企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

独立して一ヶ月半

2010年02月22日 | 企業の一般的な話
本当は、もう少しゆったりした生活をして本もたくさん読みたかったのですが、営業活動に明け暮れており、更に、新しい仕事は種はしかけているものの、まだ成約には至っていないという情けない状態。まぁ、4月くらいまではこんな状態でも仕方ないと思うべきか?
経営者って孤独、身にしみてよく分かります。先の心配もいろいろありますね。仕事を取らないと、増資でもしなきゃまわらないわけで(汗)
で、あまり本を読めていないなかで、気になって読んでいる本、読んだ本、いくつか挙げておきます。

まず、統計データの見方・使い方。この本、とてもわかりやすくデータの活用方法についてまとめてあります。内容が古いのが残念ですが。。コンセプトは間違ってない。とても必要とされている本であると思います。この本の内容を発展させて、ビジネスデータに絞って本でも書こうかな?とか思いました。

統計データの見方・使い方
上田 尚一
朝倉書店

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で、関連する本でムックなんですが、確率と統計の基本をまとめてくれているニュートンの本。最初はこれから読み始めるのがよいのじゃないかな?素晴らしいできです。一つ一つは詳しくはないけれど、絵がいいです。視覚でわかる♪

確率に強くなる―「偶然」にひそむ数学法則 (ニュートンムック Newton別冊)

ニュートンプレス

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同じような内容ですが、文庫なので買いやすいかと。確率・統計の勉強にはよいですよ。題材が病気の話が多いので、若干、一般向けではないですが。。乳がんの話とか、データの中身については信憑性はわかりませんが、考え方としては間違っていないと思います。
ただ、いたずらに、確率的には大丈夫、と言っても、かかってしまった本人にとっては確率100%なわけです。乳がんに限らず、かかってしまったなら、手を尽くして回復し、また、後悔しないようにしたいものですね。

リスク・リテラシーが身につく統計的思考法―初歩からベイズ推定まで (ハヤカワ文庫 NF 363 〈数理を愉しむ〉シリーズ) (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ)
ゲルト・ギーゲレンツァー
早川書房

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ということで、後悔しないために、という本。有名になった本ですが、まだ読まれていないなら、どこかで手にされてはどうでしょうか?
癌で死亡するというのは、心臓病や脳卒中、そして事故や他の急な病気に比べると、考える時間もある。だからこそ、いろいろと後悔もしてしまうわけで。私は後悔したくないとは思いますので、この本もたいへん参考になりました。癌とか関係なく、後悔しない生き方をしたいものですね。以前、ターミナル・ナーシングとかの本もご紹介した覚えがありますが、そういう本が、もっと多くの人に読まれることを願います。

死ぬときに後悔すること25―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた
大津 秀一
致知出版社

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話は戻って、また確率の話。分数ができない大学生がいる、と言われますが、そういう意味では、確率や統計については、社会生活で結構必要なのに、基礎すら理解している人は少ないかもしれません。この本、翻訳なので若干わかりにくい部分はありますが、一読はしておいた方がよいでしょう。

たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する
レナード・ムロディナウ
ダイヤモンド社

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ロジカルシンキングができる人には、不要とは思います。一般には必要かもしれない本。というのは、ロジカルシンキングは、かなり練習を積んでも身につきにくいものです。この本の題材は、ちょっと不自然なトピックが多いのですが、考え方として二項対立という言葉で、うまいことまとめています。
全てが、YES/NOでわりきれるわけではないので、すぐ役立つか?というと疑問は残りますが、少人数でディスカッションしながら学ぶ上では使いやすそうな題材が載っているなぁ、と思いました。

究極の思考術―あなたの論理思考力がアップする「二項対立」の視点15
木山 泰嗣
法学書院

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コメント (2)
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