鉄道、バスなど公共料金の値段は、基本的には10円刻みで設定されている。また、割引などの場合も、10円未満の端数を処理して、10円単位となっている。端数の処理の仕方は様々で、切り上げ、切り捨て、四捨五入とあるようだ。この料金が10円単位であるというのは、顧客の利便性や経済合理性からきているのだろう。自販機ができるまでは、釣り銭の煩雑さ。自動券売機ができてからは、設備投資の必要性から。しかし、ここ数年、この仕組みが変わっていい土壌ができたと感じるのは、私だけではないだろう。
これまでも、オレンジカード、イオカード、パスネット、などなど各種のプリペイドカードが販売されてきた。これらでは、残額表示の問題もあったのだろうか、10円単位で使用されてきた。。というよりも、料金が10円単位だったから10円刻みで運用していたのだろう。ここへ、Suicaが出てきて、課金の仕方は、かなり柔軟性を増したと言えるのではないだろうか?というのは、Suicaで買物をすると1円単位で支払いができるからだ。
現在、スイカの普及のために、ビルまるごとで買物ができるとかいろいろ試行されている。中にはViewスイカといって、クレジットカードであるViewカードと、少額決済用のSuicaを一体化させたカードまででてきている。ここで、はて、消費者は、それほどまでに、電子財布だけをもとめているのかな?とふと考えてしまった。確かに、スイカでの買物は、駅構内などで急いでいるときにとても楽だ。でも、どれだけ自分が急いでいても、他のお客がゆっくりしてしまっては、自分の努力はむなしく終わってしまう。スイカの普及に向けて、ひょっとしたら訴えどころを間違えているのでは?なんて思ってしまう。だって、Viewでなければ、大きな金額で買物するのは大変だ。スイカのチャージは一度に1万円を上限としているからね。(チャージ自体は、けっこうな金額までできるのかもしれないが、券売機でのチャージは1万円までとなっている)
スイカは、非接触型のICを用いたカードであり、スイカの普及が進むと、駅における切符詰まりのトラブルが大幅に減るのではないか?と感じる。(悪意でつまらせる人は別だが)切符の自動改札だと、機械的な点検が必要になるが、Suicaの場合は、どちらかというとソフト的な点検が多くなろう。つまり、スイカが大幅に普及すると、メンテナンスコストが大きく下がると考えられるのだ。
そのコスト削減がどれくらいになるかは、素人には試算が難しいので、ちょっと置いておく。では普及のために何ができるのか?と考えてみる。たとえば、Suicaを利用している時に、運賃を1円ずつ下げるというのはどうか。(定期券利用者は、定期外での利用で、一回につき2円下げるとか)いや、5円でもよい。もちろん、切符の人は10円刻みのままだ。もしくは、よりダイナミックに、10円以上下げていっても良い。というのは、今の運賃は、完全な10円単位での上下ではなく、JR東日本だと、130,150,160,190と続き、例えば、290円の次は380円だったりして、よくわからん階段状となっている。これは、切符の種類をたくさん用意しないでよいこと、また、お客に選ばせるのが簡単であるということからきているのだろう。もっとも、切符は自動券売機となり、その場で印字するようになったので、いろいろな種類の在庫を持つ必要はなくなった。でも、券売機の前で、いくらだっけ?と探し回るのは大変だ。
消費者は、こういった値下げには敏感だ。500円のデポジットは、カード自体を大切に使ってもらうことからして続けた方がよいだろう。だが、使えば使うほど、得をするというかデポジットを回収できるというか(実際は、カードを返却すれば500円もらえるので、回収でもないが)そういうお得感を打ち出してあげるとよいのではなかろうか?
また、利便性という意味では、ホリデーチケット、周遊券チケットなど、駅の窓口で購入しなければならないような切符も、自動的に適用してはどうかと思う。土日に、関東のスーパーめぐりをするのに、毎回スイカを使って大きく損をしたことがあった。逆に、駅員のコストを使って、窓口で切符を買うと、安く上がったのだ。こういうのも、たとえば、土日でホリデーチケットを超えて利用している場合に、自動的に割引をするなどのサービスが可能となるのではないだろうか?
