goo blog サービス終了のお知らせ 

おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

茶わんむしの歌 鹿児島戯れ歌

2015年08月21日 00時00分00秒 | 文化芸術



   茶わんむしの歌
     作詞  石黒ヒデ
     作曲  (旧姓 鳥飼ヒデ)
  ウンダモ ソンタ イケナ虫ナ
  アタイガヘン 茶ワンナンダ
  日ニ日ニ 三度モ アレモンセバ
    キレイナ モングワンサー
  茶ワンニ デケル 虫ジャロカイ
  メゴナンド ヘアルク 虫ジャロカイ
  ホーンニ ゲンネ コッヂャー
    大正十三年(一九二四年)
    姶良郡宮内尋常高等小学校
         奉職の折作る

   意味
    まったくまあー それは どんな虫ですか
    私の家の茶碗などは
    日々朝昼晩3度も洗っているので
      綺麗なものですよー
    茶碗にできる・つく虫でしょうか
    洗いもの用竹笊を歩きまわる虫でしょうか
    ほんとにまあー、恥ずかしいことです

人気ブログランキングへ ← Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください。

 2015年夏、7月下旬、中江さんは故郷・鹿児島に帰り墓参
 近くの墓に「茶わんむしの歌」碑(上の写真)

 この歌、鹿児島県民の歌と言ってもいいほど
 昨年、NHKEテレ「にほんごであそぼ」でも歌われた
 鹿児島を離れた人の耳に入ると故郷を思い出す歌

 歌詞は、注文された料理・茶碗蒸しと茶碗についた虫の勘違いから始まる店主、店員、客の笑い話(注1)

 勘違いは筆者にも
 1960年代、鹿児島で暮らしていた頃
 この歌はMBCラジオ・薩摩狂句学校の番組開始時に聞こえた(注2)
 今年8月まで、中江さんの写真送付まで、狂句学校のテーマソングと思っていた
 ほんにげんねこっじゃー

 件の墓は、作詞・作曲の故石黒ヒデさんが眠る石黒家のお墓
 中江さんは、かつて墓前でヒデさんの娘さん(ご高齢)と立ち話し、歌をテーマに

 合掌

 注1 そもそも、学芸会の劇中歌として教師・鳥飼ヒデさんが作詞・作曲。歌は上記の1番だけでなく、2番、3番もある
    詳しくは霧島市立宮内小学校Website
 注2 薩摩狂句学校は1958年に始まり現在に至る
    執筆:有馬洋太郎 撮影者:中江謙介 撮影日:2015年07月22日 撮影地:鹿児島市

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クサ・雑草は取っても 耕しても出る

2015年08月20日 00時00分00秒 | 農業

写真1 トラクターで耕して日数少ない畑。しかし、雑草は出る。むしり取る女性農業者(1946年生まれ)


写真2 女性農業者(写真1と同じ女性)が雑草取る畑にはブロッコリーを移植する予定

人気ブログランキングへ ← Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください。

 2015年盛夏8月、からから天気の北関東、下野市域(弊ブログ2015年08月11日
 “からっからっ”に乾いた畑の作土(上の写真)
 それでもクサ・雑草は出る

 クサ・雑草取り中の女性農業者(上の写真)、息つく間もなく開陳
 次のように
   トラクラーでうなったんだよ、それでも出るんだよ
   取っても、うなっても出るんだよ、クサ・雑草との競争だっ、さんざっぱら
   “除草剤は”と愚問の筆者
   撒くと土が固くなる、悪くなる、根が駄目になる、良い野菜できない
   田んぼのクサ・雑草も1週間、毎日とってんだよ、取りきんねー
   今日も4時頃から田んぼだっ
   国会議員は知ってっかなー、私ら、こんな暑いなかでクサ・雑草とってんのっ
   
