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またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

国立科学博物館 常設展

2008-01-25 | お出かけ
大ロボット博のチケットを買ったことで
そのまま常設展もみることができた。

アロサウルスがお出迎え。

ナイトミュージアムへようこそ。

重厚で美しい建物に感激しながら見てまわる。

こちらは持ち運びできる日時計。

懐中時計…ということでいいのかしら。

顕微鏡や天眼鏡、地震計など芸術品と
いってよいような骨董品が並んでいる。

上階からホールにいるアロサウルスを見る。

そこの方、背後に注意です!

館内にはレストランもある。

これ以外はごく普通のメニューが並ぶ。
場所柄か全体に値段が安めだ。

シロフクロウの剥製。

うちの黒猫デボンみたいな眼だな…。
閉館時間も迫ってきたし、そろそろ帰らなくては。

金曜の夜だからなのか、館内はとても空いていて快適。
とても全部を見ることはできなかったのと、
雰囲気がとてもよかったので、また来たい。

トップ画像のミュージアムショップに寄る。
お菓子などのお土産品ばかりでなく、
試験管やプレパラートといった実用品も普通に並んでいた。

こんな施設が近所だったらいいのにな~。



新春初バイト

2008-01-06 | お出かけ
友人に頼まれて、撮影アシスタントとして出かけていった。

自分のDMC-FZ18も持参したので
晴れ上がった空に映える紅白の塔をパチリ。
ちょっとお正月らしいような気がした。

ここは川崎フロンターレのお膝元だけに
自販機もフロンターレデザインのものがある。


ラインナップを眺めてみると、おやこれは…。

ハバネロの旨スープ、売れてるのね。
実は未だに手持ちのを飲んでいなかったりする。
そろそろあけてみなくては…。


友人が巨大なデジタル一眼レフをさげてきたので、
お互いのカメラを並べて携帯で撮ってみた。

左側が私のもの。

持ち歩いていると、たまにデジタル一眼レフと
間違われることがあるのだが、
実際は本物よりもかなり小さい。



重さも質感も大違い。
私のはコンパクトデジカメということもあり、
プラスティッキーでとても軽いのだった。

アシスタントと言われてホイホイでてきたのはいいが
相変わらずカメラのことなどわかっていないので、
この期に及んでオドオドしながら内容を聞くと、
カメラの設定などは全て友人がやってくれたうえで
友人をモデルにシャッターを押すだけでよい、ということであった。

それなら私でもなんとか務まりますわ!

一眼レフで写真を撮るのはこれが初めてだったりする。
ブレずにちゃんと撮れていますように。


とおりがかった花壇に張り紙があり、
「ふろん太くん」とのこと。


うん?

ボールとくちばしの色が入れ替わってるのですな。
この角度から見るとちょっとわかりにくいかも。

無事に役割を終えてひとやすみ。
一眼レフのあの「ガシャッ」という音カッコいいですね。


きれいなビルを自分のカメラで真下から撮ってみた。

「建物モード」(画面に格子が出る)を使用したので
いつもよりも曲がらずに撮れたような気がする。


本日のバイト代は以下の品々。


ここは「てんや」だ。
ああ、ビールがうまい。

一の蔵の酒粕でつけたというタラの天麩羅が
ほんわりとした酒粕の香りにふわっとした身で
とても美味しかった。

お正月も、もう終わりですねえ。



深大寺で新そばを食べ、夕日を見る

2007-12-14 | お出かけ
調布からバスに乗って深大寺へ向かった。

道路は狭く、渋滞していたので
1つ手前のバス停で降りる。

橋を渡りながら水面を見ると鳥がいた。


鵜?!

さかんに水に潜っていたけれど、
このあたりにもいるのね…。なんだか嬉しかった。
鵜の目が青いことも知らなかったのでびっくりだ。

友人と2人で橋の手すりに貼りつき
必死にシャッターを押していると
いつの間にか周りに人だかりができている。

いやっ、ただ鳥を撮っていただけであります…と
逃げるようにそこから離れる私たちであった。


大渋滞の幹線道路から脇道に抜けるとガラリと
雰囲気が変わり、紅葉もいい感じに色づいている。

このカーブ、新車のCM撮影に使われても
不思議でないくらいきれいでよかったな~。


深大寺に向かう道々にはたくさんの
風情ある店が並んでいる。

とあるお店の前を通りかかると
丸っこい影が3つ並んでいた。


これからごはんですか?

