企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

メータ、イスラエルフィルのマーラー7番

2007年03月20日 | 趣味関係(食IT音楽を含む)
先日、サントリーホールで行われたイスラエル・フィルのマーラー7番を聴いてきた。プログラムはシューベルト3番と、マーラー7番。で、どうだったか、というと。正直感動できなかったんだよなぁ(;_;)イスラエル・フィルということで相当精度の高い演奏を期待していった自分が悪かったのかもしれない。
弦はかなり良かったのだけれどね。管がいまいちだったかな、と思いました。フルートは頑張ったかな、とも思う。ちょっと音量小さかったけれどね。トランペットも5楽章は頑張った。でも。テナーホルンは、他の楽器を吹かなかったのね・・。DVDとか見ると、みな持ち替えているんだけれどさ。直前まで練習しまくっていて、大丈夫かなぁ、とか思ったら。。やっぱり微妙だった。
また、普通のホルンの人、オイオイって感じの所あって・・・。これで一人2万2000円かよぉ、って嘆いてしまった。演奏自体は、なんというか一楽章は遅く、2-4は速め。5はちょっとゆっくりめ。これ、CDになるときは、倉敷の演奏とあわせて、うまいこと編集されるんだろうなぁ。
メータって、もっときびきびした演奏を期待したのだけれどね。不完全燃焼でした。難しい曲だってのはよーく分かるんだけれどね。
人それぞれ感性は違うものだしさ。。でも、DVDのアバド/ルツェルンや、群響のライヴの方がよっぽど、気持ち悪さと爽快さが極っていた!って感じたものでした。
コンサートは当たり外れがある。仕方ないことですね。
ま、悪いことばかりじゃなくて、あの弦楽器の音が生で聴けた経験は素晴らしかったと思う。でも、当分、外国オケを国内で聴くのはよしておこう、と思ったのでした。
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今週の出張で読んだ本

2007年03月15日 | 本の紹介(ビジネス)
月曜日から、新幹線に計5回、あわせて3000キロくらい乗っただろうか?明日、明後日も800キロくらい乗ることになる。エクスプレスカードを持つべきなんだろうなぁ。でも、クレジットカードを増やしたくないし。困ったもんだ。
それだけ移動していれば、本を読む時間も結構ありまして、少ないながらも以下を読みました。


最初の適当論は、痛快というか、こういう気持ちで人生行きたいなぁ、と思えた本。手に取ると、多少ストレスが緩和されるかも。
適当論

ソフトバンククリエイティブ

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プロフェッショナル原論は、戦略コンサルファーム出身者から見たプロフェッショナルのあるべき姿についての本。私自身も、プロのサラリーマン(限りなく戦略系に近い仕事)のつもりなんですが、なかなか同調できる考えが多く、また発見もありためになりました。

プロフェッショナル原論

筑摩書房

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コスト削減というと、マイナス面ばかり見てしまう人が多いと思います。そういう人の話を聞くと、もう、ほんとうにどうしようもないなぁ、と思っていたのですが、その想いを伝えるのに適した本が出版されました。知らない人にとっては目から鱗ですね。

コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実

朝日新聞社出版局

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将棋に興味がない人は、ちょっと敬遠するかもしれないですが、あの有名になった瀬川さんの本です。上のプロフェッショナル原論に通じるところがありますね。

後手という生き方―「先手」にはない夢を実現する力

角川書店

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ふと本屋で、筒井康隆氏の文庫の新刊を見つけたので買いました。筒井ワールドになれていない人にとっては難しいかもしれませんが。。なんか懐かしい響きが感じられました。

ヘル

文藝春秋

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群馬交響楽団のマーラー7番を聴いてきた

2007年03月11日 | 趣味関係(食IT音楽を含む)
すみだトリフォニーホール。錦糸町駅から近い(禁止懲役って出たぞ?)ホールで、群響によるマーラー第七番を聴いてきた。高関氏の話は、ちょっと間に合わなかったのだが(隣りのビルで傘を買っていたら時間が・・・エレベータが不便なのね)、曲の方はじっくり聴くことができた♪
マーラーの交響曲第七番は、私にとってマーラーで第一に好きな曲であり、所有CDも37枚を数える(DVDを含めれば40枚)。しかしながら、実演で聴いたことがなかったのだった。その演奏が、3/11、17日と二週連続して都内で開かれるものだから、もう演奏者なんて関係なく聴きに行ってしまった。そして17日もチケットをとってある♪
やはり、CDやDVDでは、曲の全体像をわかっていなかったというか、普通のステレオ(SACDも含む)で聴いているだけでは、どこでどんな風に音がしているのかは、分からないものなんだと、一人納得している。
演奏自体は、ちょっと荒削りなものの、室内楽から大オーケストラまでの響きがしっかり伝わってきてすごい演奏だったと思う。1,3,5楽章が特によかったと思ったのだった。2,4楽章は、明るめのナハトムジークであったので、もうちょっと暗いイメージがあれば・・なんて。。演奏もしないくせに言っている(; ̄ー ̄A
パート別には第一Vnが頑張っていたように思った。コンマスと後方でほんのちょっとピッチが違うように感じられたところもあったが、全体としてまとまり良く気持ちよかった。あとティンパニは、かなり頑張ったんではないだろうか?ピッコロも、第五楽章のあのコンドラシンみたいなスピードをこなしていたのは圧巻。フィナーレは、オケがとんでもない音を出したこともあり、いや、地方オケびっくり、というくらい盛り上がったのだった。多少の管の乱れはよしとしよう!
終わった瞬間の拍手は、外国オケむけの、なんだかわからんがよかったのでは拍手と違い、観客の感動の結果ではないだろうか?

さて、今回の公演案内にも書いてあったが、今年は夜の歌がたっくさん演奏される。私が知っている限り・・・
3/11の群馬交響楽団、高関健(すみだトリフォニー)
3/17のイスラエル・フィル、ズービン・メータ(サントリーホール)
3/22のイスラエル・フィル、ズービン・メータ(倉敷市民会館)
5/13の芦屋交響楽団、黒岩英臣(兵庫県立芸術文化センター)
11/16の東京シティ・フィル、飯守泰次郎(オペラシティ)
12/14の都響、エリアフ・インバル(東京文化会館)
といったところ。このほかにもあるのかもしれませんが・・・。
ご存じの方は教えてください。
このうち、私が行くだろうのは・・あとはサントリーとオペラシティくらいかな?
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