ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

Aries' eye

2009-03-14 | 1~2歳
 近頃、暗闇レストランとか、真っ暗な部屋でヘッドフォンをして音で恐怖を味わうお化け屋敷とか、視覚以外の感覚で楽しむ娯楽が生まれている。娯楽だけでなく、視覚に障害がある人が見える人を暗闇でガイドして出口まで導いてくれるという、人間の連帯や理解を深める試みが共感を呼んでいる。私もアリエスとちょっとだけ似た体験をした。

 仕事で遅くなったがまだ薄暮時で、間に合うぞーと河川敷まで出かけた。少しするととっぷりと日が沈み、照明など点灯していない広大なその場所が闇に包まれた。空に白っぽく浮かぶ雲が一番明るく感じるほどの薄墨のような空気。夜といっても普段は光に囲まれている私には、ほぼ真っ暗に思える。
 犬は色彩は少ないが明暗には強いと聞く。確かにアリエスも、電気のついていない部屋で昼間と同じように動くことができる。彼にとって夜の河川敷は、輪郭が分かり匂いも判別でき音もよく聞こえ、いつもとなんら変わらない量の情報があるのだろう。普段通りに元気に駆け回っていた。一緒に歩こうとリードを手に取るが、正直言って周りがあまり見えない。なんだかアリエス頼みの暗闇散歩になってしまった。

 彼はまるで「だいじょぶかー」とでも言うように時々こちらを見上げながらゆっくりと歩く。私はアリエスになったように、葦が風に揺れる音や水鳥の鳴き声や土を踏む音を聞き、わずかに流れる匂いに気をとられ、足の下の感触の違いを感じた。ひとりならあまり気持ちのよくない暗闇も、コヤツと一緒ならこんなにも楽しい。途中からアリエスの首に下げたチカチカライトをオンにすると、なんとも情緒のない感じになってがっかりしたのだった。

 そんなアリエスの目。日光の下では半透明の黄金色の宝石のようで、黒い斑点が中心に吸い込まれるように配置している。室内で見るととろりとした優しげな茶色。仕事の時はアリエスと離れていて淋しいので、ヤツの目の色の天然石(もちろん安物だが)を手に入れて首にかけている。なんとも親バカな話。

 南の海の色のタペタム

 きょろりん

 またきょろりん(顔長ー!)手がかわいいぞ

 ハニーブラウンですな

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2009-03-15 19:23:43
こんばんは。

今日あるところでツナデを見てアリくんに似てる~って言われてきましたよ~!

火曜日朝からまた行きます!!

それでは火曜日!?

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お待ちしてましたー! (Ariko)
2009-03-15 20:24:54
 アニツナパパさん、こんばんは。

 やっとツナデちゃんに会えますねぇ。もう来ないことになったのかな・・・と思ってました。アリエスを見慣れていると、ツナちゃんはよほど細く見えるでしょうね。以前そんなことも聞きました。

 それでは、またです!
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