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またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

十郎梅の梅酢もあがった

2008-06-25 | 果実酢・果実酒・梅仕事
十郎梅1.5kgを塩分15%で漬けたものを
柳宗理のステンレスカトラリートングで
2Lのガラス瓶に移し変えた。

この絶妙なカーブが梅を優しくホールド。

キラキラ~。
金属フェチの私にはたまらない。


梅がきっちりと詰っているところの最初の1粒を
取り出すときには気を使うが、
その後は格段につまむのがラク。

2Lの瓶にちょうど入りきった。

梅酢がちょっと足りなくて、
一番上の梅がひたりきっていない。
これは毎日こまめに瓶をゆすることにする。


常滑焼の甕で漬けている塩分18%の梅3kgは、
9分目まで梅酢があがったのでお皿を入れた。

お皿の重みと塩分多めのおかげで
ちゃんと梅が全部浸かるまで梅酢があがった。
これもあとは時々ゆすっておけば大丈夫だろう。


こちらは冷蔵庫にいれてあった塩分10%のもの。
果糖とヨーグルトのおまけの顆粒の砂糖を足す。

重石なしの袋漬けだけれど、砂糖のおかげか
梅酢もあがってこちらも心配なし。
梅もしわしわにならずにすんだ。


2Lの瓶に詰めたほうは、
小梅3kgの瓶と並んで赤しそ待ちだ。


来週には南高梅もやってくるので、
そろそろ赤しそも手配しなければならない。

白干しのほうが失敗が少ないそうなので
しそをいれるのに緊張するけれど、
今年は頑張ってやってみよう。






十郎梅の塩漬け完了!

2008-06-21 | 果実酢・果実酒・梅仕事
追熟の終わった十郎梅を今日中に処理せねば。

まずは常滑焼の5.4Lの甕に、梅を3kg、
岩塩を540g(18%)で漬け込んだ。

常滑焼のカメは先日スーパーで安くなっていたもので、
梅を漬け込んだら重くて動かせないかと心配だったが、
大丈夫だった。分厚い陶器で安心感がある。

塩分18で梅酢も順調にあがってきているようなので
明日中には全部ひたるかな。


こちらは梅を400g、岩塩を40g(10%)にし、
あとで氷砂糖を40g足す。

最初から袋漬けにするのは始めてだけれど
少量、そして減塩というのもあるのか、
なかなか梅酢があがってきませんな~。
とりあえず冷蔵庫に入れた。


こちらは昨日漬けた塩分15%のもの。

24時間経って3/4まで梅酢があがってきた。
もう少しだ、がんばれ!