 日本農業は「雑草との戦い」(弊ブログ2015年06月18日)、生の声を聞く

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2015年08月10日 撮影地:栃木県下野市







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菜園のニホンアマガエル 見慣れない筆者に驚く

2015年08月19日 00時00分00秒 | 動物

写真1 オクラの葉柄にニホンアマガエル。筆者に気づき、頭目部をギュッと上げ、どこへ飛び逃げるか思案中。2015/08/01 埼玉県久喜市


写真2 ニホンアマガエルも水を好む、水溜め古鍋に2匹。筆者に気づいて水面から上がり逃げる態勢。足指は前足に4本、後足に5本。2015/08/01 埼玉県久喜市


写真3 和棉の葉にニホンアマガエル。鼻から目の後方へ薄茶色の帯。上面・背中側の色を灰褐色の保護色に変えられる。2015/07/28 埼玉県久喜市


写真4 水溜め古鍋の上端にニホンアマガエル。指先に丸い吸盤。この吸盤で枝や竹、鍋やガラスなどの垂直面に張り付ける。そのため、枝葉・植物の上でも生息できる。2015/08/06 埼玉県久喜市

人気ブログランキングへ ← Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください。

 我が家菜園のニホンアマガエル
 見慣れた妻に替わり現れた筆者に驚いたよう
 筆者の姿を見ると、カメラを向けると逃げる態勢

 学名 Hyla japonica
 引用・参考文献等:弊ブログ2012年06月01日2015年07月10日写真2
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なに なさってんですか176 色づく稲穂の脇で作業の夫妻

2015年08月18日 00時00分00秒 | 農業

写真1 既知のご夫妻が作業中、防水シート外し。2015/08/10 09:46 埼玉県加須市(旧北川辺町)柏戸(以下、同じ)


写真2 ご夫妻が外した防水シートと留め金具。2015/08/10 09:47


写真3 モグラ穴をドロドロの作土で埋める。2015/08/10 09:49


写真4 ご夫妻は、写真1の田んぼの前、他で防水シートを外していた。2015/08/10 09:04


写真5 畦の水漏れ予防に、埋め張られた防水シート(写真1・写真4の田ではない)。モグラが掘る穴からの漏水も予防。2015/04/16 09:24

人気ブログランキングへ ← Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください。

 既知のご夫妻が作業中(写真1・注1)
 色づき垂れる稲穂の脇、排水路の脇、畦の上
 作業ひと段落時、なに、なさってんですか
 次のよう
   防水シートを外している
   畦から水漏れしないように埋め張っていた
   稲刈り後に外すと苦労する
   水を入れて作土が柔らかい今は適時、力要らずで外せる
   シートを外したら、モグラの穴があり、埋めた(写真3)
   大事に至らず、水漏れなく、ひと安心
   稲刈りは今月、8月末から

 注1 妻は弊ブログ2015年05月11日写真1の女性夫は弊ブログ2015年05月16日写真1の青色トラクターの男性 
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015年盆景 仏の腰掛け道に精霊馬

2015年08月17日 00時08分06秒 | 民俗

写真1 祖霊を送る馬2頭(マコモ製)と手向けもの(ビニール袋)を仏の腰掛けの下に供える。弊ブログ2015年08月16日の写真2と同じ仏の腰掛け等。2015/08/16 埼玉県吉川市深井新田


写真2 歩く左前方に精霊馬等(写真1と同じ)


写真3 祖霊を送る馬2頭を仏の腰掛けの下に供える。ナス製なので牛? 2015/08/16 埼玉県吉川市平方新田


写真4 歩く右前方に精霊馬等(写真3と同じ)

人気ブログランキングへ ← Please click this green banner.
           ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックしてください。

 2015年08月16日、盆の送り日
 仏の腰掛け道(弊ブログ2015年08月16日)を歩く

 送り日ゆえ、ご先祖の霊を送る馬や牛を仏の腰掛けといっしょに供えてある
 すべての腰掛けといっしょではない、供える家は少ない
 盆棚に供えてあった馬や牛、あるいは新たに供えた馬や牛
 祖霊が現世からあの世へゆっくり戻れるように、疲れないように
 手向けものを供える家もある(写真1・写真2)

 引用・参考文献等:弊ブログ2014年08月24日25日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日・撮影地:上記

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする