おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

“あと30日もすると稲刈りですよ”

2016年08月03日 00時00分00秒 | 農業

写真1 2016年08月01日、コシヒカリの穂は垂れる。あと30日ほどで稲刈り。写真2・①の田圃。写真4・写真5も同じ①の田圃


写真2 01日11:38、勢いよく田圃に入る水。この水口・用水蛇口と田圃の水位を見ていたMさん、写真3の用水ポンプ小屋へ


写真3 Mさんは用水ポンプ小屋に着き、電源を切る。写真2・①の水口は止まる。Mさんの田圃は①と③


写真4 01日11:37、写真2の水口から水が入り、水位は上がる。黄のマツバボタン2輪開花


写真5 02日15:31、写真4の田圃、01日に比べて濃茶色の幅(⇒印)だけ水位は下がった。マツバボタンは除かれた(○印)

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 2016年08月01日、久しぶりに会うMさん(弊ブログ2016年05月12日
 お昼前、11:38、自転車に乗って田圃の水位や用水蛇口を見回る(写真2・写真3)
 次のようにご教示
   あと30日もすると稲刈り
   コシヒカリは早い
   この時期、1日おきに水を入れる
   これは、科学的には知らないが、自分の経験で行っている
   すなわち、入水と自然落水を1日おきに行う間断灌漑(注1)
   そのために見回っている

 きれいな花が咲いてますね(写真4)、撮らせてください、と筆者
 きれいな花も、農家には大変なんですよ、とMさん
 翌02日、きれいな花、マツバボタンはない(写真5)
 反省の筆者

 注1 入水と自然落水を繰り返すことで田面の短い割れなどから水が入り、透水性は高まり、作土中の有害物質は軽減され、
    根は酸素を供給されて健全に育ち、高温障害などは抑えられて登熟し、高品質の籾となる
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:上記 撮影地:埼玉県久喜市

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