首輪をしているので飼い猫なのね。

鬼太郎茶屋が現れびっくり。

屋根の上に巨大な下駄がある。

深大寺本殿は書入れ時である年始を控えて
バリアフリー対策であろうスロープを用意していた。

来年の干支であるネズミの土鈴をたくさん売っていたが
ネズミのフォルムとイノシシのフォルムって耳と牙以外は
とてもよく似ているよね。


深大寺から植物公園に抜ける途中にある
松葉茶屋に入った。


深大寺ビールはホッピービバレッジが作っており、
瓶はホッピーのものを流用しているようだ。

肩のところにHoppyと浮き出ている。

これは十割そば。


地酒との相性よし。

新そばの味の違いは私にはよくわからなかったけれど
ここのお蕎麦は美味しかったなあ。


秋の日はつるべおとし。

山の端がふちどられたように輝いている。

友人にせきたてられながら
落ち葉を踏んで撮影スポットへ。


小高い丘を登ると、そこは高台になっていて
一面の芝生のはしに方位台が設置されていた。

なんとか日没に間に合ったぞ。

とびいそぐからすもあり。

夕日と影の対比を見ると、なぜだか
アフリカのサバンナを連想するが
ここは風が冷たく、寒い。

カメラの夕焼けモードをフル活用。
秋は夕暮れですのぅ。

上着のフードをすっぽりかぶって
太陽を見送り、月を眺める。


ここは国立天文台三鷹キャンパス近くの自由公園
(無料で入れる)だそうで、見晴らしのよさはもちろん
一面に広がる夜空に圧倒された。

このまま粘っていれば、ふたご座流星群が見えるはず
だったのだが、さすがにそこまでここにはとどまれず
バス停に向かう。

久しぶりに行楽に出たけれど楽しかったなあ。



横浜オクトーバーフェスト2007

2007-10-05 | お出かけ
横浜赤レンガ倉庫での
オクトーバーフェストに行ってきた。

入場料が200円で、支払い時に受け取るパンフレットが
再入場のときに必要なので、なくさないようにする。

銀河高原ビールのオータムホワイトが
お目当てだったのだが、ワサビエールともども
見当たらなかった。売り切れだったのかな?

オータムホワイトは9月のビアフェスでも
逃したので心残りだ…。

赤レンガ倉庫の広場にしつらえられた
巨大なテントの中にビール屋台がずらりと並ぶ。


せっかくなのでドイツビールを飲もう。
ミュンヘン公認フランツィスカーナー ヴァイスビア。

ミュンヘン第一人気の白濁ビールということなのだが
ビールは1500円でグラスのデポジットが1000円。
グラスを返却すれば1000円戻ってくるけれど、
その値段にびっくりした。

テント内にも席はたくさんあるが、
晴れていたので外で飲むことにする。

暑い中を歩いてきての、まず一杯ということを
さしひいてもこれは美味しかった。

やや離れた席にドイツ人楽団がいた。
おそらく演奏を控えているのだろうが、
白い羽のついた緑の帽子をかぶったまま
盛大にジョッキをあけている。

ドイツ人のアルコール分解酵素の多さに
日本人はまず敵わないだろうと思いつつ、
私も二杯目を選ぶ。

富士桜高原ビールのヴァイツェン。
こちらはビールが800円で、
グラスデポジットが500円だったかな。


おつまみ盛り合わせは
バーバリアンプレート1500円なり。

ソーセージ各種、ハム、スモークチキンに
ポテト、ザワークラウトなど。

おつまみブースもいくつかあって、
一番安いのはドイツパン1枚100円。
枝豆300円などもある。

こちらは神奈川の地ビール、
サンクトガーレンのヴァイツェン。

これもたしかビールで800円の
デポジット500円だったかな。

ヴァイツェンといっても銘柄によって
味も色々ですのう…。

こちらはしばらく肌寒い日が続いていたのだが
本日の天気は最高。肌がじりじりする。


さきほどのドイツ人楽団、Blaskapelle Argetが
テント内のステージに登場。

ドラム以外は全員、管楽器だ。

ちゃんと各人にビールが用意されている。

ステージにのぼる前から
全員顔が赤いのが楽しいな。

♪アイン プロー ジット アイン プロー ジット♪

歌い終わると、1,2,3,4で乾杯~。
なぜ4まで数えるのか?

*

このときすでにビールを1.5L流し込んでいた私には
わからなかったが、調べたところ、これは

「Oans Zwoa Drei Qsuffa !
 イチ ニイ の サン さあ 飲むぞ!」
でカンパ~イとなるようだ。
(藤本修一さんのヨーロッパの思い出より)

さすが公文の先生…ありがとうございました。

*

この2人は演奏しながら左右に
体を揺らしてリズムをとっている。


以前日本に住んでいたという、
メンバーの中の親日ドイツ人がダンスを披露。


もちろん一区切りしたら乾杯だ。


おそらく本国では、もうこのあたりで
観客全員が踊りだすのであろうが
ここは日本なので、みな和やかに座ったまま観ている。


女性たちはコーラスなのかと思い込んでいたが
団員として立派に活躍していた。


生演奏を楽しんで外に出ると、
もう、とっぷりと暮れていた。

雨がぱらつくなか急いで帰る。
いや~、なかなかよかったです。
このオクトーバーフェスは10月8日まで。



ビアフェス 2007 in 横浜

2007-09-17 | お出かけ
日本地ビール協会主催の
ジャパン・ビアフェスティバルに行ってきた。

出店一覧はこちら。(pdfファイル)

前売り券3500円、当日券4000円で
「入場料だけで、120種類以上のビールを
1回50mlずつ何回でも試飲OK!」とのこと。

横浜ではこの3連休に行われたのだが、
本日が最終日だったため、
売り切れの蔵もいくつかあった。

よなよなエールの樽生と
反射炉(蔵の名前)を逃したのは残念だ。

*

私はホワイトビールが好きなので、
そこらじゅうでヴァイツェンを試飲。

一番好きなのが銀河高原ビールだけれど、
これは新宿の麺通団に行くと樽生があるので
今しか飲めない!というわけではない。
ま、ここでも2杯ほどいただきましたが…。


銀河高原と同じくらい、あるいはそれ以上に
美味しかったのが大山Gビールのヴァイツェンだった。


入場するときにもらえる、
50ml入るミニグラスに注いでもらう。

バナナのような香りがして
なめらかで苦味が少ない。

あ”~、こういうビール、好きなんだ…。
大山Gビールってどこから来ているんだろうと
調べると、これが鳥取県だった。
Gビールってもしかして地ビールの意なのかしら…。
いつか行きたいな。

広い会場の両脇にビールのブースがずらりと並び、
人もそこそこいるけれど、ほとんど並ばずに
注いでもらうことができた。

会場のあちこちにグラスを洗える流しが
設置してあるので、そこでゆすいで
また好きなビールを注いでもらい…の繰り返しだ。

*

変わりだねといえば、こんなビールも。

ワサビエールって。
懲りずにこれも飲んでみた。
わさび焼酎より全然マイルドで飲みやすい。

わさびの香りはするけれど、あのつんと来る
刺激はほとんどないのだ。

まわりの人も、意外に飲みやすいね、と言っていた。

*

おつまみは軽食のみ。
こちらはナチョチーズ。300円だったかな。


厚さ1cmくらいのベーコン。
とても柔らかく、ビールとの相性もよし。


会場内で座ることはできないので、
立ったままもそもそとつまむ。

腕にブラックライトに反応するハンコを
押してもらい、外の広場に出入りすることもできる。

*

先日沼津まで飲みに行った
ベアードブルーイングも来ていた。

なんとこちらではアイスも配っている。

アイスクリームはネット限定販売だそうで、
何の気なしに一口食べたところ、
これが甘すぎずすっきりして、
あとくちに濃厚なミルクを感じさせる。

それまでにさんざんビールを飲んでいたので
このアイスに含まれるビール味は
感じとれなかったけれど、酒に疲れた口に
しみわたる美味しさが忘れられない。

調べたところアイスクリームは2種類あるようだが、
たぶん私が食べたのは
ベアード島国スタウトアイスだと思う。

*

満腹になったので外にでて寛ぐ。

照りつける太陽に
吹き抜ける風が気持ちいい~。

休憩したら、もう一口も飲めなくなったので
帰ることにする。


ここから船に乗ってみなとみらいまで戻ろう。


今日は飛鳥Ⅱがいた。


飛鳥Ⅱの船尾。万国旗がいいなあ。


こちらはにっぽん丸。


横浜ベイブリッジ。


ドラゴンボートとすれちがった。


私が乗ってきた船はこちら。


*

地ビールのみを集めたこういうフェスティバルには
初めて参加したけれど楽しかった。

さすがに全種類を制覇することはできないけれど、
好きなタイプのビールをあれこれ試せて幸せ~。

今後は横浜オクトーバーフェスト2007
9/28~10/8に横浜赤レンガ倉庫にて。

9/30にNippon Craft Beer Festival
すみだリバーサイドホールにて。

どちらもたいへん魅力的なラインナップなので
ぜひ参加したい。




越後湯沢駅 越後のお酒ミュージアム ぽんしゅ館

2007-08-26 | お出かけ
青春18きっぷで立川~白馬~南小谷~糸魚川の続き。

糸魚川から特急はくたかに乗り、
一路、越後湯沢へ。


車窓から日本海が見えるかと楽しみにしていたけれど、
席が通路側だったことと、海との間に住宅街を
挟んでいることもあってあまり海は見えず、
座り心地のいいシートに埋まって熟睡。
ここでもフリース毛布が活躍。

ときおり武者震いのような振動が起きる以外は
スムーズで速いはくたかは快適だった。

越後湯沢に到着し、駅構内を歩く。
笹団子の店がたくさんあってびっくり。

駅ビルCOCOLO湯沢の中に
今回のお目当てである、ぽんしゅ館がある。

*

まずは酒風呂 湯の沢へ。
ここはアメニティが豊富に揃っており、
着替えと化粧直し程度の装備さえあれば
気軽に手ぶらでこられる。

浴室へ通じる着替え室の他に
独立したパウダールームもあって便利だ。

風呂を出たあとにサンダルをはいて専用の
飲食コーナー(座敷)を利用することもできる。

私が入ったのは昼前だったせいか空いていた。
カランは8~10個で湯船は1つだった。

お湯はぬるめで長くつかっていられる。
酒の香りはあまりしなかったけれど、
髪も肌も最高の調子となった。

徹夜明けのゾンビからやや復活!

*

お次はていすてぃんぐぎゃらりーの利き酒コーナーへ。
壁一面に新潟の地酒がずらりと並ぶ。


500円払ってコイン5枚とおちょこを受け取る。

コインを1枚、任意の銘柄の酒のマシンに入れて
おちょこをセットし、ボタンを押すと適量が注がれる。

おつまみは紙コップに入れた枝豆50円のほかに、
試食として漬物や塩も置いてあった。

大根の漬物がすごく美味しかった。

地酒は5種類、適当に選んだなかで
一番美味しかったのがこちら。

新潟限定発売の雪華寒中梅 純米吟醸。
これ、お土産に買おうと思っていたのに
すっかり忘れてしまった…。

銘柄は忘れてしまったが、最後に飲んだものが
なんだか妙にカビ臭くて、一口以上は飲めずに
流してしまったのだが、帰宅してから調べると
そういう酒もあるらしかった。
日本酒用語辞典(や)

