど、
オットも同期なので一緒に立川まで出かけて行った。

予約してくれた友人の勤務地がこちら方面なので
立川になったわけだが、駅を降りてみて
街が賑わっていることを知り、わくわくする。

みんな勤続15年近くになる。
時は過ぎても顔を会わせると、新人時代の頃と
変わらない若々しさなのでびっくりだ。

年齢はバラバラだけれどみんな仲良く、
仕事の上で関わりがある部署同士もいたりするので
たんに親睦を深めるだけでなく、
仕事絡みの話題もとびだし、私も横で面白く聞いている。

さてこのお店は日本酒に強く、つまみも新潟は佐渡の
珍味系が充実。魚もよいものを揃えていた。


どびん型の醤油さし。
てのひらに乗るくらいの大きさで可愛かった。


日本酒の品揃えはさすがで、色々と飲んで
ゴキゲンだったが銘柄までは覚えきれず。
店員さんもしっかりしていて、よいお店だった。

古い友達って、なんだかありがたいな。