今日の考え事〈applemint1104〉

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「健康で文化的な最低限度の生活」1話の感想

2018-07-18 17:01:38 | ドラマ
どうも題名と舞台から見る気持ちになれなかったのだけど(よほど重苦しい話だろうと)先月末、横浜の桜木町駅前で偶然ドラマのロケを見ました。(早朝でした)初めてロケを見たのでちょっと感激しました。
アラタさんは色白で背が高く上品、吉岡さんは顔が小さくて誰だか分かりませんでしたけれど、髪型と顔で分かりました。
あの場面がいつ出てくるのかと興味を引かれ、見てみました。
でも今回は出てきませんでしたね。
 
さて、安定を求めて区役所に就職した義経えみる(変な名前)でした。が、配属されたのは生活課でした。
生活保護の受給者110名のサポートです。
110名というと、3クラス分の人数ですね、こりゃー大変なんてもんじゃない、これが普通なのか?
えみるはさっそく先輩の半田さんと受給者の家庭訪問などに走り回ります。
それが、80歳の脳梗塞を患っている祖母と孫の家とか、また「今から死にます」と電話してくる、妻に先立たれた男の人とか、
そして50代の独身男性など難題の人物が出て来ます。
50代の求職中の男、阿久沢がエンケンなのだけど、(この人ドラマに出すぎていて、もはやキャラが混乱しています)
彼と話をしている内に、えみるは彼が一日一食だということに疑問を覚えます。追求していくと、なんと彼は借金を抱えていたのでした。
また、映画館の前で、別れた妻との間に出来た娘に似た人を探していたのでした‥

えみるは彼に債務処理に行くのを勧め、法テラスへ連れて行こうとしますが、頑なに拒否されます。
やっとのことで彼と法テラスへ同行したら、なんと、今まで支払ったお金は払いすぎていて、とっくに借金が完済していたのでした。
おまけに払いすぎていた分が戻ってくると言う。
なんだ~よくある話かよー。
 
ちなみに、法テラスは30分しか話を聞いて貰えないので、一度行っただけで全てが解決した今回の話は不自然でした。
はしょったのだろうけど、個人の弁護士事務所にお願いして書類を揃え数ヶ月かかると思われます。そこが「?」でした。
まぁドラマだからねー、そこまで忠実にならなくても。
 
しかし、新人ケースワーカーが上手く描かれていました。
初めての仕事で右も左も分からない、その仕事の重さと責任感に押しつぶされそうになっている主人公がよく表現出来ていました。
一話は紹介がメインだけど、初回にしては色んな人のケースを盛り込み、話が走ってました。
 
自殺してしまった平川さんがどうも気になるのと、阿久沢さんが探していた娘はどうなったのか。おばあちゃんの垂れ流しと脳梗塞は?
なんか問題はそのまま残っています。まだ続くんだろうか‥?
 
来週は不正受給の話のようです。というと、まだ記憶に新しい河野さんの件が思い浮かびます。
 
どうも、役所の人の気持ちは、受給者が死んでも「税金で食べさせられていたんだからね」とか「一人担当が減って良かったじゃない」とか、厳しい態度です。
こういう気持ちなんだ。淋しいもんですね。そういうのと、これからえみるは戦うんだろうね‥
 
見続けて重い気持ちになったら見るの止めようかなと思います。
でも、あのロケの場面を確かめたいから、しばらくは見るつもりです(笑)


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