お酒も発酵食品だもんね、などと
ヘンなところで感心する。

*

土台ができたところで「ふうどBAR 雪ん洞」へ。

八海山泉ヴァイツェンの瓶ビール(800円)と
地場の枝豆、地場のキュウリ一本漬け(各100円)、
つきだしのもち豚の唐揚。

枝豆もキュウリも美味しくてびっくり。
枝豆は好きで毎日食べているけれど、
これはスーパーのものとは違って深い滋味がある。

キュウリも期待以上に絶妙な味わいで、
ヘタもとらずにバリバリとたいらげてしまった。

こういう、なんということのないはずの野菜が
瞠目するほどに美味なのが地方の底力なんだろうなあ。

普段、自分が美味しいと思って食べているものが
急に色褪せて見える瞬間でもあります。

*

本当はここからまた18きっぷで
普通列車に乗って帰る予定だったのだが、
もう体力的にも限界だったので、
新幹線のMaxたにがわに乗って帰った。

新幹線って、まるで滑るように走るんですね、と
初めて乗ったわけでもないのに感激する。

振動も音もなく、自由席とはいえシートピッチも広く
またしても毛布をかぶって快適に睡眠、いや気絶。
本は1ページも進まなかった。

冷房がガンガンに効いていたのは、
始発が越後湯沢なので寒冷地仕様なんだろうか。

窓際に座ったわりにロクに景色も見ないまま
東京で降りると、こちらは暑い!
ホームに一歩踏み出してクラッときた。

*

24時間の間に色んな電車を乗り継いで、
それぞれ特色があって楽しかった。

立川から始まって、
26日の総乗車時間は約9時間半。

旅の出だしから夜行に乗って
一睡もできなかったのが後々体力的に響いたかな。

でも、疲れたけれど楽しい一日だった。
18きっぷさまさまですわ。



恵比寿麦酒記念館

2007-06-27 | お出かけ
快晴だが湿度は高め。
じっとしていても汗をかく。

こんな日はビール日和だ。
恵比寿の麦酒記念館に行ってきた。

山手線恵比寿駅のホームに降りると、
グラスに注がれたビール型の看板が
柱に等間隔でつけられていた。

発車ベルはエビスのCMで使われているあのメロディ。
ホームも工場を模したレンガづくりのデザインで、
いやがおうにも気分が盛り上がる。

麦酒記念館は駅から少し離れているので
先に駅横の恵比寿様を撮った。



記念館入り口はガーデンプレイス横にある。
高さ2mのビール缶がお出迎え。


ここはブルワリーの跡地で、
工場は千葉に移転したため、
今はもうビールの生産はしていない。

記念館見学は予約がいらないので
自由に入って見ることができる。


ねじが耳のようだ。


併設のテイスティングルームで
生ビール飲み比べセット(400円)を試す。

グラス1つが200mlくらいかな。
おつまみにビアクラッカーを1袋もらえる。
画面中央のスモークチーズは別売で100円だ。

本日出てきたビールは

メジャーヴァイス(酵母入り)
ヱビスビール
ヱビス<ザ・ブラック>
サッポロ 大麦の極み

の4種類。

私の一番のお気に入りはメジャーヴァイスだ。
麦芽100%の上面発酵の白ビールなので、
グラスの中が酵母でうっすら濁っている。(左上)

ヱビスはもちろん期待通り。

私はあまり黒ビールは飲まないのだけれど、
ここで飲んだヱビス ザ・ブラックは美味しかった。
大麦の極みはこの4つの中では薄く感じる。

私の中では、こんな順位。
メジャーヴァイス>>ヱビス>ザ・ブラック>大麦の極み

メジャーヴァイスとブラックは
それぞれ250円払って、もうひとまわり
大きなグラスに注いでもらって楽しんだ。

おつまみはさきほどのビヤクラッカーと
スモークチーズしか置いていないので
腰をすえて飲むという場所ではないのだが、
美味しい生ビールが格安で飲めて幸せ。

外はまだ明るいぞ~。


*

お土産コーナーも充実していた。

ビヤなっと、ビヤクラッカー、ビールゼリー、
麦酒石鹸、ビールキャラメル。

こちらはサッポロビールキャラメル。

サッポロ生ビール黒ラベル使用で
アルコール分は約0.1%とのこと。
さっそく1粒食べてみる。
…………うっ?

