Excelのグラフ機能は、慣れないと本当に使いにくいと思います。世の中にある簡単にグラフを作れるソフトが売れる理由がわかるなぁ、と。作りたいグラフのイメージがわかっても、それが普通にエクセルで作れるのかわからない。でも、この本なら、かなりのグラフが、少々トリッキーな手順を踏んで作ることができるようになる。Excel2003まで対応です。2007で同じようなのを出して欲しいところですが、まぁまだまだ世の中では2003が中心でしょうからね。この本を買うと、ウェブからマクロなどのダウンロードを求められます。トリッキーな手順を覚えるだけではなく、マクロを入手することで、より多くの作業負荷が減る感じ。同系統の本の中では3000円と高いですが、そのマクロを手に入れると考えたら安いものではないでしょうか?加えて、いろんな手順も覚えることができます。
私自身は、文化系大学出身でして、高校2年から文系コースを歩んできました。もっとも数学や物理が嫌いなわけではなくて、当時の先生が気に入らなかっただけ、なんですけれどね。大学在学中に、一般教養で物理学(実態は量子力学でした)を受けたり、近くのキャンパスにあった理工学部で、力学系の講義をとったりしていたので、少なくとも嫌いではない。
でも、高校レベルの物理すらわからないし、正直、数学も中学レベルしかわからないのではないか、というほど今では苦手になってしまった。
今、理系離れが起きているという。少なくとも団塊ジュニア世代までは、できる奴は理系へ、というムードだったと思い出している。私が過ごした地方の公立高校では、明らかに私学文系志望は、格下に見られたいたような覚えがある。理系の国立進学クラスと違って、先生にまともに相手にすらしてもらえなかった、というと言い過ぎだが、理系は偉い、みたいな雰囲気は明らかにあった。
でも今はそうではないらしい。経済学部が偉いんだそうだ。その背景と現実に起こりつつある問題をまとめている本。広く、ビジネスマンには読んでもらいたいと思った。
統計的にものをみるとどうなるか。難しい統計学だけが本当に必要とされているわけでもなく、データをどう見つめ、捉えてどう活用するのか?ということが必要とされているんでしょうね。ビジネスマンについて言うと、統計のスキルがなさ過ぎると思います。統計学を勉強してきても、いざ使うとなると、ソフトに頼ってしまって、思考ができない人もいる。この本は、その統計的な考え方の入門という意味ではとても良い本だと思います。
上の本が、入門だとすると、下の本はもう少し詳しく書いてあります。ブルーバックスだから、内容が軽いか?というと、まぁ、専門家から見れば軽いのかもしれないけれど、検定の意味など、かなりわかりやすく説明している。できれば、こちらの本である程度理解を深めて、実用に至って欲しいところだ。
リスク工学という視点、あまり知らなかったがそういう分野があるらしい。データを誤って読んでしまうリスクなども含めて、様々なリスクをどう想定していくべきなのか、について勉強になる入門書。こんなリスクも考えるんだ、という意味ではよい勉強になりました。ヒューマンエラーの本とあわせて読むと、様々な仕組み作りについてとても役立てると思います。
データを「見える化」するExcelグラフ大事典寺田 裕司シーアンドアール研究所このアイテムの詳細を見る |
私自身は、文化系大学出身でして、高校2年から文系コースを歩んできました。もっとも数学や物理が嫌いなわけではなくて、当時の先生が気に入らなかっただけ、なんですけれどね。大学在学中に、一般教養で物理学(実態は量子力学でした)を受けたり、近くのキャンパスにあった理工学部で、力学系の講義をとったりしていたので、少なくとも嫌いではない。
でも、高校レベルの物理すらわからないし、正直、数学も中学レベルしかわからないのではないか、というほど今では苦手になってしまった。
今、理系離れが起きているという。少なくとも団塊ジュニア世代までは、できる奴は理系へ、というムードだったと思い出している。私が過ごした地方の公立高校では、明らかに私学文系志望は、格下に見られたいたような覚えがある。理系の国立進学クラスと違って、先生にまともに相手にすらしてもらえなかった、というと言い過ぎだが、理系は偉い、みたいな雰囲気は明らかにあった。
でも今はそうではないらしい。経済学部が偉いんだそうだ。その背景と現実に起こりつつある問題をまとめている本。広く、ビジネスマンには読んでもらいたいと思った。
「理工系離れ」が経済力を奪う (日経プレミアシリーズ)今野 浩日本経済新聞出版社このアイテムの詳細を見る |
統計的にものをみるとどうなるか。難しい統計学だけが本当に必要とされているわけでもなく、データをどう見つめ、捉えてどう活用するのか?ということが必要とされているんでしょうね。ビジネスマンについて言うと、統計のスキルがなさ過ぎると思います。統計学を勉強してきても、いざ使うとなると、ソフトに頼ってしまって、思考ができない人もいる。この本は、その統計的な考え方の入門という意味ではとても良い本だと思います。
不透明な時代を見抜く「統計思考力」神永 正博ディスカヴァー・トゥエンティワンこのアイテムの詳細を見る |
上の本が、入門だとすると、下の本はもう少し詳しく書いてあります。ブルーバックスだから、内容が軽いか?というと、まぁ、専門家から見れば軽いのかもしれないけれど、検定の意味など、かなりわかりやすく説明している。できれば、こちらの本である程度理解を深めて、実用に至って欲しいところだ。
推計学のすすめ―決定と計画の科学 (ブルーバックス 116)佐藤 信講談社このアイテムの詳細を見る |
リスク工学という視点、あまり知らなかったがそういう分野があるらしい。データを誤って読んでしまうリスクなども含めて、様々なリスクをどう想定していくべきなのか、について勉強になる入門書。こんなリスクも考えるんだ、という意味ではよい勉強になりました。ヒューマンエラーの本とあわせて読むと、様々な仕組み作りについてとても役立てると思います。
リスク工学との出会い (リスク工学シリーズ)遠藤 靖典,伊藤 誠,掛谷 英紀,宮本 定明,岡島 敬一,村尾 修コロナ社このアイテムの詳細を見る |