ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

こぼれ話と、バッシ&ダッシュ

2012-11-14 | 4~5歳
 めでたく抜糸!アリエスはほんとによく我慢した。マージンをきちんと取ったため15針の縫合という、けっこうな大きさ。つかむと足は細かく震えていたよ。それでも一言も言わずに耐えて、健気な姿に涙が出た。痛みや怖さに鈍感なのではなくて、怖いけど我慢してるんだというのがよく分かった。私達を信じて、静かに待ったんだ。

 さらに数日、皮下組織が安定するのを待って、晴れてダッシュ解禁。ひんやりした朝の空の下、うれしそうに走るヤツを見た。こうやって流れる日常を、つくづくありがたいと思った。筋力を取り戻すべく、また毎日遊ぼうね。



 手術前日アリエスが絶飲食となってから、我が家はみんな絶食になった。食べ物の匂いはあまりにも酷なので、水分のみ。普段から父ちゃん朝は食べないし、アリ子母もあんまり。要するに私だけ一般的な夕食並みに食べるのであるから、話は簡単。父ちゃんを駅に車で送る際、ゼリー飲料でカロリー補給した。ほんとは便乗してプチ断食すれば、腸がきれいになるとかなんとか?はい、無理です。

 昼、アリエスをクリニックに預けてから、すぐそばのレストランでちゃちゃっとごはんにした。うー食欲ない、アリエス、アリエスゥ・・・と涙しながらビーフシチューがっちり食い。おい自分っ!!いやいや、待つにもエネルギーいるんだって。

 アリ子母はその日、家で待つのがいたたまれず、電車でお参りに出かけた。「神様ってね、お願いしちゃダメなのよ!ひたすら感謝するものよ」というのが口癖の母は、しかし、広大な境内におわすすべての神々に祈ったらしい。縁結びの神様にまで・・・。母ちゃん、分野違いは、神様も困るんじゃ??

 いま思い出したけど、クリニックに入ろうとした時、ちょうど他の患者さんと入り口で一緒になった。薬をもらいに来たというおばさんは正面の駐車場を譲ってくれた上、これから手術ときいてこう言ってくれた。「それは心配ねえ。でも絶対大丈夫よ、今日は絶対にいい日だから!」・・・根拠あいまいな発言ながら、なんだか力づけられた。どなたか存じませんが、そして100%これを読まれるわけはないけど、その節はありがとうございました・・・



ヒトと違って皮が余ってる部位だそうだ。どんどんきれいになっていくなー



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