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またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

省スペース大作戦

2009-07-06 | 果実酢・果実酒・梅仕事
またたびダイアリ:梅干とシロップの経過のつづき。

実を入れたまま夏を越すつもりだった杏シロップが
十日ばかり順調にきていたものの
ほんの一日で見事に発酵してしまい、
がっくりヒザから崩れ落ちる。

梅で発酵させたことはないのよね…。
あんずも割らずに丸ごと漬けたらうまくいくのだろうか。

よし、処置をしなければ!
ロージーさんにいただいたコメントを読んで
むくりと起き上がり、夜中に台所にこもる。

ホウロウの鍋に、発泡を続けているあんずシロップを注ぐ。

この時点で泡が浮いているのだけれど
加熱するとさらにモクモクと泡だってくる。

必死にかきまぜつつ泡を小さなボウルにとりのけるが
沸騰と同時に鍋から吹きこぼれてきた。ギャー。

沸騰させちゃいけなかったのかな。
発酵の原因である酵母の働きをとめるのには
何度まで加熱すればいいのかしら…。

砂糖とアンズの果汁で沸点は水より高いだろうから
もうこれでいいやと瓶に詰める。

容器に残った杏の実もシロップを少し足して、くつくつと煮た。

出来上がり~。
あんずシロップは発酵する前はきれいに澄んでいたのが
今はちょっと濁った感じ。
あんずの実は峠の釜飯にのっているアレにそっくりにできた。

シロップは発酵したとはいえ、
アンズの風味が消えるわけではないので
これはこれで美味しくいただける。
4Lのガラス瓶から2Lの瓶に移したので
これで冷蔵庫に入れておけるぞ。


梅&杏のシロップも詰め替えておこう。

右は詰め替え後の梅&杏&氷砂糖のシロップ。
お味見してみたら杏のふくよかさに梅の酸味が加わって
わりと好きな味だったのでこれで完成とする。
加熱はせず、このまま冷蔵庫に入れた。


ついでなので梅干の容器もコンパクトに詰め替え。
昨日の記事にのせた琺瑯の樽に入っているのとは別のものだ。

これはどちらも塩分18%。
南高梅と十郎梅だ。南高梅大きいな…。

南高梅を漬けてあった甕の中をのぞくと
けっこうな量の塩が溶け残っていたので上に足しておいた。


よーし、これであとは土用干しを待つばかり。
梅が一段落したら、味噌の天地返しをもう一度やっておきたい。





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5 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
わああーーー ()
2009-07-07 22:44:24
お疲れ様!
すごいですね
発酵するとセメダインにはびっくり
でもこれで一安心・・かな

あんずの実は峠の釜飯にのっている・・
おいしそうです!
お茶うけにもってこい!よね!!
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書き忘れ・・ ()
2009-07-07 22:47:24
お味噌もう一度天地返しするの・・
私は1回しかしたこと無いのですが
また様子のアップ楽しみにしています!
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暇なとき・・・さん (プルコ)
2009-07-08 16:23:21
ありがとうございます。
シロップや焼酎などがセメダインぽい香りになるのは
なんでなのかよくわかりませんが、
今回のあんずはギョッとするような香りではなく
あんずはあんずだけど、ちょっと香りの立ち方が鈍ったかな?というくらいで
とにかく発泡がすごかったです。

一応、杏の味もするのでこれで大丈夫かな…。

お味噌はこのあいだの天地返しで表面にラップ→落としぶた にしましたけれども
やっぱり暇なときさんみたいに焼酎をしませたサラシを敷いたほうがいいのかなと…。
重石もいつまで必要なんだろうかと色々悩んではいるのですが
こわくて中をみていません。
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プルコさん ()
2009-07-09 20:46:35
お味噌は私は全然最近は
重しなしでやっているので
もうとってもいいと思いますけど

どうかな・・・
漬かりすぎるようなきもするし・・

でも普通春の天地返しの時何ともなければ
その次が大変なことになっていることは
無いと思いますが
どうかな

こわごわみてみて・・
大丈夫なことを祈っています!
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暇なとき・・・さん (プルコ)
2009-07-09 23:16:12
あっ、やっぱりもう重石いらないんだ…。
ありがとうございます。
この間の天地返しをした日に、悩みつつまた載せてしまいましたが
これははずして、表面をぴっちり覆っておくようにしよう!

たぶんまた、たまりがあがってきているので
よく混ぜて、表面に塩をふってラップを貼るなり、焼酎をしませたガーゼを置くなり、やってみますね。
あのふたを開けるのは精進潔斎してからだ。
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