ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

彼が授かったものは

2009-03-21 | 1~2歳
 教室に子犬がやってくると、アリエスはいつもかかりっきりなようだ。先生達が「もうすぐおっぱい出るんじゃ??」と驚くくらい、遊んだり、まるで「トイレまだ?」というようになめてあげたり、ものすごい「母性」を発揮するそうだ。そんな時、彼は本当に優しげな表情をしている。教室で、わりに引っ込み思案な子と仲良しだったりもする。

 最近地味ーなマーキングをするようになった。散歩中は許可した時だけだが、庭での排泄時は、決まったところにちょっとずつ。そう思っていたら、教室でもすると聞いた。ところがその方法がアリエスらしくて・・・
 他の子のおしっこの匂いのついた床をふんふんと嗅ぎ、「よぉーっし!」と・・・わざわざトイレトレーのところにやってきて・・・おもむろにシャーッ。え。それマーキング??「妄想マーキング」と呼ばれているのでした。なんと気弱な、というかきれい好きな・・・
 まあトイレについては特徴的で、「室内だ」と思うところではトレーにしかしない。散歩中はしない。広大な場所ではリードの有無に関わらず、1ヵ所をトイレと思って同じところか同じ種類のところにしかしない。

 そんな彼の性格のイメージとしては、柔らかく優しい感じだ。先日オス犬の匂いに激怒して吠える子が、アリエス臭プンプンの私にじゃれついてきたのは、そんなイメージを汲み取るからではないだろうか?

 めっぽう弱虫なのはその裏返しなのだろう。いったん近づけば仲良くなるくせに、リードつきで出会うと「来ないで!こわいこわい!」と騒ぐ。すんごいちっちゃいっつーの。

 良いも悪いも何もかも、彼が天から授かったものを大事に受け止めて過ごしていきたいものだ。実際に毎日、アリエスが私達にそうしてくれているように。私がどんな私であっても、彼はついてまわり帰宅を喜びそばに眠る。欠点だらけの私を全身で受け止める。その信頼にどんなに救われる日々であることか。それに答えられる態度で接したいと思っている。

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