企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

業務委託先に裏切られて

2012年01月29日 | 企業の一般的な話
5月決算の当社。陣容はまだまだ少ないのですが、業務委託をしていた人が何名かいます。現在もいますが。。
その中で、当期中(まだ8ヶ月目)に二人、結果的には裏切られてしまう形になってしまいました。
一人は、急に連絡が付かなくなった人。風の便りには元気にしているそうですが、私含め、その人が以前在籍していた会社の方にも連絡が付かなくなったようです。契約不履行について、通達もしたのですが反応なし。まぁ、当社としてはさほど大きな損害を受けなかったこともあり、まだ課題は残っているものの放置しているところです。
そして最近もう一人。取引先の一つから、事情があるので預かって欲しいという文脈で預かっておりました。その先からは直接は報酬を払えないので、当社経由で・・という流れだったのですが。まぁその報酬自体が少なかったこともあって(東京都の特別区の生活保護の収入を下回る程度だったので)、当社で仕事をつくって、まだ稼ぐ前段階ではあったのですが、それなりに上乗せしてお支払いしておりました。
こちらも、きちんと契約をして、ぶっちゃけ、業務の対価としてはかなりのっけて支払っていたつもりでした。
しかしながら、急に、取引先に泣きついて・・もう仕事やりたくない・・って伝えたそう。
契約関係はどこかわかっているのかな?と、思った次第。

あまり詳しく記載すると本人・周辺の方にもこちらを経由してわかってしまうかもしれませんので、詳しくは書きませんが。。
○その方の報酬の他に、その方の先のビジネスのためにかけたお金は100万円ほどになります。
○その方に関係して、新しく別の方と契約を交わすこと4件ほど
それらを引き継ぐこともなく、当社から連絡をつけられないという状態になってしまいました。

更に言えば、事務所の鍵や、貸与PCなども持って行ったままなんですね。
どんなつもりかわからないけれど、契約もあるし、急に入院した、とかそういうのでなければ、きちんと連絡した上で仕事を辞めて欲しいと思うのでした。ないところからお金をとれないだろうし・・・、訴えることができても、結果はどうにもならないだろうなぁ。。と
ちなみに二人目の方、先に連絡つかなくなった人のことについて、無責任だと言っていたくらいだったんですが・・
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2012年 新春のご挨拶

2012年01月01日 | 企業の一般的な話
新年明けましておめでとうございます。本年もなにとぞ宜しくお願い申し上げます。
昨年の話題、言うまでもなくたいへんな一年であったと思います。日本の地震、アラブ、ユーロ問題などなど、ちょっと思い出されるだけでもものすごく多くの出来事がありました。
1990年代後半に、ラット・イヤーと言う表現が使われたことがありましたが、2011年というのは、まさに情報がかけめぐり、情報に振り回され、また変化がたいへん早い時期であったように思います。
2012年は壬辰の年にあたるとのことですが、大きな変化が起きる年なんだそうですね。天災などによる変化以外は、多くは人が起こす変化だと思います。世の動きをしっかり捕らえながら、変化に対応してきたいものです。

2011年を振りかえって、情報の収集と、決断のあり方が、やはり課題だったのかな、と感じています。
原発対応、オリンパス、アラブの春、思い出してみてもトップの情報収集と分析力、そしてそれに基づく決断の失敗ばかりが印象に残っています。最近では、野田首相でしょうか。先輩に当たる方なので、応援はしたいとは思うものの、なぜに今増税?と感じるばかり。世界における日本のポジション、世界のインフレと日本のデフレ、など考えると、増税よりは庶民の景気回復が先かと感じました。
よく経済界という言葉が使われますが、これは輸出・多国籍系の上場企業とほぼ同じことかな、と思うようになっています。円安になると、円貨での利益額が見た目は大きくなりますからね。それに円安で、国内物価が上がりながらも、給与所得は増えず、で実質、内需の成長が見られなくなっても、かれら経済界の利益はあまり落ちない。

国民生活を優先することよりも、あらたな経済界&財務省という利権と民主党(否、野田政権)の利(これには公務員労組を含みます)が一致しているということなんじゃないか、なんて考え始めたところです。
大きな政府を目指すなら目指すで、そういうことをはっきりと選挙で明言して戦って欲しいなと。野田政権で決めたこと、もう一度選挙で問い直して欲しいようにも思いました。が・・その頃、マスメディアはどういう立ち位置にいるんだろうなぁ?

いずれにしても、世の中の動き、人の動きをしっかり見ながら2012年頑張っていきたいと思います。
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