ホップの香りとかすかな苦味、
それを覆いつくそうとする水あめと練乳。
最終的に甘味が勝つ。
いいお土産になりそうだ。

今ならお土産を1000円以上買うと
このグラスがもらえる。

たしか350円で販売もされていたもの。
この形のグラスが欲しかったので、うれしいな。

*

昨年、お土産としていただいた
ビールゼリーとビールチョコの記事はこちら。



香取市佐原の小江戸めぐり

2007-06-08 | お出かけ
あやめには少し早いけれど、
(6月8日時点で3分咲き)
佐原の町並みを見に行こうと誘われた。

佐原もあやめもピンと来ないので
グーグルマップで佐原を見る。
成田より先なのか。
しかもサハラだと思っていたら「さわら」だった。

伊能忠敬がいた町でもあるらしい。
さすがに私も彼の名なら知っているぞ。

しかしそれ以外のことは何も知らぬ。
予備知識ゼロのまま家を出た。

*

千葉交通の高速路線バスで
浜松町から銚子行きの便に乗り、
佐原駅北口で下車。片道1700円なり。

成田近くで飛行機が上を横切っていった。

画像が青いのはバスの遮光ガラスによる。

朝は曇りだったのでにわか雨を心配していたが、
車中からぐんぐん晴れ渡り、バスを降りると
日差しは強いながらも爽やかな風が吹き抜けていた。

水生植物園であやめ祭りの期間中なのだが
平日の午前10時半だからか、
駅近辺はがらんとしていて人がいない。

植物園へはシャトルバスで25分ほどかかる。
花の盛りにはもう少しのようだったので
今日はそちらへは行かず、町を見ることに決めた。

いかだ焼本舗(株)正上に入る。

寛政12年創業、天保3年に建造された建物で、
県指定有形文化財とのこと。


足を踏み入れると、さっと冷茶が出され、
試食をどうぞと声をかけてくれる。

ここはもともと醤油を作っており、
その醤油で佃煮や漬物も作っている。
いくつかいただいたが美味しかった。

この佐原はその昔に舟運が盛んで、
米や酒、醤油などを
利根川で江戸まで出荷するなど
たいそう栄えていたらしい。

江戸に劣らぬ賑わいぶりだったことから
小江戸と呼ばれていたそうな。

歴史的建造物を見て歩くのは楽しい。

歩いていて丸いポストが目についたが、
これも町の雰囲気を保つためなんだろうな。


*

~関連記事~
【東薫酒造~馬場本店酒造を見学】
【小堀屋本店~さわら舟めぐり】



東薫酒造~馬場本店酒造を見学

2007-06-08 | お出かけ
東薫酒造の見学は午前中が
空いているのでおすすめらしい。

椅子にかけて待っていると、
こざっぱりとした白いポロシャツをきて
ヒゲを蓄えた、落ち着いた物腰の男性が
酒蔵内を案内してくれた。

ここは文政8年(1825年)からの創業で、
伊能忠敬(17歳で酒蔵の婿養子になる)の
家よりも前から、酒造りをしているとのこと。

182年も続いているのかと感心しながら話を
聞いていたが、ひとつ気づいたことがある。

この当主は、江戸っ子のように
「しち」を「ひち」と発音するのだ。

さすが小江戸と呼ばれる佐原で
代々続く酒蔵の当主だけあるな。

見学後は試飲をさせてもらえる。
特別純米無濾過の夢童と、原酒が気に入った。

この蔵のフラッグシップである「大吟醸 叶」は
300円でガラスのお猪口に注いでもらえる。

叶は720mlで3570円のお酒だ。
「淡麗でまろやか。馥郁とした味が口中に広がり
飲むほどに吟醸酒の風格が伝わってくる酒」と
紹介されている。

たしかに美味しい。
だが、この値段のクラスの他の蔵の酒と比べて、
抜きん出て違う何かがあるかというと、そうでもないような。

あれ?と思いながら横にある試食用の佃煮をもらって
続きをやると、口中で佃煮と酒が絶妙の融合をみせた。

つまみと酒は土地のもの同士を組み合わせるのが
一番だと常々思っていたけれど、
さすが蔵元ならではの取り合わせだなあ。

佃煮はいくつかあって、イナゴもあったがそれは遠慮した。
たらこ昆布、小エビ、アミ、貝類が美味しかったな。
買ってくればよかったと後悔中。

一角に仕込み水が湧き出ている。