既に、スイカという媒体は、多くの人の知るところとなっている。今後は、単なる広告ではなく、実利の伴う訴求をして、浸透を進めてはどうだろう?
これまでも、オレンジカード、イオカード、パスネット、などなど各種のプリペイドカードが販売されてきた。これらでは、残額表示の問題もあったのだろうか、10円単位で使用されてきた。。というよりも、料金が10円単位だったから10円刻みで運用していたのだろう。ここへ、Suicaが出てきて、課金の仕方は、かなり柔軟性を増したと言えるのではないだろうか?というのは、Suicaで買物をすると1円単位で支払いができるからだ。
現在、スイカの普及のために、ビルまるごとで買物ができるとかいろいろ試行されている。中にはViewスイカといって、クレジットカードであるViewカードと、少額決済用のSuicaを一体化させたカードまででてきている。ここで、はて、消費者は、それほどまでに、電子財布だけをもとめているのかな?とふと考えてしまった。確かに、スイカでの買物は、駅構内などで急いでいるときにとても楽だ。でも、どれだけ自分が急いでいても、他のお客がゆっくりしてしまっては、自分の努力はむなしく終わってしまう。スイカの普及に向けて、ひょっとしたら訴えどころを間違えているのでは?なんて思ってしまう。だって、Viewでなければ、大きな金額で買物するのは大変だ。スイカのチャージは一度に1万円を上限としているからね。(チャージ自体は、けっこうな金額までできるのかもしれないが、券売機でのチャージは1万円までとなっている)
スイカは、非接触型のICを用いたカードであり、スイカの普及が進むと、駅における切符詰まりのトラブルが大幅に減るのではないか?と感じる。(悪意でつまらせる人は別だが)切符の自動改札だと、機械的な点検が必要になるが、Suicaの場合は、どちらかというとソフト的な点検が多くなろう。つまり、スイカが大幅に普及すると、メンテナンスコストが大きく下がると考えられるのだ。
そのコスト削減がどれくらいになるかは、素人には試算が難しいので、ちょっと置いておく。では普及のために何ができるのか?と考えてみる。たとえば、Suicaを利用している時に、運賃を1円ずつ下げるというのはどうか。(定期券利用者は、定期外での利用で、一回につき2円下げるとか)いや、5円でもよい。もちろん、切符の人は10円刻みのままだ。もしくは、よりダイナミックに、10円以上下げていっても良い。というのは、今の運賃は、完全な10円単位での上下ではなく、JR東日本だと、130,150,160,190と続き、例えば、290円の次は380円だったりして、よくわからん階段状となっている。これは、切符の種類をたくさん用意しないでよいこと、また、お客に選ばせるのが簡単であるということからきているのだろう。もっとも、切符は自動券売機となり、その場で印字するようになったので、いろいろな種類の在庫を持つ必要はなくなった。でも、券売機の前で、いくらだっけ?と探し回るのは大変だ。
消費者は、こういった値下げには敏感だ。500円のデポジットは、カード自体を大切に使ってもらうことからして続けた方がよいだろう。だが、使えば使うほど、得をするというかデポジットを回収できるというか(実際は、カードを返却すれば500円もらえるので、回収でもないが)そういうお得感を打ち出してあげるとよいのではなかろうか?
また、利便性という意味では、ホリデーチケット、周遊券チケットなど、駅の窓口で購入しなければならないような切符も、自動的に適用してはどうかと思う。土日に、関東のスーパーめぐりをするのに、毎回スイカを使って大きく損をしたことがあった。逆に、駅員のコストを使って、窓口で切符を買うと、安く上がったのだ。こういうのも、たとえば、土日でホリデーチケットを超えて利用している場合に、自動的に割引をするなどのサービスが可能となるのではないだろうか?
既に、スイカという媒体は、多くの人の知るところとなっている。今後は、単なる広告ではなく、実利の伴う訴求をして、浸透を進めてはどうだろう?