梅の実をそっとさわってみたら
びっくりするくらいフワフワで柔らかかった。
これが十郎梅か…。

今年はおもいきって赤しそをもんでみようかな。


*

余ったぶんはジャムにする。

鍋にいれ、沸騰直前で火をとめ、そのまま冷ます。


実が柔らかくなっているので、そっと水を捨て、
きれいな手で種と実をよりわける。



種を割って仁を入れても美味しいけれど、今日は省略。

よりわけた実と同じ量の砂糖を入れて
アクをとりつつ煮詰めれば出来上がり。



完熟梅で作るジャムは、簡単なわりに
今まで自作したなかでは一番美味しいのだ。

梅のもつペクチンでとろりとなったジャムを口にいれると
鮮烈なすっぱさと甘みで頭がシャキッとする。




十郎梅で梅干を作ろう

2008-06-20 | 果実酢・果実酒・梅仕事
昨日、昇珠園から十郎梅が届いた。
3Lサイズが5kg。
段ボールをあけると甘ずっぱい香りがした。

私に十郎梅を教えてくださったこうめさんも書かれていたが、
水にいれるとまるで透明のゼリーをまとったような姿になるのが愛らしい。

あんこだまみたいだね。

いつものようにきれいなスポンジで洗い、
竹串でへたをとる。

しかし十郎梅は柔らかいので、
スポンジの固いほうでこすったせいか
表面にうっすらスリ傷がついてしまった。

青梅を洗うようなつもりでやってはいけなかったのね…。
まあ、梅干になってしまえば傷は消えるのでよしとしよう。

1日目

届いたときから黄色ぽかったので
追熟は早ければ2日ですむかも。


2日目

写真ではわかりにくいが、
前日よりも黄熟が進んでいる。


黄色くなったものだけをザルから収穫して
塩分15%の梅干を作ってみよう。

完全に黄熟した梅が1.5kg。
塩分15%にしたいので、塩は225g用意する。


昇珠園からおまけでいただいた岩塩。


6Lの琺瑯樽の中をホワイトリカーで拭き、
底に薄く塩を敷く。

丼に注いだホワイトリカーの中に、梅を1粒ずつ、
まんべんなくひたして樽の中に1段ずつ並べていく。





十郎梅については、
重石をせずに梅酢があがるのを待つとあった。

漬けて3時間ほどだが、
今見たら底に3cmほど溜まっている。

梅が完全にひたるほど梅酢があがるまでは
気になって気になってたまらない。
明日の朝が楽しみだ。




小梅の梅干と梅シロップの経過報告

2008-06-18 | 果実酢・果実酒・梅仕事
昇珠園より明日、十郎梅が届くので
小梅の点検をした。

小梅を漬けたときの記事→【小梅の梅干を本漬けに】

梅酢もじゅうぶんあがっているし
十郎梅のあとは南高梅もやってくるので
この6Lの琺瑯の樽を空けておこう。

梅酢をキッチンペーパーで濾してボウルに移し、
小梅はよく洗った手で3Lのガラス瓶に入れ替える。

ふにょんふにょんに柔らかいので
破らないようにそっとつまむ。

濾してあった梅酢を注いでフタをした。

塩分は15%。



モモのような甘い香りと柔らかい触感に惹かれて
1粒を軽く水で洗ってから食べてみた。

すっぱい~~~~~!!
当たり前だけど…。

土用干しすれば塩もこなれて
もう少し味も落ち着くかな。


こちらは塩分10%、果糖10%のもの。

おお~フルーティ!
もちろんスッパさもあるけれど、
さきほどの15%ほどではない。


こちらは塩分10%、氷砂糖10%。

こちらのほうが果糖よりもしょっぱスッパイ。
後に残るほんのりとした甘さは氷砂糖ならではかしら。

しかし果糖で漬けたほうは、今回の小梅の中でも
よりすぐりの黄熟したものばかりなので
味の違いは梅の個体差によるものかも。

どちらも干しあがったらどんな味になるのだろう。
塩分10%組は万一を考えて、漬けたときから
土曜干しまで、ずっと冷蔵庫に入れている。

*

梅シロップもようやく砂糖が溶けきった。

漬けたときの記事→【古城梅でサワードリンク、梅味噌、梅シロップ】

2Lの瓶に梅と砂糖を500gずつ入れたのだが
これを見るに、1kgずつにしてもよかったな。



運良く発酵もせずきれいに澄んでいる。




どちらからも青梅と砂糖の甘酸っぱいよい香りがする。
そろそろ出来上がりだな。

藤巻あつこさんによると、
砂糖が溶けたらシロップを濾して、
グラグラ沸騰させないように15分過熱するそうな。

その後冷蔵保存だそうだが、
どうせ冷蔵するなら過熱しなくてもよいのでは…。
私のシロップはどうするか、もう少し考えよう。

*

久しぶりに寄ったスーパーで
梅酒用ガラス瓶などが半額になっていた。

とくに梅干用ザル、980円だったのが298円に~。

…買いました。

シーズンの終わり頃に、
翌年のために仕入れておくのっていいかも。




古城梅で梅酒を漬ける

2008-06-13 | 果実酢・果実酒・梅仕事
やってきました古城梅15kg。

こちらも渋田ノ庄 池喜さんに
お願いして送っていただいた。

さっそくはじからキレイなスポンジで洗って
金串でヘタをとり、
2時間ほど水に漬けてアク抜きをする。

農園から直送されてきた新鮮な梅に
あく抜きが必要なのかどうかわからないのだが
今年はお試しでやってみることにしたのだった。

アク抜きの終わった梅をザルにあけて乾かし
1つずつ拭きあげる。

午前中に宅配便で受け取って
夕方には全部の梅が漬け込める状態になった。
昨年よりも手際がよくなった気がする。

さあ、ここから割り振りよ。


ホワイトリカーベースのもの。

ホワイトリカー1.8L×2
古城梅 2kg
果糖 700g
容器 8L

これはあとで、にぎやか梅酒にする予定。


日本酒ベースのもの。

富久錦純米原酒 各1.8L
古城梅 各1kg
果糖 各350g
容器 4L

2本とも冷蔵庫に入れた。
半年したら梅をひきあげる。


ブランデーベースのもの。

果実酒用ブランデー 1.8L
古城梅 1kg
果糖 350g


久米仙ベースのもの。

左:久米仙 900ml
  古城梅 500g
  黒砂糖 140g
  容器 2L

右:久米仙 900ml
  古城梅 500g
  はちみつ 150g
  果糖  100g
  容器 2L

一晩経ったら黒砂糖はほとんど溶けていた。

そして底にうっすら澱がたまっている。

ハチミツを入れたほうは盛んに
ガスが出ているようで、瓶の口まわりが
ベタベタしていたので少しだけフタをゆるめた。

砂糖は果糖や氷砂糖を使うことが多く、
黒砂糖、ハチミツを使ったのは今回が初めて。
仕上がりが楽しみだ。

*

残りの梅はこちら→古城梅でサワードリンク、梅味噌、梅シロップ



古城梅でサワードリンク、梅味噌、梅シロップ

2008-06-13 | 果実酢・果実酒・梅仕事
古城梅で梅酒を漬けるのつづき。

サワードリンク。

千鳥酢 1.8L
古城梅 1kg
果糖 750g
容器 4L



リンゴ酢 2L
古城梅 1kg
氷砂糖 1kg
容器 4L


梅シロップ

古城梅 各500g
右:グラニュー糖 500g
左:きび砂糖 500g

梅にフォークでプチプチと穴をあけてから
砂糖と交互に漬けていく。
呼び水がわりにホワイトリカーをひとたらし。

翌日になってだいぶ水分がでてきた。


穴をあけた梅の見栄えが悪いけれど
こうしておくとシロップの出がよいそうな。

長いスプーンで底からよくかきまわす。

早く梅が全部ひたるくらいまで
シロップが出ないかなー。


梅味噌

味噌 1kg
古城梅 1kg
グラニュー糖 600g

一晩置いてからよく混ぜた。
梅酢が出て床が柔らかくなってきた。



梅がしわしわになったら出して、
味噌を煮詰めるつもり。


こうして1日で15キロの処理を終わらせることが
できたけれど、さすがにちょっと疲れますのぅ。

余った青梅は冷凍した。
これでサワードリンクを一年分はもたせられるかな。




小梅の梅干を本漬けに

2008-06-05 | 果実酢・果実酒・梅仕事
小梅を追熟させていた。

一日目


二日目


三日目


肌寒い雨の日が続いていたので心配していたが
三日目になると萎びているものも出てきたので
あまり黄熟にこだらずに漬けることにした。

ここまで黄色いのは全体の1/3くらい。


全部を梅干にするのだが、
こちらは果糖や氷砂糖を使ったもの。

上の瓶は小梅650g 粗塩65g 果糖65g
下の容器は小梅500g 粗塩50g 氷砂糖50g(3回に分けて入れる)

塩分10%と減塩レシピなので、
万が一のことを考えてこれらは冷蔵庫に入れた。
12時間しないうちに梅酢があがってきて一安心。


こちらは塩分15%の普通の梅干。

重石は梅と同量にして、
日のあたらない涼しい場所に置いた。

梅酢もばっちり。


よし! これであとは毎日チェックしつつ
土用干しを待つばかり。

このあと、古城梅、南高梅、十郎梅が
順繰りにやってくる予定なので、
まだまだこれは小手調べなのであった。



梅干用小梅が到着~♪

2008-06-02 | 果実酢・果実酒・梅仕事
渋田の庄 池喜さんから梅干用の小梅が届いた。

先日スーパーで買った小梅よりひとまわり大きく、
新鮮このうえなし。直径2.5cmくらいかな。

目の当たりにすると圧巻だ~。

私は1粒ずつ洗いながら同時にヘタもとってしまう。
追熟が終わったら梅を濡れ布巾で拭いて
1粒ずつ焼酎に浸してから塩をまぶす。

しかし塩漬けにする前に梅を熱湯で10秒ほど
茹でるやり方もあるらしい。

熱湯にさっと通すことで
梅の水気を早く切ることができるとのこと。
少量だけ仕込むときにはいいかもしれないな。



全部でこのザル2枚分になった。

小梅なので、黄熟するのは
南高梅の時より早いかもしれない。
毎日しっかりチェックしなければ。

梅特有の甘酸っぱい香りが部屋中にたちこめている。
古城梅、南高梅とはまたちょっと違う、
やや酸味の効いた香りだ。

夜は、ほこりよけにザルにてぬぐいをかぶせている。
おそらくそうする必要はないと思うけれど、
なんとなく気分的に…。

明日か明後日には漬け込みに入れるかな。

*

このところ寒くて、今日なんて暖房を入れてしまったわ。


ところがなんと関東地方は今日から入梅。
いつもより一週間ほど早いそうだが
心の準備ができていなくてびっくりだ。




小梅で梅昆布醤油

2008-05-28 | 果実酢・果実酒・梅仕事
こうめさんが漬けてらしたのを見て
矢も盾もたまらず…。

小梅写真:小梅から始まる梅仕事

今年は小梅は梅干だけにしようと思っていたけれど、
梅しょうゆを作りたくなってスーパーをまわった。

近所ではどこも1kg 980円なのだが、
680円のところを見つけたので1袋買ってきた。

半日ばかり水に漬けてあく抜きをし、
きれいに洗って竹串でヘタを取る。

1kgだけとはいえ、ボウル一杯の小梅を
ひとつずつチェックしていくのは思ったよりも
時間がかかった。

水気を拭いて乾かし、清潔なガラス瓶に詰める。
1.5Lの容器で小梅はひとつかみほど余った。

3×4cmの昆布を4枚ほど入れ、
醤油をひたひたに注いで表面にラップを
ぴったりと貼り付け、冷蔵庫に入れた。

これで美味しいだし醤油が食べられる~。

*

パスコからリサとガスパールのエコバッグが届いた。

うん、やはり可愛いな。

まちが広いのでたくさん入る。

梅酒用4L瓶が2本並んで入る大きさだ。
便利に使えそう。




梅干用のプラスチック桶を買ってきた

2008-05-20 | 果実酢・果実酒・梅仕事
昨年は南高梅10kgを漬けるのに、
6Lの琺瑯桶を2つ使った。

今年の梅干計画は
小梅 5kg、南高梅 10kg、十郎梅 5kg。

南高梅は大きな桶で一つにまとめることにして、
ラゾーナ川崎のユニディというホームセンターで
15Lのプラスチック桶を買ってきた。


重石用の内蓋もついて498円なり。
まさかワンコインで買えるとは思わなかったので嬉しい。



これで今年の梅干もオケ!



…もしかしてダジャレ?

*

本屋で見つけた「男の隠れ家 6月号」。

「干す 燻す 凝固させる 発酵させる
 自家製の食を愉しむ」

なんというそそられるタイトル!

味噌、漬物、燻製、蒟蒻など、
酒の肴になるものを自分で作ってみましょうという
特集のようで、これはこれは参考になるわ~。

また糠漬けを始めてみようかな。
前回、冷蔵庫管理している間は大丈夫だったけれど
室温に置くようにしたらコントロール不能になって
しぶしぶ廃棄したのだった。

こっ、今度こそっ。