ひしゃくがあるので、それで汲む。
柔らかい。雪解け水を飲んでいるかのよう。
この水も売ってほしいくらいだわ。

そういえば売店でこの蔵の娘さんらしき人がいたが、
ものすごく肌がきれいだった。
こんな水のあるところで暮らしてみたい…。


お土産コーナーも充実。


入り口近くで酒アイスとドブロクが売られている。
どぶろくは50mlくらいのミニカップに1杯100円。

この大きな甕から注いでもらったドブロクは
よく冷えており、酵母がピチピチしていて
ほんのりした甘みと酸味がヨーグルトのよう。

アルコール分は6%だそうだが、
とても飲みやすくて美味しい。

気に入ったのでお土産用に2本買った。
活性純米にごり酒、「十富禄(とぶろく)」
600ml 1100円くらい。


米麹が生きているため、温まると
発酵が進んで味が変わってしまう。
保冷剤なども一緒にいれてくれた。



冷蔵庫でよく冷やしてから慎重にフタを開ける。
うむ、美味しい。

でも、カメから注いでもらったもののほうが
美味しかったような気もする…気分的なものかも。

*

東薫酒造からほど近いところに
もう1軒、馬場本店酒造がある。
こちらは酒と味醂で有名とのこと。

見学ゾーンにあった酒造り用の古い道具。


中央に畳んであるのが酒をしぼる袋。
デニム生地のように見える。


青い瓶の左が一升瓶、右がマグナムボトル。

いったい何升入るんだろう。


ここでは最上白味醂を買った。



もち米で作られているからか、すごく甘い。
わずかに酸味も感じるけれど
シロップを飲んでいるような気持ちになる。

アルコール分は14度くらいあるそうだが
酒精はほとんど感じない。

よい味醂は飲めると聞いたことがあるけれど
つまりこれのことなんだね。

煮物にも使ってみたいが、なんだか勿体無いな。

*

~関連記事~
【香取市佐原の小江戸めぐり】
【小堀屋本店~さわら舟めぐり】



小堀屋本店~さわら舟めぐり

2007-06-08 | お出かけ
酒蔵見学後は昼食をとるべく
小堀屋本店へ。

こちらも歴史的建造物で
昆布を使った黒い蕎麦が有名とのこと。

少し並んで、奥の客席に通してもらった。

店の入り口近くにTVがあり、
気取らない蕎麦屋だなと思っていたら、
突然番組内でこの店の紹介が始まった。

森末慎二が、今わたしのいるこの席に座って
黒切りそばを食べている。

すごいタイミングでびっくりしたけれど、
お店のおばちゃんたちも嬉しそうにTVを見ていた。

私が頼んだ黒切り天麩羅蕎麦も出てきた。

見た目のインパクトがすごい。

こちらは友人の頼んだ普通の蕎麦。

どちらも美味しかった。

冷酒とあったので頼んでみたら、
東薫の二人靜がでてきた。さすが。


蕎麦味噌などつまみになりそうなものが
メニューになかったのが、ちょっと意外だった。

外国人女性の3人組が近くのテーブル席におり、
私たちの机に運ばれてきた天麩羅蕎麦を見て
「これと同じものを」と英語で注文していた。

メニューを見ても日本語だしわからないだろうな。
黒蕎麦を選ばなかった理由を聞いてみたかった。

*

はらごなしに舟に乗る。
女性の船頭さんが2人ついて、
靴を脱いで畳の上で寛げるようになっている。


船頭さんの解説をききながら
のんびりと進む。


この水門をくぐって利根川に出る。


利根川って川幅広いんだね。


低い位置にぽっかりと浮かんだ雲がきれい。
空気もきれいなんだろうな。

*

東薫酒造に戻ってお土産を買い、
佐原駅北口のバス停に向かった。

このバス停から少々歩いたところに
私の行動範囲内では見かけない
シャトレーゼの直営店があったので、
それを見に行き、駆け足で戻って
夕方のバスに間に合った。

バスは往復とも乗車率1割といったところで
すいていて助かった。
帰りの車内ではほとんど寝ていた。

東京駅で下車して家に帰る。
日帰りはちょっと疲れたけれど、楽しかった。

*

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