企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

餃子の王将が中国進出

2005年02月26日 | 企業の一般的な話
餃子の王将が中国に進出というニュースは、餃子を中国へということで結構驚きをもって受け止められている。餃子の王将チェーンは、じゃぁ、中華料理を中国(といっても広いが)的に提供しているのか?というともう完全に日本料理だ。私も、過去一年間に2回ほど食べたことがある。なかなか拉麺も美味しかった。また、中華風料理も、食べやすかったのを覚えている。
彼らが、中国へ展開するというのは、伸びる中国という市場を狙うという意味で当然かもしれない。日本国内ではもう、人口が減少局面に入っていること。また、彼らが既に国内でそこそこのチェーン網を敷いてしまっていることから、魅力的な市場へ出ていこうとしているのだろう。彼らに勝算はあるのか?
もともと、京都の四条大宮で中華料理屋をしていた。現在は直営266店舗、FC191店舗とのこと。一応国内では1000店舗を目指しているとのことで、すぐに中国に出なければならないというわけではなさそう。売上は、389億円(これには、直営売上に加えて、FCへの卸も入っているのだろう。。詳しくは、IR情報を見ないとわからないが)彼らが、中国でビジネスができると判断した背景には、国内でのオペレーションで、多くの中国人を使っていることとも密接に関係しているのだと思うがどうだろうか?
中国人アルバイトたちを使いながら、彼らの味覚で料理の味を試していったのではなかろうか?そういうテストの結果、行ける、と判断したのだろう。また、それらアルバイトの中で、起業家的な人がいて、その人にも現地ビジネスに関係してもらうのではなかろうか?ちょっと注目して見てみたい。



「餃子の王将」大連に現地法人、中国全土で展開へ (読売新聞) - goo ニュース
コメント (2)
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