企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

「仕事をしたつもり」その通りだと思います

2011年10月06日 | 企業の一般的な話
社会人、とくに製造・販売職以外の労働者の仕事の内容(営業や作業ではないデスクワークをしている人)の仕事量って、どれくらいなのか?という疑問は常々持っていました。作業のロスや、段取りのロスということから考えると、仕事の半分以上は無駄または誰かの尻ぬぐいが多いのでは?と考えてきたのですが、もっと過激な内容で、楽しみながら読めた本です。
いかに、仕事をしたつもりになっているか?ということが多いのか、自身の経験と照らし合わせながら読んで行かれると良いでしょう。
年末に会って、年始にもすぐ会う人に、年賀状を送るべきか(個人的な私信がある場合は別)というと、やっぱりないと思います。そういう小さな事から大きな事含めた、仕事をしたつもりになってしまう要素を挙げて、著者なりに指摘している内容です。
新書版にしては、820円(税別)と、ちょっと高いのが気になりますが(厚さとか考えると適正価格は680円+税くらいかと)、でも、これなら!とおすすめできる内容と思いました。

仕事をしたつもり (星海社新書)
クリエーター情報なし
講談社
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東京オリンピックの招致の前に、帰宅困難が起きる首都圏の構造改革を

2011年10月01日 | 企業の一般的な話
2020年の五輪に東京都が立候補という話を耳にしました。
大震災の余震だけでなく、首都直下型地震が心配される中、帰宅困難者を多く出した東京において、その対策もろくにせずにオリンピック招致というのは、なんだか優先順位が逆のような気がしないではないですね。
その万が一の首都圏の地震が起きても、ほぼ問題無いと言い切れる状態になってから立候補すれば、と思います。復興ってそういうことだと思う。
2020年までに、いろいろ準備をすることになるのでしょうが、その途中、たとえば2019年に、直下型地震が起きてしまうかもしれず。その際に、スムーズに対処できる状態になっていないと、オリンピックの開催にも支障を来すかもしれません。
我欲を捨てて、復興を目指すとともに、同様の災害に対しての備えを行うこと、が今はこの日本の首都に求められるんじゃないか?と思うのです。
電話がつながらない、歩いて帰るしかない。東京は3/11の震災の影響で、震度5(強弱あるが)だったのですが、電車は止まり、駅は封鎖。道路は大混雑で本当にたいへんだったわけです。高層マンションは、エレベータが復旧せず。
これが、直下型で、電気・ガス・水道などが止まったらどうなるのか?その最悪を想定した備えをろくにせず、オリンピック招致ってのはどうも違うなぁと感じます。
都知事選、震災直後にやったばかりなんだよなぁ。なんだかなぁと思います。
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